第6話初めての狙撃
朝目覚めて周りを見渡すと浅岡の姿が見えなかった。
寝室以外の部屋もくまなく探すがいない。
リビングに行くとエミリーが銃の手入れをしていた。
それを見て私はエミリーに銃の扱い方を教えてもらいたいと伝えた。
エミリーは私の体中を見てこう言った。
「あなたにはそうね。ハンドガンの射撃から始めた方がいいかしら?」
「いや、スナイパーライフルの扱い方がいい!」
「仕方ないわね。」
そう言いながらある銃を取ってきた。
「これはBarrett M82(バレットM82)世界最強のスナイパーライフルの一つでセミオート式の銃よ。この銃を使ってみる?」
私はうなずいてさっそく山の中に入っていった。
山の中をひたすら進んで数十分くらいたった。
そこには大きな木が一本だけたっていた。
エミリーがその木のほうへ向かって木の板をその木にくぐりつけた。
そして私がいる方に戻ってきてこう言った。
「じゃあ今から試しに私が撃つから見てて」
そう言ってバレットを構えた。
私はその瞬間にある程度距離を置いてみていた。
そして準備が整った瞬間に標準を的にしぼる。
風が少し吹き始めたと同時に一発の弾丸を的に向けて放った。
その弾は的の真ん中辺りを突き破っていた。
それを見て私はあんなふうになりたいと思った。
そう考えているとエミリーが銃を私に渡してこう言った。
「さぁ、ここからはあなたの番よ」
私はエミリーに銃の持ち方を教えてもらいながら構えた。
エミリーは続けてこう言った。
「あの的を自分が憎い相手だと思いなさい。」
標準を合わせ引き金を引いた。
その弾は的の中央より右にずれたが見事に的に的中した。
To be continued
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