彼と彼、こことそこ

この小説のラストの余韻、最高です。

悪い夢、を見ているかのような空気感。
完成度の高い不気味な小説です。

テンポよく物語が進む?
いやいや、だからこそ怖いのだろう。

彼と彼、
彼がいた場所と彼がいることになる場所。
なるほど、僕らはそれに気がつけないのだという、
恐怖。


あとからじんわりクル。


いつも一緒にいる友達が、
二人以上いるリア充には是非読んでほしい作品です。