編集済
第一集 荒野にてへの応援コメント
田鶴様の「迷える子羊の読書録」での紹介から、これは面白そうだと思ってこちらへやってきました。
うん、やっぱり私の直感は間違ってなかった (笑)
実は私、自分でも歴史・伝奇小説を書いてまして、和風・中国風を問わず読むのも大好きなんですが、最近、戦国時代を舞台にした転生 or タイムスリップものの供給過多に飽き飽きしてたんです。
こういう本格的な伝奇小説が読みたかった。
文章表現もこなれていて、プロの作家さん顔負けですね。
楽しみに読ませて頂きます。
作者からの返信
ありがとうございますー。
確かに最近、転生・タイムスリップからのIF歴史モノが多いですよね…。古くから『戦国自衛隊』とかありましたけど、どうしても自分で書く気にはならないジャンルなんですよね、あの辺りって…。
長めのお話ですので、のんびりと楽しんでやってくださいな。
第五十七集 歴史の影へへの応援コメント
馬超と姜維はすれ違ってたのか
馬超が生きていれば絶対に蜀の軍門には下らなかったでしょうね
作者からの返信
感想(&完走)ありがとうございますー!
この話を書いた動機のひとつではあるんですが、三国志演義を始め、世に出てる三国志題材の作品だと、大体この涼州の話は、メインの劉備・曹操・孫権らと関わらないからか、サラッと流されたりバッサリカットされちゃう部分なのですよねぇ。(場合によっては潼関で曹操に敗れた馬超が、次に出てくるのが劉備と合流する時っていう…)
なのでゲームなどで馬超が史実よりも延命して、姜維と仲良くしてるシーンが出ると、正史読んだ人からするとモヤモヤするっていう現象が起きがちでしてw
第五十五集 妬みと憧れとへの応援コメント
緑風子ぃぃい!!(絶叫
第五十集 少年たちの決意への応援コメント
甘いなぁ
第四十九集 怨恨の鎖への応援コメント
後に同僚となる二人にこんな怨恨が……
第三十四集 巡る因果への応援コメント
エモいすなぁ
作者からの返信
二人にとって二重の意味で対になる相手にしたくてですな。
話が出来すぎではという自問自答もしつつ、こんな形になりました。
しかし立ち塞がる強敵が「黒衣と赤い剣」というビジュアルは、今思うと狙いすぎた感がありますw
第二十九集 左賢王の想い人への応援コメント
蔡文姫の事かな?
作者からの返信
まさにそれですな!
その話も入れようと思ったのですが、長々と本筋から逸れた挙げ句、作中時期の関係で中途半端に終わるので、短編作品で独立させて(公開済)、こちらではあえて名前を出さない演出にしましたw
第二十三集 撒かれゆく種への応援コメント
緑風子絡みの話かと思いきやママンだったとは(笑)
作者からの返信
ご感想ありがとうございますー。
構想段階ではそっち方面でも考えておりましたが、王異さんの逸話(史書記述あり)に絡めた、こちらのネタに落ち着きましたw
第五十七集 歴史の影へへの応援コメント
余韻の〆でした。
馬超は五虎将軍のひとりという英雄的イメージが強いので、敗残者として描くのはなかなかのものだと思います。史実に詳しい人たちの間では、馬超ファンとアンチ馬超ではどちらが多数派なのでしょう?
作者からの返信
実際問題、正史における馬超は「全国指名手配されたテロリスト」ですからねぇ、言ってしまえば。
一方で正史の劉備、関羽、張飛の三兄弟って「杯を交わしたヤクザ者」であり、漢王朝への忠義は強いが曹操は認めないっていうのは、「政権与党を全否定する極右団体」なのですよw
そこを踏まえると、「劉備が馬超を受け入れる」のも、「劉備軍古参からは嫌われる」のも分かりやすいかなとw
ちなみに正史知ってる人なら、割り切ってるので、別にアンチはいない印象ですよ。
「まぁ馬超はほぼ蛮族だしなw ブチキレて暴れてなんぼよw」と眺めてる感じですw
第五十五集 妬みと憧れとへの応援コメント
ここは第二のクライマックスでした!
