筆者様の音楽への愛情と、家族への優しいまなざしに、引き込まれる様に読み進めました。音楽が流れるように、読者が自然に作中の家族の姿を思い浮かべられる、そんな素敵な短編でした。ご一読をお勧めします。
【カクコン10に参加中、★★★大歓迎!】木居宣長 町医者ばなし~源氏物語奇譚~(連載中。略して「木バナ」) https://kakuyomu.jp/works…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(280文字)
タイトルを見て恋愛に懲り懲りな主人公がラブソングを嫌っているのかと思いながら読んだ所、もっと身近な生活の中で悩み苦しむ主人公の、切実な理由から「嫌いだ」という強いメッセージのタイトルが導き出されて…続きを読む
仕事、家事、子育て……常に何かに追われていて、忙しなく過ぎ去っていく毎日の中で、少しずつすり減っていった心を、そっと温かく包み込んでくれるような物語でした。少しビターな読み心地のすべり出しから、か…続きを読む
自分自身の生活環境や、抱えるものが変化するのと同じスピードで、愛する何かも少しずつ変化していく。そんな心の引っ掛かりは、大人になるにつれきっと誰しもの心にあるのだろう。4歳になる息子と、仕事で…続きを読む
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