概要
愛のなきゆゑ 歴史はをはらむ
ひさびさに寺山修司の全歌集を再読していたら、意想外に長歌がおおいことにおどろき、『そういえばおれもむかし長歌をつくっていたな』と髣髴いたしまして、みつかったぶんだけアップロードしてみたいとおもいました。読者諸賢は御存知のとおり、長歌といっても、単純明快に75調をながくすればよいのではなく、韻律には厳密な規則があるのですが、それすら識らずに詠んだものなので、御諒承ください。また、いつものことながら、文語に文法上のミスらしきものが散見されますが、懶惰なのでこのまま公開いたします。――追記。既存の作品が意想外に好評だったので、今後も、新作長歌ができたら、できるだけ此処で公開してゆくことにしました。たまに更新していないか、のぞいていただけるとうれしいです。