人任せ探偵・殊更 慎司ー赤い傘の女

昭和テイストの人任せ探偵・殊更慎司をお楽しみいただければ幸いです。独特過ぎるキャラクターにてんやわんや。事件は、単純に思われた。が、物的証拠がなく、進展せず、時間だけを費やことに。捜査は、早々に座礁する。そんな折、大きな汚職事件が起き、本事件は、人材の捨て場と陰口を叩かれる部署が専任する。事件は複雑ではなく、単純。単純過ぎて、困難を極める。頭打ちした捜査を尻目に、慎司たちは、突拍子もない行動を起こす。そこにはみだし刑事も参戦。推理はそっちのけで、ドタバタ喜劇のような展開に。個性的すぎる登場人物のあり得ない捜査方法やキャラクターがパロディ要素を醸し出し、閉ざされた人間模様を紐解いていく。グダグダの無駄に長く軽すぎる内容は是非、馬鹿にしながら楽しんでい頂ければと思います。
喫茶店で周りの会話が気になり始めた感覚でどうでしょうか。