応援コメント

第二十七集 匈奴の大地」への応援コメント

  • 三国志など、歴史的知識には乏しい友未ですが、”余談だが、南匈奴は固有の文字を持つ前に漢人と同化し … ”以下の言葉文明への言及や、”だが過去の戦いで援軍を請われた時は全て同じ「これは漢の皇帝陛下の為の戦いだ」という言葉が共通していたという。”といった入り乱れた歴史の動きの叙述の部分、また、”多羅克の悲し気な目に、趙英も緑風子も押し黙るしかできなかった”以下の民族的哀しみを俯瞰して行くような辺りに、作品世界の深みや拡がりを感じて惹かれます。

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございますー。

     歴史的に見ると、後漢末から三国時代って、連年の戦争戦争で漢人の人口が激減していた中での人手不足で、各地の群雄がこぞって周辺異民族を内地に引き入れてた時代でもあるんですよね。
     それなのに極端な華夷秩序から「野蛮な夷狄どもは、文明人の漢人様に黙って従え」と踏みつけられてたっていう…。

     その結果この百年後に、「もう我慢の限界じゃー!」とばかりに漢人を南に追いやって色んな異民族が国を乱立させる五胡十六国(大きく分けて五種の異民族が、中華におよそ十六国も国を建てるの意味)の時代になるわけですな…w