概要
「別れなさい・・・。この世を消したくないのなら。」
【あらすじ】
21.0の視力をもつ黒川レイコは高校2年生。
飛びぬけた視力で、普通の人には見えない物が見える能力と宇宙的体幹をもっていた。
ただ、外の世界が見えれば見えるほど、自分のことは全くみえないという不安定な状態にいたため、孤独な学校生活を送っていた。
そんな時、水篠キナリと相良サヨという学校公認のカップルと同じクラスになる。
二人が一緒にいるのを見た瞬間、「二人が一緒にいると、この二人に関わる人は全て消滅する」ということが見えるが、それ以外のことはわからず戸惑う。
レイコは、とりあえず相良サヨに、水篠キナリと別れるように伝える。
すると、サヨは驚いた顔をする。
実は、彼女も少し前から声が聞こえていたのだと言う。
「水篠キナリと別れないと、この世界は消滅する。」と
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