概要
魔王覚醒したら、世界を滅ぼしますか? 蜜壺の中に引き籠りますか?
一九九九年七月、僕は孤独な誕生日を迎えた。一人寂しく眠りにつくと、大好きなAV嬢が夢に現れた。夢でも好い。彼女に童貞を捧げたい。あともうすこしで好いことしようとした時、目が覚めてしまった。大爆音に邪魔されてしまった。夜中に暴走する二輪のゴキブリ共である。「糞共、タヒね!」と叫ぶと、雷鳴の様な炸裂音に窓が揺れた。一瞬、窓から光が差した。
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