筆致企画に参加の作品。
カフェに立ち寄るきっかけは参加作品によっていろいろですが。
本作は「紫外線」がきっかけ。冒頭からなんだか目をやられるような陽射しを感じる作品ですが、全体がからっと明るく、テンポよく展開します。
よくよく考えると、悲惨な状況の明子なのに、明るいと感じるのは彼女の強さなのか名前の効果か(違うと思う)、紫外線のおかげなのか。
残念めな智昭の変化が本物なのか偽物なのか、読後感がいいのに、やっぱりよくよく考えると不安になってくる、なーんて明子の今後を想像しちゃいます。
爽やかで楽しい作品、おすすめです。