かの猫は鳴く

前半は、だまされながら読むと、
ほのぼのとした気分になる。

けれども、たしかにその操られる言葉の数々、
描かれる情景に罠が仕込まれている。


やさしい風景のなか進む物語、
後半のいくつかのイベントもまた、
まだ、温かく見守れる。


けれどもだ。
これは確かにホラーなのだ。


読後に残るのは、一握りの不安。


ねえ、なにがおこったの?



さて、落ち着かない気分を味わいたい貴方にはおすすめのこちらの作品。
ぜひ、読んでみてください。