なかなか独自の文体が面白く読めました。
- ★ Good!
ところどころ難読文字があるのは、九頭龍さんの特色で、この文体はむしろ詩に合っているとすら思えました。ただ、韻律がイレギュラーなので、そこをきっちりしたり、あとは漢字が多いので、韻を踏んだりすると、ぐっと芸術性が増すように思いました。
内容は、愛の讃歌だったり、平和を望むものだったり、判りやすいもので、今一詩的でないのが残念です。けだし、詩というのは悟性と感性が研ぎ澄まされたものでないと、美しくないです。文体が面白いだけに、そこが残念でした。