ふたりは実の兄弟だったのですか!「師父」と「求仙道」が誰を指す言葉だったのか見失ってしまいましたので整理し直して頂けますか?
この戦闘シーン、かなり現実離れし過ぎているので、最初は面白さ半分、馬鹿馬鹿しさ半分で拝読していたのですが、いつの間にか白土三平か山田風太郎の忍術合戦のような世界に引き込まれてしまっていました。
ここでも、最後に奇妙な安らぎが、あまりにも切なく詠われて行きますね …
作者からの返信
いや実の兄弟ではないですなw
求仙道は「流派の名前」であって、内部関係は大体が師弟関係ですね。
ここの場合、鐘離灼の師父(師匠)である鐘離玄が、実は実父でもあったという話ですな。
緑風子からは、鐘離玄はあくまで年の離れた師兄(兄弟子)であるってだけで、ただ鐘離灼を「実の兄のように慕っていた」って話ですw
ちなみに『三国志演義』の方でも、幻術を操る道士に呪い殺されたり、戦死した関羽が亡霊として出て来たりするので、その意味ではこの辺も演義要素と言えますなw
第五十四集 激突への応援コメント
趙月は実在の人物ですか?報復の応酬が壮絶です。
作者からの返信
趙月ももちろん実在人物です。ただ記述が少なく、この「祁山の戦いで、趙昂と王異の子である趙月は馬超軍として参陣したが、馬超はそれを殺害し首を城壁に投げた」と書かれていて、逆にそこにしか名前が出てこない人物なんですよ。
「馬超が冀城から追い出された際、城内にいた妻子が惨殺され城壁に吊された」
「馬超の長子である馬秋は漢中にいて難を逃れたが、馬超が蜀に亡命した際に漢中に留まり、曹操軍の到来で処刑された」
などが正史の記述ですね。
そこに張玉蘭の「赤い光」の逸話とかを絡めた鐘離灼を登場させつつ、こういう流れで創作したわけですなw
ちなみに物語によっては(馬超よりの場合だと)、趙月が実際にスパイとして描かれている物もあるので、そこも「馬超はそう信じた」という形で残しました。
第五十三集 霧中の開戦への応援コメント
弓の一斉射も映画やドラマではお馴染みのシーンですが、射程はどのくらいだったのでしょうか。いずれにしろ、あんなのは浴びたくないものです。
作者からの返信
当時主流の短弓ですと、特定の的を狙い撃つなら百メートル。
曲射による一斉射撃(放物線を描いて雨のように矢が降るアレ)なら二百メートルくらいと言われてますね。
なので馬超軍が陣取った半里(二百メートル)は、敵の砦に斉射はできるけど、相手が城壁から大将を狙撃するには遠いというギリギリのラインって感じです。
そこを理解した上だと、中盤における呼狐膽の「一里先の鹿を一矢で仕留める」という描写が、趙英も冷や汗ながすほど化け物じみてるのが伝わるかなとw
第四十九集 怨恨の鎖への応援コメント
また一つ、ここから姜維の物語が動き出してもよさそうな … 歴史は知りませんが。
そう言えばゲームでも雑魚キャラとして姜維の名前を見かけたような …
にしても王異おばちゃん、「こっち側」陣営の中の憎まれ役だ。
作者からの返信
実はこの姜維は雑魚どころか、三国志後半における主要人物になるのですよw
何しろ天下が三国に別れた後、色々あって蜀に亡命し、かの諸葛孔明の後継者に選ばれるほどの名将でございますw
『三國志演義』などで彼が登場するのは青年時代になってからなのですが、史実では涼州出身で、少年時代に涼州に住んでいた事から、今作でもゲスト登場させてる形なので、実は三国志ファンがニヤニヤできる要素として入れておりますw
第四十六集 仇討ちの先にへの応援コメント
ペーソスに引き込まれました。
また、仇討ちエピソードが最終クライマックスに据えられていない点も、いかにも歴史小説らしい広がりが醸されていて納得です。
作者からの返信
お褒め頂きありがとうございますー。
書いてる本人も書きながら泣いてましたw
要素分解すると、メインキャラ三人の内の呼狐澹の目的が達成って部分ですね。キャラ的にボスキャラ感が強い何冲天ではありましたが、残り二人の目的が残るという部分でw
第四十三集 枹罕包囲への応援コメント
三国志もののドラマなどでも、敵の大軍に向って「やあやあ我こそは … 」とばかりに単騎で挑みかかって行く豪傑の姿がよく描かれますが、そういうのどかな戦闘スタイルの通用する時代だったのでしょうね … ?
