概要
人生に疲れた中年男性が不治の病から復活したら世界は崩壊していた。
『血の病』によって余命幾ばくも無い男、石嶺士道は正体不明の科学者から家族の生活費の保証と引き替えに人体実験を受ける。実験成功後、士道が目を覚まし外に出たらそこは実験中に核戦争が起こり、そこから千年経った荒廃した世界だった。彼は脳内のバイオナビゲータシステムのレイと共に人生を謳歌する。後に知るが実験は病の治療ではなく生体兵器への改造だった。 ロストテクノロジーと魔道が同居し、内乱中の日本で彼はどのような選択肢をとるのだろうか。全ては過去に出来なかった「幸せな生活」を求めて彼は動き始める。