とある理由からその身に竜の力を宿す「竜人」になった男女の物語

 心揺さぶられる描写の数々に、あなたもきっと物語に引き込まれること間違いなし!

 この物語の二人の主人公、セイルとフィールーンは二人共とある事件がきっかけで人ならざる「竜」の力を授かり、竜人となります。
 そんな彼らが、人と竜が共存する世界の平和を乱す悪を倒す!(かもしれない)物語。

 私はまだ二章までしか読んでおらず、ほんの序盤しか読めていないのですが、それでもすごく面白くてレビューを書きたくなってしまいました。
 なんといっても、お話の作り込みがすごい!
 特に、二章は涙なしでは読めませんよ!
 森の木こりセイルと、賢者と呼ばれる竜テオギスの不思議な出会い。
 そして、その後に起こる衝撃的な出来事!
 作者の方がすごく臨場感あふれる情景描写をされるので、バトルシーンでは手に汗握ること間違いなし!
 また、心理描写というか、人の心を揺さぶるお話の書き方が上手で、まるで物語の登場人物のように感じることができます!
 それぞれのキャラも魅力たっぷりで、誰もが個性を持って動いており、だからこそ簡単に感情移入できます!

 (個人的に大好きなのは、主人公のセイルが変身すると性格が変わるところですね。普段は寡黙な彼が竜人の姿になったときはイケイケになるところがよすぎてよだれ止まりませんね……。それに、竜人の姿ってかっこいいんですよね。青い鱗、翼、角が。みなさんもぜひ自分の目で確かめてみてください。)


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