作者からの返信
実はああいう一騎打ちって、後世の小説『三國志演義』や京劇演目の影響で、映画やら日本における翻案作品(漫画、ゲーム等)にも伝わったんですが、実はほとんどが後世の創作なんですよねw
日本における源義経(牛若丸伝説)みたいなもんでw
影響の大元になった『三國志演義』は、そういう一騎打ちなどの見せ場を作ったり、かなりの悪行を働いていた奴を善人にしたり、逆に賛否両論くらいの人物をコテコテの悪役にしたり、本来バラバラで戦ってた連中を同盟決起した話に変えたり、あるいは道士などが出てくると幻惑術や妖術を使ったりと、かなり伝奇色が強いんですよ。
今作の紹介文で書いた「基本の流れは正史ベースですが、意図的に演義要素も残している部分もあります」っていうのは、そういう事なんですw
第三十九集 九天神功への応援コメント
この章に関しては、異世界ファンタジーに於ける魔法や特殊能力に関する記述同様、少し退いてしまった友未でした。折角の格調が崩れませんように!
作者からの返信
この辺は書いてる時も危惧しておりましたw
雑記の方で長々とボヤきましたので詳細は省きますがw
▼雑記置場 - 【西涼女侠伝】奥儀・九天神功に関して危惧する部分
https://kakuyomu.jp/works/16816452218871395908/episodes/16816927859374857016
第三十八集 死中求活への応援コメント
安倍晴明の陰陽術は、ここに描かれた道術と関係あるのですか?
作者からの返信
日本における陰陽道は、大陸から入った陰陽五行説がベースになってますので、広義の意味では同じ道教の流れですね。
ユダヤ教とキリスト教のネストリウス派、カトリック、プロテスタント、更にはイスラム教なども「どれも旧約聖書から始まるので、全てもとは同じ」と言うくらいの広義ですw
第三十六集 二人の約束への応援コメント
意外な展開ですね!二人を姉弟、師弟のような友情関係でしか見ていませんでした。
ちょっと危ない面白さです。
作者からの返信
二人の関係に関しては実際にどう落とし込もうか悩んだんですが、(作中で書くか家内は別にして)幸せな晩年を迎えてほしいと思ったら、将来的にくっついてくれた方がいいかなという結論で、こうしたやりとりも入れましたw
第三十五集 嵐中の敗走への応援コメント
水城さま、とりあえずこちらの章まで拝読いたしました。
様々な面白さの絡み合った千変万化の大冒険譚で、歴史小説とはあまり縁のない友未もたっぷり楽しませて頂くことができました。何よりも、きびきびした文体と、いかにも長編大作らしい多様で複相的な視点と価値観による鳥瞰性が魅力的です。砂漠や山々を背景に旅する三人の主人公の姿が生き生きと浮かび上がって来ます。折角ですので、企画後も少しずつ最後まで読み継がせて頂きます。
6月10日くらいにUP予定の「ストックブック」の「証しの里」のページに、簡単に御紹介させて頂く予定です。
作者からの返信
いやはや改めてありがとうございますー。
特に終盤、六章から七章にかけての盛り上がりや泣き所の乱舞は、自分の中でも「他の作品でコレを超えられるんだろうか…」状態になっておりますw
お時間ある時に、のんびりとお楽しみください!
第三十四集 巡る因果への応援コメント
「俺の家族はな……、お前の父・樓蘭によって皆殺しにされた。そして俺だけ生き残ったのだ。」とは何と因果な … 。味があります。
「冰霄」対「獄焔」、恰好いい!
作者からの返信
ありがとうございますー。
この何冲天は、趙英と呼狐澹の双方にとって「暗黒面の鏡」って立ち位置にしたくてこうなりました!
