概要
僕は、“何物”なのでしょうか?
僕は、自分が“何物”だったのかわかりません。
でも、僕には先生がいます。
先生と僕の“大切なものを見つける”物語。
でも、僕には先生がいます。
先生と僕の“大切なものを見つける”物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!企画入賞レビュー「人生とは人形劇のようなもので」
とにかく先生のキャラクターが強烈で個性的。一度読んでしまえば、心に焼き付いてしまうこと間違いなしです。
「爛れた私生活」そんな表現がピッタリの乱れた日々を過ごす先生と、部屋の片隅からそれを見守り続けるスゥの物語。スゥって一体何者なの? 先生って、いったい何の先生なのさ? この人はなぜここまで壊れちゃったの?
矢継ぎ早に繰り出される謎と、きっちり伏線を回収しきってからの結末は見事でした。
理想の悪役と言えば? そう訊かれたら迷わず「バットマンのジョーカー」と即答する私にとって、壊れて狂気に陥った人間の「原因」が描かれていないのは我慢ならない事なのです。そこには壮絶なドラマと人生の真実がある…続きを読む