登場武器(主要登場人物)

【「ゴースト」ブラボー分隊の隊員達の武器】


*ウィリアム・ロバート・カークス


・M16A1(+M203グレネードランチャー)

キャリングハンドルに初期のレッドドットサイト、「Aimpoint Electronic」を装着。

銃身下にはM203アンダーバレル・グレネードランチャーを装着する。

ソ連軍事顧問団基地襲撃時には、サプレッサーを装着していた。


1957年にに設計され、M14に次ぐ制式小銃としてアメリカ全軍に採用され、ベトナム戦争でも多数が使用された。


・コルトM1911A1

作中では「コルト・ガバメント」の名称。

スライドに刻印が刻まれた本銃に隠されたウィリアムの過去とは…。


1911年にアメリカ軍に制式採用されたコルトM1911の改良型。採用から半世紀以上に渡って、アメリカ軍制式採用拳銃として君臨し、世界中の軍隊で現在でも第一線で使用されている。


・M203グレネードランチャー

M16A1の銃身下に装着して使用。


ベトナム戦争中に、試作型のXM148グレネードランチャーに続き、開発・採用されたアンダーバレル・グレネードランチャー。

M16などのアサルトライフルの銃身下(アンダーバレル)に装着して使用する。


・ハイスタンダードHDM

「ゴースト」の隊員達が使用する消音拳銃。ソ連軍事顧問団基地襲撃シーンにて使用。


アメリカで第二次世界大戦中に開発、配備され、CIAの前身である戦略情報局(OSS)が秘密作戦に使用した。そのため、別名「OSSピストル」と呼ばれる。


・V40 ミニグレネード(破片手榴弾)

「ゴースト」の隊員達が使用する小型の破片手榴弾。


ベトナム戦争時には、Navy SEALsとSOG(南ベトナム軍事援助司令部付研究・観察グループ)の特殊部隊員達が使用していた。

ゴルフボールのような球状をしたV40は小型だが、広い殺傷範囲を持つ。


・M18 発煙手榴弾(スモーク・グレネード)

「ゴースト」の隊員達が信号手榴弾として所持。


ベトナム戦争でも使用された発煙手榴弾。

緑、赤、黄、紫の四色(四種類)が存在する。



*イーノック・アルバーン  


・H&K HK33SG/1

狙撃用の倍率調整式ライフルスコープとバイポッドを装着して使用する。

ソ連軍事顧問団基地襲撃時には、サプレッサーを装着して使用する。


ドイツのH&K社が1963年に開発したアサルトライフル、H&K HK33のマークスマンライフルモデル。

マークスマンライフルとは、別名「選抜射手小銃」とも呼ばれ、遠距離狙撃可能ながらアサルトライフルの様にフルオートで連射もできる種類の銃のことを言う。


・FN ブローニング・ハイパワー

ゴーストの隊員達がベトナムで使用する拳銃。


ベルギーのFN社が1934年に開発した自動拳銃。量産された実用拳銃として初めて複列弾倉を採用し、使用する弾丸も小さい9x19mmパラベラム弾なので、装弾数は13発と同時代の自動拳銃と比べて、かなり多かった。

制式拳銃ではなかったものの、ベトナムでもアメリカ軍兵士がコルトM1911A1とともに使用した。


・ハイスタンダードHDM 消音拳銃

「ゴースト」の隊員達が使用する消音拳銃。ソ連軍事顧問団基地襲撃シーンにて使用。


・V40 ミニグレネード

「ゴースト」の隊員達が使用する小型の破片手榴弾。


・M18 発煙手榴弾

「ゴースト」の隊員達が信号手榴弾として所持。



*クレイグ・マッケンジー


・AKMS

ベトナムでのメインアームとして使用。七年前のSEALs時代にも愛用していた。


AK-47の派生型であるAKMの折りたたみ式銃床モデル。

AK-47はベトナム戦争時に、アメリカと戦ったNLF(南ベトナム解放民族戦線)や北ベトナム軍(ベトナム人民軍)の兵士達が主装備として使用していたが、過酷な環境でも正常に動作するその強靭性と信頼性の高さから、Navy SEALsなどのアメリカ軍特殊部隊の隊員達の中には、制式採用のM16ではなく、こちらを使うものもいた。


・Mk.22 Mod0 "ハッシュパピー"