ただ黒衣に赤い剣という見た目は、アレに寄せ過ぎたかもとは思いますがw
第二十七集 匈奴の大地への応援コメント
三国志など、歴史的知識には乏しい友未ですが、”余談だが、南匈奴は固有の文字を持つ前に漢人と同化し … ”以下の言葉文明への言及や、”だが過去の戦いで援軍を請われた時は全て同じ「これは漢の皇帝陛下の為の戦いだ」という言葉が共通していたという。”といった入り乱れた歴史の動きの叙述の部分、また、”多羅克の悲し気な目に、趙英も緑風子も押し黙るしかできなかった”以下の民族的哀しみを俯瞰して行くような辺りに、作品世界の深みや拡がりを感じて惹かれます。
作者からの返信
ご感想ありがとうございますー。
歴史的に見ると、後漢末から三国時代って、連年の戦争戦争で漢人の人口が激減していた中での人手不足で、各地の群雄がこぞって周辺異民族を内地に引き入れてた時代でもあるんですよね。
それなのに極端な華夷秩序から「野蛮な夷狄どもは、文明人の漢人様に黙って従え」と踏みつけられてたっていう…。
その結果この百年後に、「もう我慢の限界じゃー!」とばかりに漢人を南に追いやって色んな異民族が国を乱立させる五胡十六国(大きく分けて五種の異民族が、中華におよそ十六国も国を建てるの意味)の時代になるわけですな…w
第十五集 趙英の危惧への応援コメント
水城洋臣さま、「証の里」へのご参加、ありがとうございます。
この章、笑わされてしまいました。
作者からの返信
こちらこそ、読んでいただきありがとうございますー。
ここはこう、趙英のキャラをより明確に立たせたい部分も然る事ながら、この後はドドっとシリアス展開が続くので、この辺で力を抜いておきたい部分もありまして…w
終幕 天のみぞ知るへの応援コメント
完結お疲れ様でした。
武侠小説でいて、某奇妙な冒険のような駆け引き&バトルのストーリーでいて、手に汗握る時間を過ごさせていただきました。
他の作品との「リンク」も、それらを読んだ者としては嬉しいところでした^^;
面白かったです!
ではではノシ
作者からの返信
読破・感想ありがとうございますー。
最後の一騎打ちシーンだけ明確にヴィジョンがあって、そこに向けて右往左往しながら何とか辿り着いた感じでした。
ちなみに既出作品とのクロスオーバーも勿論ですが、現状では企画段階の作品、アイデアが固まってない作品で出していくだろう物も各所に残していますし(目立つ所では宝剣の話とか)、今後とも気が向いたらお付き合いくださいw
改めてありがとうございました!
第三十集 受け継がれしものへの応援コメント
「荒野の復讐剣」キタコレ!(笑)
まさにユニバース。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
『荒野の復讐剣』の作中でも、「親戚を頼れ」とか「顔も知らないのに今更…」とか、度々言及されてた「漢陽郡にいる親戚」ってのが、まさに今作の中心になってる冀城の趙家だったわけですな。あちらの時点では二代くらい前でしょうがw
第二十九集 左賢王の想い人への応援コメント
おお。そういえば、思い出しました、あの話。
つながってますね(笑)
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
何だかんだで自作品は全て「同一ユニバース」として扱ってますからねw
第二十八集 素朴な民への応援コメント
左賢王って、そういう意味だったんですね。
浅学なもので、初めて知りました。
呼廚泉って、そういえば「龍狼伝」に出て来たなぁ。
この物語では、どう動くのか。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
ありがとうございますー。
匈奴の体制だと単于が皇帝ポジションにあり、封建体制のような形でそれぞれ数千~数万騎を擁する諸侯王ポジションがいて、名称はそれぞれに左右称号に別れた賢王、谷蠡王、大当戸、骨都侯などなどがあり、中でも一番上が賢王。
そして伝統的に次の単于(皇太子ポジション)は左賢王に就任する……、らしいですねw
実はこのエピソードを書いた前後に短編作品『ただ鴛鴦を羨みて』を出していて、そちらでは同時期の南匈奴を描いたので、(読む順番によって)本作のスピンオフだったり、あちらのキャラのゲスト出演だったり、といった常連客ニヤリを意図して入れたんですよね、この南匈奴のエピソードw
