第18話過去2

その後どうなったって?


気になるだろうから話そう。


あの後俺は警察署で取り調べを受けるようになったんだ。


「で?君はあの場所で何をしたんだ?」

と警察官が尋ねた。


俺は正直にあの場で起きたことを覚えている範囲で話した。


しばらくして警察がこう言った。


「君の言い分は分かった。しかしもし仮に君がご両親を殺したとして君に何の理由がある?」

その問いに対して俺は答えられずにいたら警察官が急に手を出してきた。


続けて警察官はこう言っていた。


「俺の質問に答えねぇとはいい度胸してんな。殴り殺してやろうか?あぁ?」


と言いひたすら俺の顔面を殴ってきた。



そして気付いた時には奴はそこにいなかった。


時計を見るとちょうど12時をまわっていた。


めまいがまだするがどうにか立ち上がり見張りがいないことを確認し取り調べ室を抜け出した。



警察署内の人間がこっちに来ていないのを確認しそのまま出口に向かった。



出口に向かうと覗きこんだ先には相手の大将がいた。

「やっぱりな。今日は逃げるやつが多いな。」


大きな金棒を構えた警察官が攻撃を仕掛けてきた。


よくよく見たらその男が持っている武器は金棒のような大きい釘バットだった。


「お前はこの警察署からはでれない。なぜって?それはここがお前の墓場になるのだからな。」


と釘バットで体中を殴打し始めた。



体中が痛い中必死に痛みをこらえ続けた。


警察官は俺の目に一適水のようなものを垂らしたと同時にマッチに火を着火させそのままが踏まれている地面の横に落とした。


その水のような液体はガソリンだった。


あとはどうなったかは分かると思うが地面に巻かれたガソリンを通って火が段々と目に迫ってきた。


そこからの記憶はない気がつくと片方の目は何も見えなくなっていた。



その時の傷のおかげで俺は力を手にした。


その力は手に持ったものに炎を吹き込むことでターゲットの燃やしつくす炎。


そう、暗殺に向いている力を...俺は手にした。





To be continued

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る