第7回 角川文庫キャラクター小説大賞 優秀賞・読者賞W受賞 「姫君と侍女は文明開化の夢をみる~明治東京なぞとき譚」(伊勢村朱音名義) 角川文庫より「姫君と侍…
友達との待ち合わせより早く来てしまった明子さんは、初夏の紫外線から逃げるため、カフェに入ります。けれどそのカフェは、彼女いわく「BGMの趣味が悪い」。それもそのはず、その曲は、別れたヒモ……い…続きを読む
筆致企画に参加の作品。カフェに立ち寄るきっかけは参加作品によっていろいろですが。本作は「紫外線」がきっかけ。冒頭からなんだか目をやられるような陽射しを感じる作品ですが、全体がからっと明るく、テ…続きを読む
日傘欲しい。容赦なく降りそそぐ紫外線からあたしを守るために。とんでもない男からあたしを守るために。日傘……日傘……日傘が、欲しい。結局、ほだされているんだよね。ちょっとだけでも『好きなと…続きを読む
主役ふたりのキャラが立っています。ゆあんさんの自主企画にこうきたか。素晴らしい短編でした。ラストが、まるで映画のワンシーンを見てるようで、女性の気持ちがとてもリアルで素晴らしい佳品です。
もっと見る