言霊を追う喜びと、二人称小説の妙に酔いしれる。

タイトルに惹かれて飛び込んだ先の世界は、二人称で語られるどことなくエキゾチックな旅の話。リズミカルな文脈、書き手の想像力が水脈の如く溢れる世界観。短い作品ですが、これぞ言霊を追う醍醐味、これぞ読書の楽しみといった愉悦を味わえます。

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