★★★ Excellent!!! 男前な彼女も、紫外線には弱かった。。。 たまきみさえ サバサバしててかっこいい女子ほど、ダメンズに惹かれてしまう。 恋愛においてよくあるそんな不条理に、「そうなのよね」と思わず頷かずにいられませんでした。 明子の心理の流れが細やかに描かれる中、ふとしたことでとても自然に、抗いようもなく智昭に引き寄せられる様子が巧みに表現されていて、ラストの男前ながらかわいらしい明子へすんなりと繋がっていきます。 全体的に、手でさわれるような質感があって、ジリジリと紫外線が降り注ぐ広場に、自分もいっしょに立ってる気分になりました。 レビューいいね! 2 2021年5月14日 18:38
★★★ Excellent!!! 人のことを拳でぶん殴ったのは、後にも先にも奴にだけだった。 肥前ロンズ 友達との待ち合わせより早く来てしまった明子さんは、初夏の紫外線から逃げるため、カフェに入ります。 けれどそのカフェは、彼女いわく「BGMの趣味が悪い」。 それもそのはず、その曲は、別れたヒモ……いややる気のない……じゃなくて優しすぎた恋人がギター片手で歌っていたものだったからです。 外は紫外線、中はBGM。……あれこれまさか? 逃げる場所がないぞ、明子さん! どうする!? →たたかう どうぐ ともだち さあて再び戦闘BGMは流れるのか! それとも……? レビューいいね! 1 2021年5月10日 22:29
★★★ Excellent!!! 紫外線を避けたくて。 竹神チエ 筆致企画に参加の作品。 カフェに立ち寄るきっかけは参加作品によっていろいろですが。 本作は「紫外線」がきっかけ。冒頭からなんだか目をやられるような陽射しを感じる作品ですが、全体がからっと明るく、テンポよく展開します。 よくよく考えると、悲惨な状況の明子なのに、明るいと感じるのは彼女の強さなのか名前の効果か(違うと思う)、紫外線のおかげなのか。 残念めな智昭の変化が本物なのか偽物なのか、読後感がいいのに、やっぱりよくよく考えると不安になってくる、なーんて明子の今後を想像しちゃいます。 爽やかで楽しい作品、おすすめです。 レビューいいね! 5 2021年5月10日 19:34
★★★ Excellent!!! 日傘とひもと、アイスとホット えーきち 日傘欲しい。 容赦なく降りそそぐ紫外線からあたしを守るために。 とんでもない男からあたしを守るために。 日傘……日傘……日傘が、欲しい。 結局、ほだされているんだよね。 ちょっとだけでも『好きなところ』が残っていると。 レビューいいね! 4 2021年5月10日 17:43
★★★ Excellent!!! 最高に素敵なラストシーンが、ここに。 雨 杜和 主役ふたりのキャラが立っています。 ゆあんさんの自主企画にこうきたか。素晴らしい短編でした。 ラストが、まるで映画のワンシーンを見てるようで、女性の気持ちがとてもリアルで素晴らしい佳品です。 レビューいいね! 5 2021年5月10日 10:16