誰かが誰かを思う度

人の心、人の言葉、
溶けて消えてしまうことが多いけど、
きっとどこかで、なにか積み重なってゆく。

物書きの仕事は、
その言葉を形にすること。

恐怖であれ、悲しみであれ、
喜びであれ、愛しさであれ、
言葉にしてしまうと陳腐といわれるものを、
装飾し、時には削り取り、
そして形ができる。


この二人の物語を書くのであれば、
きっとこうでなければならなかったという一つのカタチ。


今の「嘘予告」バンザイな短編の数々に反旗を翻したい人は、
是非読んででほしい。