主人公のドーチェさんは【戦乙女】の末っ子さん。
だったのですが、御前試合で剣だけでなく魔法を使ったからか【戦乙女】失格の烙印を押され追放されてしまいます!
納得いかないドーチェさん。立ち寄ったお店でご飯を食べていると、不思議なウェイターさんに声をかけられました。
彼の紹介で訪れたお店の扉の前に立った時、現れた大男!彼の名前はタイラーさん、彼は何と世界樹の庭師だった!?
でもでも、何だかオーディン様とは何か因縁がありそうだし色々秘密の多そうなお方で…。
庭師として修行を積む傍ら、色んなタイラーさんの友人や舞い込む出来事の中でドーチェさんは果たして実績を立てて【戦乙女】へと返り咲けるのか!
ドーチェさんの奮闘の日々、始まります✨
まだ若い戦乙女のドーチェが、自分の未熟さを自覚し、成長するための機会を求めて旅立つ、心温まるファンタジーです。
世界樹の庭師タイラーとの出会いは、ドーチェにとって大きな転機となりそうです。美しい庭に感動し、その手入れをするタイラーの仕事に興味を持ったドーチェが、一生懸命に弟子入りを願う姿に、応援したくなります。
タイラーは一見怖そうですが、ドーチェの真摯な態度を見抜き、指導を引き受ける懐の深さを感じさせます。二人の師弟関係がどのように育まれていくのか、楽しみです。
世界観も魅力的で、神々や戦士たちが暮らす世界樹の中に、庶民の日常が垣間見える点が面白いと感じました。ドーチェが庭師として成長する中で、この世界の新たな一面を発見できそうな予感がします。
ドーチェの成長を応援したくなるような、暖かい雰囲気の物語だと思います。これからのドーチェとタイラーの活躍を楽しみにしています。