戦いの陰の戦い――その戦いを征く、巨人とは

現代戦のような雰囲気の中、物語は進みます。
冒頭で若き二人の兵士が出会う老いた医師、その奮闘、その覚悟……。

そして仲良くなった彼らが遭遇する、ある事件。
その事件は、所属する軍の根幹を揺るがす事件ではありますが、その影響が己に降りかかるのも構わず、立ち向かっていく「巨人」とは――

短いながらも切々と読む者の心を打ち、その「巨人」を仰ぎ見ることでしょう。
是非、ご一読を。

その他のおすすめレビュー

四谷軒さんの他のおすすめレビュー2,374