見事な恐怖。

暗闇と恐怖。
これほど相性が良く、そして表現の難しい恐怖はないと思う。
技量がない人間が書くと、どこかでわざとらしさが出てしまう。

そう、だからこそ、こういう形で恐怖を表現できるのは、
素晴らしいと思う。

前半の、
重ねてきた経験を感じさせるリアリティある競技の様子。

アレがあるからこそ、後半の追い詰められ方にも真があるように思える。


是非、目を瞑れば誰かが囁いているように感じる貴方には読んでほしい作品です。