甘くて甘くて悶え死にます。

おまけの甘さは本当に半端なくて甘すぎて一気読み出来ないです。

色んな小説読んだけどこんな体験初めてです。

とにかく甘いラブコメ。

書籍版1〜2巻→３章→おまけ→また書籍版1巻のループが止まらない。

こんな素敵な小説に出会えてよかったと思える作品

このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む（229文字）

なろう初期から見ていて、もっと評価されるべきと思ってたので今回の書籍化非常に嬉しいです。

まず、文化祭関連の記述が非常に丁寧かつリアル。
私も以前大学で実行委員をしてましたが、「あ～昔そんな事やってたなぁ」と何度も思いながら、懐かしい気持ちになりながら読み進めておりました。
実行委員をやったことがない人にも、実行委員ってこういうお仕事をしてるんだと分かってもらえると思います。
勿論それ以外にも、新歓、飲み会、宅飲み、バイト、勉強、そして恋愛･･･と大学生らしいイベントが忠実に再現されています。

そんな文化祭実行委員会で出会った先輩と後輩の関係性がどのように変わっていくのかを、作者様の高い筆力とともに存分に楽しめる作品です。
ただし、ひたすら甘々なので各自コーヒーなどをご用意することを推奨します。それでも甘々すぎて私は何度も虫歯になりかけましたが（笑）

主人公の牧村、美園はもちろんのこと周りの友人たちのキャラクターが立っていて登場人物たち全員が好きになりました。
二人のお互いを好きな気持ちと思いやる心が伝わってきて話が進むにつれより幸せな気持ちになれるお話です。好き合う二人がただただ幸福になって欲しいと願うばかりです。
本当に素敵で心温まるお話をありがとうございます。

作者の文章力が高く、出版物のレベルのしっかりした文章です。
また、100話を越えており一見ハードルが高いです。でも、食べ応えのあるステーキだと思ってください。食べた後の満足度は保証します！
リアルな大学生活体験できます。
大学ってどんな楽しい事がまってるか知りたい人には必ず読んで欲しい物語です