>>怒りと憎しみをくべられ、燃え盛った漆黒の炎は、こうして連鎖していく。
こういう端的に核心を突く表現のセンスにいつも唸らされます。
フランダつれぇなあ…エンデも難しいなぁ…泣
ガウロはレギアーリを倒したくて、国を守りたくて、伴走する仲間を思う気持ちもある。おかしくはないけど、全てを内包した姿は傍から見ると狂ってる…。狂気の一貫性、ゾクゾクするぜ。
作者からの返信
続けてのコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!
ただでさえ話数も多く、固くて重い筆致という性質上、冗長になりがちな拙作なので、どうにか端的に表現をまとめて表したいなぁと思っています。
まぁ…そうそう上手くいかないんですけど(笑)、唸っていただけてちょっと胸を撫で下ろしています。
フランダとエランド、生き延びた二人にも宣言通りに着目していただき、本当にありがとうございます。
そしてこの物語には、エシューとレギアーリに次ぐ準主人公が何人かいます。その一人が、国を護る為に策を巡らせるガウロです。
仰る通り、ひとつひとつは正常な思考に思えますが、束ねた矛盾は他所から見れば狂気そのもの。彼を待つ運命もまた穏やかには済まないんですけど…フランダ達は勿論、どうかこの先の彼にも注目していただけると嬉しいですね。
ウルドの去り方が痺れます。
魔物が無条件に人間を憎悪するわけではないのですよね。
こうして別方向にも憎しみを連鎖させていくことになるなんて、本当にジャダナフのやっていることは酷く歪んでいるように思えます…。
フランダ将の姿が胸にきます。
ナシュレン将の側にいた彼女が、十将戦死の報を受けて堪えられない涙を流すのは、本当に辛く苦しい…。
そしてエンデ将がとうとう揺らぎましたね。彼女がガウロ達の新たな抑止力となるのでしょうか。どう動くのか注目です。
あああ!とうとう!
とうとうこの日が……っ!!(声にならず)
作者からの返信
続けてのコメント本当にありがとうございます、凄く励みになります!
ウルドにしてみれば、この戦は面白くない事づくめでした。そそのかしてきたジャダナフへは怒り心頭です。
この怒りの矢印に限らず、色々な方向へ様々な形の遺恨を残してしまうのが戦だと思っています。そこを汲んでいただけて、本当にありがたいです。
十将でもっとも若いフランダには、これだけの規模の戦も、それによって失われる命も初めてなだけに、辛さもひとしおです。
同様にエンデも、戦と犠牲を目の前に思い直すところがある様です。彼女達が今後どう立ち回っていくのかも、是非楽しみにしていただきたいです。
そして遂に、彼が戻ります。既に大満足のご様子ですが(笑)、今後も読み進めていただけると嬉しいです!
編集済
〝怒りと憎しみをくべられ、燃え盛った漆黒の炎は、こうして連鎖していく。〟
歴史の無常さ、戦いの虚しさを恐ろしく端的に表現した言葉に、総毛立つ思いです。
生き残った者達のそれぞれの恨みや惑いは、どれも真に迫るもので……。特にエンデの独白には、本当にやるせない思いになりました。
そして、最後!
ジェットコースターの如く揺さぶられた感情にとどめを刺され、思わずフリーズしてしまった……!
何と凄まじい絶望感…!!
これからの展開も、息を詰めて見守らせていただきます……!
作者からの返信
先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!
まとめ下手界隈で殿堂入りしかねない程には冗長になりがちなので、どうにか端的に…と、どの作品でも頭を悩ませがちなんです。
それだけに、こうしてお褒めいただけるありがたさときたら…シンプルに今後への励みになります、ありがとうございます!
独り自己を揺らがせてしまうエンデの様に、生き残った者には多くの煩悶が待っています。彼女達に思いを馳せていただき、ただただ嬉しい限りです。
魔軍南征が終わりを告げたのも束の間、聖都アズノロワへと飛ぶレギアーリ。息を詰める戦の後、更に畳みかける展開を意識したので…絶望していただいているところ申し訳ないんですけれど、私ホクホク顔です(笑)
というわけで…御作の執筆もお忙しい中の拝読、本当にありがとうございます。私も近日中に拝読に伺わせていただきます、どうか続きを読み進めていただけると本当にありがたいです!