わたしの知らない、先輩の100コのこと

作者 兎谷あおい

2,257

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★★★ Excellent!!!

 後輩ちゃんと先輩との日常の中にお互いに対する気遣いがあり、心配りがあり、安らぎがあり、信頼がある。
簡単に『好き』という言葉では纏められない感情の機微をとても的確に、しかも優しさを込めて表現されている素敵な作品としか表現出来ません。
ぜひ、読んでください。

恋愛物語を好きな方には、理想的な物語だと思いますし、普段は恋愛物を読まれない方にも心の中にスッと入り込む不思議な温かさがある作品です。

もっと、続きが読みたい。
そんな作品です!

★★★ Excellent!!!

後輩ちゃんと、主人公が
1日に1回、質問をして素直に答えることから始まるラブコメです。
徐々に相手のことを知っていくなかで
何が、変わるのか?
それは、見てからのお楽しみです。

Theラブコメで、物語的にはあまり見たことがない感じのものです
もどかしくて、距離が近いだけど、遠い関係に引きずり込まれると思います

★★★ Excellent!!!

この話を読んで思ったことは、100個の質問をして物語を展開させていくのがものすごく新鮮な気持ちでした。これを日常会話に置き換えれば、100個の質問を意識しながら話すことはなかなかないと思います。そして、彼女の質問から二人の距離を縮めていくところがすごく面白いです。また斬新な恋愛作品を期待しています。

★★★ Excellent!!!

とにかく甘々で幸せな時間が続きます。
読んでるといつの間にか頬が緩んで、癒されます。かわいいものに癒された時にオススメです!笑笑
可愛いのにグイグイくる後輩ちゃん、いじられても嫌な顔をせず時々会心の一撃を放つ先輩。こんな高校生活送りたかった、ニヤニヤ羨まなお話。ごちそうさまでした。笑笑

★★★ Excellent!!!

タコはいっつも長く語りすぎちゃうから端的に!はしょるZE!

最近のラブコメにはこの微妙な距離感でこんなにも緻密にわかりやすく進んでいく関係はないと思われます!正にグハッ!この甘さが心臓を…ガクッ…

それはまぁ、ともかくラブコメに正義あれ〜♪

一つ作品に言うとすればもう少しもう一つの駅利用してあげよ(苦笑)

★★★ Excellent!!!


 甘さと焦れの中にある、確かなストーリー性。

「落としましたよ」

 で紡がれる、恋に落ちる物語! 先輩が知るために、後輩に教える。青春の代表をするかのように、甘酸っぱい恋愛が描かれています!
 ちょっぴり小悪魔的で魅力的な後輩の、魅惑的な姿。可愛らしい後輩に身悶えしてると、先輩の反撃!

 時たま魅せる先輩の行動に、キュンとしちゃう後輩に撃ち抜かれる私のハート。


 まとめきれない、伝え切れない確かな想いを、読んで確かめてください!
 今まで無かった青春の幕開けと同時に、纏められてたストーリーに目が離せなくなりますよ――!

★★★ Excellent!!!

せんぱいと後輩、二人の時間が織りなす物語。

人前で絶対に読めない甘々な文章に、表情筋がストライキを起こすこと必至。
そしてコメント欄は読者の幸せそうなうめきで埋まる。

ところで書籍版はどこで買えますか?神保町に行けば売ってますか?

追記
祝書籍化!
購入してからというもの、案の定表情筋が言うことを聞いてくれません

★★★ Excellent!!!

電車の中でお互いに質問しあう、先輩と後輩。
やり取りが甘酸っぱくて、こんな後輩欲しかったな、と思うこと何回もありました。
質問の仕方もいろいろとあって、探っているものもあれば突発でしてしまったものもあり……
何より面白いのは、後輩側の思考もあるので、先輩が一方的に攻められる展開じゃないって所ですね。昨今のからかい系の中でも新しい作品です!!

