概要
ベトナム戦争当時の兵器が活躍する中、戦場はウィリアム達に正義を問う…!
アメリカのベトナム撤退から二年。かつてベトナム戦争従軍中に起きた出来事によって、心の内に深いトラウマを抱えたアメリカ陸軍大尉のウィリアム・R・カークスは特殊部隊「ゴースト」に所属し、七人の部下を率いて、世界各国で特殊作戦の現場指揮を取っていた。
そんなウィリアムが率いる「ゴースト」に与えられた次の任務は南ベトナム解放民族戦線が支配するカンボジア・南ベトナム国境地帯に潜入し、ソ連人化学者の亡命を支援することだった。
失敗すれば、米ソの軍事均衡が崩壊し、世界規模での戦争が引き起こされると言われる化学者の回収のため、ウィリアムと七人の部下達はそれぞれが心の内に暗い過去をもつベトナムの地に再び舞い戻ることとなったのだった…。
果たして、彼らが回収を命じられた化学者の正体とは一体何者なのか?そして、ウ
そんなウィリアムが率いる「ゴースト」に与えられた次の任務は南ベトナム解放民族戦線が支配するカンボジア・南ベトナム国境地帯に潜入し、ソ連人化学者の亡命を支援することだった。
失敗すれば、米ソの軍事均衡が崩壊し、世界規模での戦争が引き起こされると言われる化学者の回収のため、ウィリアムと七人の部下達はそれぞれが心の内に暗い過去をもつベトナムの地に再び舞い戻ることとなったのだった…。
果たして、彼らが回収を命じられた化学者の正体とは一体何者なのか?そして、ウ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ミリオタが泣いて喜ぶ小説、書きます
本作品はミリタリーモノである。
それもヤワなレベルではない。相当に濃厚である。
文字から場面を連想し、理解しながら嬉々としてページをめくることが出来る人種は軍事マニア、俗にいうミリオタだろう。
正直、読み手を選ぶ作品である。
が、これが良い。
評価欲しさに流行りや読者に媚びる事無く、掲げたコンセプトを見事に貫いている姿勢は称賛に値する。
コンセプト、とはレビュータイトルの通り「ミリオタが泣いて喜ぶ小説書きます」であり、これは作者がTwitterでも大々的に宣言している。
そう、これは「そのテ」の人間向けに作られた作品である。
資本主義・社会主義・共産主義といった世界を分け隔てる…続きを読む