男前な彼女も、紫外線には弱かった。。。

サバサバしててかっこいい女子ほど、ダメンズに惹かれてしまう。
恋愛においてよくあるそんな不条理に、「そうなのよね」と思わず頷かずにいられませんでした。

明子の心理の流れが細やかに描かれる中、ふとしたことでとても自然に、抗いようもなく智昭に引き寄せられる様子が巧みに表現されていて、ラストの男前ながらかわいらしい明子へすんなりと繋がっていきます。

全体的に、手でさわれるような質感があって、ジリジリと紫外線が降り注ぐ広場に、自分もいっしょに立ってる気分になりました。

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