青春っていいなあと思える作品です。
是非とも読んでみてください!!

オススメです

★★★ Excellent!!!

この作品の良さを説明するのに長々としたものは必要ないでしょう。ただただ、最高であったと──!
可愛いの上に可愛いを乗せておまけに可愛いをトッピングした可愛い後輩と愚か(段々と愚かでなくなる)先輩の組み合わせはこの世の宝です。後輩埋蔵金です。
じわりじわりとつまり積もっていった砂糖が爆発する主観は人生の何事にも変え難い喜びです。
皆々様もこの作品と後輩と先輩に溺れて頂きたい。

★★★ Excellent!!!

ほんの小さなきっかけから、互いのことを知るために約束を交わす二人。
とてもゆっくりとした歩調で綴られる二人の関係は、ともすれば「どこかで誰かがこんな話してるかも」と思えてくる自然かつ軽妙な文体のおかげで、テンポを損なうことなく読み進められる。

同じエピソードについて二人の視点でそれぞれ描き、慶太くんの「男子的なこじらせ具合」と真春ちゃんの「勇往邁進積極乙女!」を一緒に楽しめる構図となっており、一粒で二度美味しいのも魅力。
じれったいという気持ちすら楽しめる、絶妙なバランスでちゃんと二人の関係が進展していく様は敬服しきりであります。

少しずつ、二人のペースで育む恋の行方を、どうかご覧いただきたい。

★★★ Excellent!!!


堂 々 完 結 !

読もうかどうか迷ってるあなた!
とりあえず一話だけでも読んでみてください。

あなたもきっと、この後輩ちゃんの可愛さにまいってしまうことでしょう(笑)

青春っていいなぁ…と改めて思わせてもらえる、そんな作品です。


こんな2人をもっと見ていたいとも思いますが、もうそろそろ2人だけの時間も必要ですよね。

作者様、長い間お疲れ様でした!

P.S.
おまけも楽しみにしてます!

★★★ Excellent!!!

最寄り駅が同じというだけの2人が「今日の一問」ルールによって少しずつ互いのことを知っていくお話です。
登場人物はほとんど先輩と後輩の2人のみ、関係の進展もゆっくりしたもの。
ともすれば飽きてしまいそうですが、そうはさせないのが後輩ちゃんと先輩の軽妙な会話です。
後輩ちゃんのからかいが成功したり、先輩からの反撃が刺さったり、自滅したりとバリエーション豊かで、なおかつ2人とも相手の嫌がることはやらないので安心して読めます。

ちなみに、こんなお話を書くのはどんな人だろうとTwitterアカウントを探してみたところ、何とVTuberの模様。
VTuber初(多分)の作家誕生が期待されます。

★★★ Excellent!!!

無線イヤホンのイヤーピースを拾ってくれた同じ学校の、だけど知らない謎の後輩女子。彼女はイヤホンの主である井口慶太のことをあれこれ知りたがる。お互い様だということで、ふたりは1日1問、好きなことを質問しあい、それについて絶対答える約束を交わす。

まず目を惹かれたのは、“後輩ちゃん”こと米山真春さんの「あの……」からの「これ、落としましたよ。せんぱい」です! 
知らないことを知り合っていく展開なのに、最初から慶太くんのこと「せんぱい」って知ってるんですよ。出会い頭にいきなりやられました!

そしてひとつのエピソードを慶太くんと真春さんの両視点から綴る構成なんですけど、慶太くんの男子的ひねくれっぷりと真春さんの乙女的な突進ぶりが、じれったくも絶妙な距離感を見せてくれて――
なんでしょう、ある意味決闘って風情? どっちがどっちにとどめを刺すのか気になって、ついつい読み進めさせられちゃうんです。

急がないし焦らない、でもずーっと甘々な恋の戦記。思いっきりおすすめです!

(味があるから人気作! 濃さと厚さの4選/文=髙橋 剛)