サイドアームとして使用。

ソ連軍事顧問団基地襲撃時には専用のサプレッサーを装着して使用する。

Navy SEALs時代から使用していた。


S&W M39をベースに開発された特殊部隊向け暗殺用拳銃。

専用のWOX-1Aサプレッサーと亜音速特殊弾Mk.144 Mod0を使用することで、ずば抜けた静音性を獲得している。

ベトナム戦争時では、SEALsなどのアメリカ軍特殊部隊が使用した。


・イサカM37

12ゲージ弾を使用するショットガン。

銃口にはベトナム戦争中にSEALsが使用した「ダックビル・デバイス」を装着する。


オリジナルのイサカM37はベトナム戦争で、ベトコンのトーチカや地下トンネル内の戦闘に重宝されたことでも有名。


・CCG(Combat Crossbow Gun)

分解・折りたたみ式で小さく収納できる軍用クロス・ボウガン。

使用前は各パーツごとに分解・折り畳まれた状態で専用の耐水性バッグに入れて持ち運ばれる。

先端に小型の成形炸薬と簡易的な信管を詰めた矢じりも使用した。


稚作オリジナルの武器。一応、実在したOSS(CIAの前身)のビック・ジョー5 クロスボウガンを改良したものという設定。


・V40 ミニグレネード


[ナイフ類]


・マークⅡ・ガーバーナイフ


・バルカン・ダイバーナイフ


・ランドールM14アタック・ナイフ


・M1942マチェーテ

NLF兵士の死体から奪ったものを直接攻撃の他、トラップなどにも使用。


[以下はジャングルでの待ち伏せにNLFの死体から奪って使用した武器]


・M1ガーランド

死体から奪ったものをM26破片手榴弾とともに熱帯樹の陰に隠していた。


・MAS-36

狙撃に使用。ライフルスコープは装着せず、アイアンサイトを使って照準を着けた。


・M26破片手榴弾


・AN-M18発煙手榴弾

NLF兵士の死体から奪ったものを使用。


・・F-1破片手榴弾

解放民族戦線の死体から奪ったものをブービートラップに使用した。


・M14対人地雷

奪ったものをジャングルとトンネル内部に仕掛けた。


・M18A1 クレイモア

NLF兵士の死体から奪ったものを追撃部隊の待ち伏せに使用。


・M1917化学手榴弾

内部からクロルピクリンの毒ガスを吹き出すロシア製の旧式手榴弾。解放民族戦線の死体から奪ったものをトンネルの内部にて使用。


・XM28 ガスマスク

M1917化学手榴弾を使用した際に、クレイグが被ったガスマスク。ベトナム戦争時にアメリカ軍にて使用されていた装備である。


*アール・ハンフリーズ


・ストーナー63LMG 軽機関銃

ストーナー63Aの軽機関銃型。

150発ドラムマガジンを装着して使用する。

1967年のNavy SEALs時代にも使用している。


M16を設計したユージン・ストーナーが60年代初頭に設計した銃器。ベトナム戦争期、アメリカ海兵隊および海軍特殊部隊のNavy SEALsが限定的に採用・使用した。


LMGと軽機関銃は同義で、「ストーナー63LMG 軽機関銃」は「頭痛で頭が痛い」と同じ表現になってしまうが、軍事に明るくない人にも伝わりやすくするため、稚作ではあえて、「ストーナー63LMG 軽機関銃」と表現する。


・Mk.22 Mod0 "ハッシュパピー"

サイドアームとして使用。

隠密作戦行動時には、専用のサプレッサーを装着して使用する。

Navy SEALs時代から使用していた。


S&W M39をベースに開発された特殊部隊向け暗殺用拳銃。

専用のWOX-1Aサプレッサーと亜音速特殊弾Mk.144 Mod0を使用することで、ずば抜けた静音性を獲得している。

ベトナム戦争時では、SEALsなどのアメリカ軍特殊部隊が使用した。


・V40 ミニグレネード


・チャイナレイク・グレネードランチャー

ストーナー63LMGとともに主装備の一つとして使用する。


アメリカ海軍の特殊武器研究所で開発されたポンプアクション式グレネードランチャー。

ベトナム戦争中に、Navy SEALs向けに開発されたが、SEALs以外にも海兵隊武装偵察部隊や陸軍の第5特殊部隊グループも使用した。


・M72 LAW

一基を背嚢にくくり付けて携行し、ソ連軍事顧問団基地襲撃時に使用する。


アメリカ軍で制式採用されている口径66mmの使い捨て対戦車ロケット弾。射撃前までは折りたたむことができるため、携行性に優れ、ベトナム戦争では特殊部隊を含む様々な部隊で使用された。