終幕 天のみぞ知るへの応援コメント
完結おめでとうございます。
牛歩ながらも最後まで読ませていただくことができました。
ここまで文化面で深く三国志を掘り下げた作品を、プロアマ問わず昨今見たことがなかったので非常に楽しんで学ぶことができました。それでいて大河ロマン、アクション小説としてのエンタメ性を維持したうえで見事に最後を締めくくったのは本当に素晴らしかったです。
ある意味においては純真であった馬超と、主人公の趙英。それぞれに謀略に振り回され、多くを喪いましたが、それでも喪失の過程で新たに得たもの、そして守りおおせたものの有無が二人の顛末の明暗を、わずかながらに分けたといったところでしょうか。
執筆お疲れ様でした。
次回作にも是非とも期待させていただきます。
作者からの返信
最後までお付き合いありがとうございました。
フィクションと史実、両方の出来事が相互に絡み合って、フィクションに説得力を持たせつつ、史実の余白を埋めていく伝奇小説スタイルが好きなのもあって、自分もこういうのが書きたいという所から出発しました。
そして舞台にした涼州動乱も、演義ベースの作品だと「潼関で曹操に敗れた後、馬超が次に登場するのが漢中から蜀へ亡命するシーン」って事があまりにも多かった事から選びました。
演義はあくまでも劉備を主人公(正義)として描いた義侠物語という関係上、その仲間になる馬超を義侠心あふれるキャラクターに盛ってる事で、涼州動乱は黒歴史扱いって事なんでしょうが、正史で考えると馬超が(良くも悪くも)最も輝いたのが涼州での二年間だと思うんですよねぇ……。
そして個人的に、枹罕の宋建とか、西平の閻行とか、ここまでフォーカスしたのは、日本では他にいないんじゃないかとも思ってますw
そんなこんなで中国史に絞ってではありますが、長編・短編あわせて色んな作品を書いており基本は同一世界観なので、人物解釈とか、キーアイテム(今作の宝剣等)とか、違う時代を舞台にしていても共通設定を引っ張ってます。
もしご興味が引かれましたら今後ともよろしくお願いします。
重ねてありがとうございましたー!
第五十六集 暴龍を討ち取る者への応援コメント
今まで縁を結んだ諸勢力が結集する展開が熱い。
作者からの返信
少年漫画的な王道展開を目指し、初期の頃からこのシーンに至る事を前提で書いてましたからなw
(馬超軍が祁山に攻めて来る事が史実である点は別にしても)作劇的に「何冲天との月下の死闘」より盛り上がらないといかんですしねw
第五十五集 妬みと憧れとへの応援コメント
ちょ、馬超と趙英の一騎打ちの結果が気になる!
盛り上がって来ましたね!
次回楽しみにしております。
作者からの返信
実はもう次のエピソード自体は書き上がってるので、今日の夜にでも上げようかなと思っております。日曜の夜ですしw
第四十九集 怨恨の鎖への応援コメント
まさに血で血を洗う抗争。
なかなかえぐいですよね。
作者からの返信
正史における冀城奪還の話も、この辺は史書に克明に書かれていて、めちゃくちゃインパクトに残りますからねぇ…。
ただ演義だと(後で劉備に仕えるという逆算で)馬超を正義の義士に描くために、正史での「馬超の反乱に連座して父や弟が殺された」という話を、「曹操が危険分子の馬騰を都に呼び寄せ謀殺し、馬超はその復讐戦をした」と真逆に変更してるので、演義ベースの作品で涼州動乱が丸ごとカットされがちな原因になっているのですわ…w
第三十九集 九天神功への応援コメント
両刃の剣だが、これはすごい戦力アップになりそう。
作者からの返信
(プロット時点で決まっていた為、伏線も撒いたんですがそれでも)ちょっとご都合主義的かなという危惧があるんですが、あんな負け方した以上、この位のテコ入れバフがないと、逆に説得力のある勝ちの目が見えてこないですからなぁw
第三十六集 二人の約束への応援コメント
まさか、この二人がこんな仲に。
男装の麗人×ショタ。
作者からの返信
この二人を恋愛関係にすべきかどうか結構な熟考しまして、結果としてくっつけようと結論が出ました。
まぁ、属性に関しては、完全に個人的趣味が全開なわけですがw
第三十五集 嵐中の敗走への応援コメント
何冲天強い!
