どう読んでも大丈夫!

  • ★★★ Excellent!!!

 
 この作品、一話一話の文字数が適度なので、毎日少しずつ、空いてる時間に読む事ができます。
 ですが、完結済み、であるので一気読みするのもまた良し!
 それほどのボリューム感と「感情移入」できる作品です。

 序盤では「へえ〜?」
 中盤では「うひ〜!」
 終盤では「うおおお!!」

 そして、真の終盤。
 事件の後、この物語はどういったモノなのか、どういうことを伝えたかったのか、何故「ドッペルゲンガー」という題材を選んだのか。
 それを知ることができるし、識ることもできる。

 現代ファンタジーとは、空想の産物を現実に持ってくる、という意味合いではローファンタジーに分類できるのかも知れません。

 しかし、この作品に出てくる空想の産物は、本当に空想なのか。
 僕は限りなく現実だと思っています。

 サイエンスフィクションとしてもそうですね。
 擬似科学とは未来に於いて、実際の科学にもなり得ると僕は考えます。

 僕は感謝します。
 葛様と、葛様の作品に出会えたことに。

 そして、この作品を見つけてくれた、アナタにも。

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