寸鉄人を

 これはやられた!

 筋の起伏は古典的な起承転結だが、それだけに何度も何度も練りあげられたに違いない。特に、アレのアレがアレになる場面が素晴らしい。アレはよくよく考えて使わないと陳腐になりかねない素材だが、実に見事にやり遂げた。

 そしてクライマックスの盛り上がり。他のレビューコメントや応援メッセージとも重複しかねないが、本当に『絵』が浮かぶ。

 必読本作。

その他のおすすめレビュー

マスケッターさんの他のおすすめレビュー2,136