作者からの返信
書いてて無意識に寄っちゃってたんですが、黒衣、赤い刃、泰然とした雰囲気が何だかこう、(自分で言うのもなんですが)ベ〇ダー卿みたいなイメージの何冲天さんw
第三十集 受け継がれしものへの応援コメント
ここで趙娥が出てくるのか。
いやあ巧みですね。
作者からの返信
『荒野の復讐剣』を書いてた時から、史書で書かれていない趙娥の晩年期の設定からこのシーンに至るまで全部固まっていたので、やっと出せたという感じですw
第二十九集 左賢王の想い人への応援コメント
そりゃ、才女だから荘子をそらんじるぐらい朝飯前でしょう。
作者からの返信
当初はここで語ろうと思った多羅克の話はこちらになりますw
▼『ただ鴛鴦を羨みて』
https://kakuyomu.jp/works/16816700428315103645
第二十五集 開戦の狼煙への応援コメント
旗指物なんていくらでも調達できる。
でも、馬超も龐徳も脳筋だからなあ。
作者からの返信
脳筋なのもそうですが、ことに馬超に関しては「韓遂と仲良くしなくていい理由」が欲しいタイミング、っていう話ですわな。
第二十三集 撒かれゆく種への応援コメント
彊屍もすぐ近くにいますねえ。
作者からの返信
最初期のプロットでは、ここで実際にキョンシー出そうとしてたんですけど、カットした流れ(代わりに『屍山血河の国』のキッカケ)で王異さんの逸話と併せて名残りだけ残しましたw
幕間 夫人たちの会食への応援コメント
王異さん。
ガッチガチの儒教思想の信徒すぎて現代人には……。
作者からの返信
馬超と王異の二人に関しては、史書を読んだ時の「この人怖い……」って思った部分を、意図的にそのまんま残してますからねw
第十九集 父との再会への応援コメント
良い父上だ。
時代背景を考えると規格外に出来た方ですね。
作者からの返信
趙昂自身は史書の記述が少なく人物像が見えづらいんですが、妻の王異のエピソードから察するに、かなり尻に敷かれ……、もとい優しい人だった事が伺えるんですよね。
特に史書では名前だけしか残ってない娘の趙英をこういうキャラ設定にした以上、王異との間に入って緩衝材になってくれないと「ついカッとなって殺(や)った」案件になりそうな気しかしないので、結果として相当な苦労性かつ空気読めるパパになりましたw
第十五集 趙英の危惧への応援コメント
楚々とした佳人とはいかないでしょうが、この反応は酷い。
乙女の心を傷つけた罪は重いゾ。
作者からの返信
無意識に率直な感想を言っているであろう呼狐澹と、意図的にイジり倒しているであろう緑風子の対比もミソですw
第六集 襄武城の刺客への応援コメント
ここで呼狐澹の仇敵登場。
かなりの腕前のようですね。
作者からの返信
ここ書いた時は「登場ちょっと早いかなー」と思ったんですが、謎の人物である点は変わりないし、インパクト付けにはいいかなと思っての登場タイミングでございましたw
幕間 母の夢への応援コメント
お久しぶりに拝読しました!
三国時代に武術はなかったっけ……とちょっと調べてみたところ、「拳打」と「角抵」という打撃と組み技の原型は三国以前からすでにあったようです。実際、体系化されるのはずっとあとになりますが。
さておき、拳法の身体運用というのはいいですよね、無理に力のみに頼らず、纏糸勁であったり粘勁であったりを駆使して、研ぎ澄ました技で敵を制す! もっとも、実のところやはり、肉体の錬磨をおろそかにしていては実戦で使い物にならないのですが。
とまあ、わかったような口をききまして済みません! 空手(あとボクシングと剣道を少し)やってたもので、武術の話となると熱くなる癖があり、失礼しました。今回はずいぶん時間が空きましたが、また時間をみつけて読ませていただきに伺いたく思います!
