みんな全力で足掻いてる

インディーズ時代から応援していたバンドが、人気になってからラブソングばかり歌っている。
だから、ラブソングが嫌い。
そんな主人公だったが、日常の中で経験したある出来事がきっかけで気づいた。
ボーカルの彼は、まだあのときと同じ。
なにか、他の誰にもわからないようななにかを求めて、今日も全力で歌っている。
人には誰にも譲れないものがある。
そして、どうしても手に入れたいものもある。
そこを目指して、誰もが全力で足掻きながら今日を生きている。
それを知ると、ラブソングがちょっとだけ好きになれるかもしれない。

現代を生きるみんなが勇気をもらえる素敵なお話です。

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