概要
泉鏡花『春昼』、『春昼後刻』をコロナ禍の現代を舞台に脚色した戯曲
新型ウィルスの流行により、人と会うことが特別なこととなった現代。寺でワーケーション中の客人は人妻の「玉脇みを」とオンラインチャット中に自分そっくりの男が、みをそっくりの女性に寄り添う姿を画面上に見る。客人は必死でそこから逃げ出すが……。
時は変わって、その翌年の春。散策子は三浦の海に面した山間にあるお堂で「玉脇みを」という人物が残した歌をみつける。
時は変わって、その翌年の春。散策子は三浦の海に面した山間にあるお堂で「玉脇みを」という人物が残した歌をみつける。
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