作者からの返信
毎度ありがとうございますー。
武術自体は本文中にもあるように「原形となる物は存在していた」わけですが、やはり体系化して広く伝えるようになったのは、唐代の嵩山少林寺からなのですよ。
流派が多岐にわたって民間にも広く定着したのが宋代なので、一般的な武侠小説はほとんどが宋代以降が舞台ってのが多いんですよね。
自分もちょっと齧った事があるので、色々と知識面でフィードバックしております。
武侠小説では超常的な演出がされがちな発勁とかも、ブルース・リーのワンインチパンチなどから「体の中でテコの原理を発生させている」という物理学的な研究もされていますし実在の技術なのですが、まぁ物語ではその狭間の匙加減が難しい所ですねw
編集済
第十四集 押しかけ献策への応援コメント
このたびは当方の企画〝歴史好き集まれ〟にご参加下さり誠にありがとうございます。
まずはここまでの感想を。いや、何これ。癪なくらい面白いんですけど。プロレベルじゃないですか?
失礼ながら…なんでこれが現状、星9個なの??
僕の理想は史実と創作の調和といったところなのですけど、この作品はその完成形と言えると思いました。
面白いのも癪なら、この作品が読まれてないのはもっと癪。義憤に駆られたので、微力ながら助太刀いたします←武侠物だけに。
レビューと星3つ。ご笑納下さいませ
作者からの返信
いやはや最上級のお褒めの言葉をありがとうございます!
昔から個人で何かしら書いてはいましたが、投稿サイトそのものへの投稿も含め、まだカクヨムに登録して間もないですし、この作品も書き始めて二カ月ほど。内容もネット小説のメインストリームではない事も含め、通りすがりで好みに刺さった人が読んでくれればいいやくらいの気持ちで、☆数とかも気にせずのんびり書いておりますw
自分も歴史物は好きなのですが、やはり読みながら世界観を理解する過程で、いつのまにやら歴史の知識が増えている一石二鳥なのが醍醐味だなと思い、自作でもそんな感じでやっていますねぇ。
毎度毎度、色んな蘊蓄を垂れ流していますが、同時に、軽い物はwikiから重ければ史書(原文)や研究論文まで、悲鳴上げつつ調べ物に追われてますがw
重ね重ね応援ありがとうございます。
よろしければ今後ともお付き合いください!
第八集 希望の一矢への応援コメント
この辺り、有名人が出てこない事もあって、吉川英治の「三国志」でもちょっと読み飛ばしていた部分でした。(笑)
前回からの馬超のコンプレックスを絡めた展開、なるほど、と思わされました。
作者からの返信
演義の段階で「正義のヒーロー劉備」の仲間になる都合上、事実関係を改変してでも正義感・馬超にされてますからねぇ…。
(潼関で反乱を起こす事と、曹操に家族を処刑される事の順序を逆にして、曹操が無実の罪で騙し討ちにした悪役、馬超がその復讐者に変更)
だからどうあがいても擁護できないブラックな行為をしまくっている涼州動乱は、演義ではサラっと流され、演義ベースの派生作品ではほぼ飛ばされるという不遇っぷりで…。
中には潼関で敗走した後、次に出てくるのが張魯の客将として張飛と一騎打ちする所まで飛んでたりするものも平然とありますしw
その割にはゲームなどのサブカル関係では王異の知名度だけがやたら高いアンバランスさ…。
まぁ、そんな注目されない箇所だからこそ、あえてその部分だけを集中して書こうと思った次第でして。
あと馬超の漢語コンプレックスも演義などでは触れられませんが、その話を知った時に、羌族とあれだけ仲がいいのも、韓遂との離間も、入蜀後に劉備の旧臣と仲良くやってるエピソードが全然無いのも、全部腑に落ちまして、このネタは入れねばと思って入れておりますw
第一集 荒野にてへの応援コメント
自主企画、ご参加頂きましてありがとうございます!(´・∞・` )
本格時代小説!(´・∞・`*)熱いですね!
ボクも三国志は好きなんです ”(´・∞・` )小説では北〇謙三先生の三国志が好きで
企画にぴったりの方に来て頂いて、うれしい(´・∞・`*)ありがとうございました!
作者からの返信
お褒めの言葉ありがとうございますー。
企画の賑やかしになれたなら何よりw