*イアン・バトラー


・M21狙撃銃

ジャングル迷彩のカモフラージュを施し、戦闘中はギリースーツと同様の特殊繊維のライフルギリーを被せて使用する。

また、ソ連軍事顧問団基地での戦闘では、銃口にサプレッサー、スコープに外部バッテリーをコードで接続する大型暗視装置を装着して使用する。


長距離での射撃精度の高いM14アサルトライフルの各所を変更し、スナイパーライフルに進化させた半自動狙撃銃。

グラスファイバー製の銃床とレザーウッド製の3-9x倍率調整式スコープを標準で装備する。


・FN ブローニング・ハイパワー

ゴーストの隊員達がベトナムで使用する拳銃。


ベルギーのFN社が1934年に開発した自動拳銃。量産された実用拳銃として初めて複列弾倉を採用し、使用する弾丸も小さい9x19mmパラベラム弾なので、装弾数は13発と同時代の自動拳銃と比べて、かなり多かった。

制式拳銃ではなかったものの、ベトナムでもアメリカ軍兵士がコルトM1911A1とともに使用した。


・ワルサーPPK

ドイツ製の小型拳銃。イアンはかつての自分の過ちを繰り返さないための戒めとして、その過ちを刻んだ本銃を常に携行している。


ナチス支配下のドイツで、警察用拳銃として開発され、ナチス親衛隊を始めとするドイツ軍・警察全体で制式採用された。

その携行のしやすさと性能の高さから第二次世界大戦後も各国の諜報機関や秘密警察で使用され、現在でも警察官などが使用している国もある。


・V40 ミニグレネード


・Kar98k スナイパー仕様

第4章の回想シーンにて使用。


Kar98kはGew98をモデルにドイツで開発されたボルトアクションライフルで、第二次世界大戦中にはドイツ国防軍や武装親衛隊の主力小銃として広く使用された。また、射撃制度が高いのも特長で一部では狙撃銃として使われることもあり、メディア作品で有名なものでは『スターリングラード』にて、主人公のヴァシリ・ザイツェフの強敵として登場するエルヴィン・ケーニッヒが狙撃銃仕様の本銃を使用する。



*ジョシュア・ティーガーデン 


・XM177E2 カービン(コルトM629)

キャリングハンドルに初期のレッドドットサイト、「Aimpoint Electronic」を装着。

ソ連軍事顧問団基地襲撃シーンでは、サプレッサーを装着。


ベトナム戦争中に開発されたM16A1のカービンモデルの一つで、南ベトナム軍事援助司令部特殊部隊(MACV-SOG)が制式採用していた。


・FN ブローニング・ハイパワー

ゴーストの隊員達がベトナムで使用する拳銃。


・ハイスタンダードHDM

「ゴースト」の隊員達が使用する消音拳銃。ソ連軍事顧問団基地襲撃シーンにて使用。


・V40 ミニグレネード


・AN/PRC-77 無線機

本部との回線を唯一つなげるように改造されたものをジョシュアが背嚢とともに背中に背負っている。


ベトナム戦争中にアメリカ軍とその同盟国が携帯無線機として使用した。



*トム・リー・ミンク 


・XM177E2 カービン(コルトM629)

キャリングハンドルに初期のレッドドットサイト、「Aimpoint Electronic」を装着。

銃身下には、M203アンダーバレル・グレネードランチャーを装着している。

ソ連軍事顧問団基地襲撃シーンでは、サプレッサーを装着。


ベトナム戦争中に開発されたM16A1のカービンモデルの一つで、南ベトナム軍事援助司令部特殊部隊(MACV-SOG)が制式採用していた。


・M203グレネードランチャー

XM177E2カービンの銃身下に装着して使用。


・FN ブローニング・ハイパワー

ゴーストの隊員達がベトナムで使用する拳銃。


・スティーブンスM77E

トム・リー・ミンクがサイドアームとして使用。使用しない際には、スリングで背中に背負って携行している。


ベトナム戦争時には、トレンチガンとして、イサカM37やモスバーグM500とともに、ベトコンとの戦闘に、特にトンネル内での戦闘にアメリカ軍兵士に愛用された。


・ハイスタンダードHDM

「ゴースト」の隊員達が使用する消音拳銃。ソ連軍事顧問団基地襲撃シーンにて使用。


・V40 ミニグレネード


・M72 LAW

一基を背嚢にくくり付けて携行し、ソ連軍事顧問団基地襲撃時に使用する。


アメリカ軍で制式採用されている口径66mmの使い捨て対戦車ロケット弾。


・C4爆弾

ソ連軍事顧問団基地襲撃時に使用する。


アメリカ軍をはじめ世界的に使用されている軍用プラスチック爆薬の一種。


・M18A1 クレイモア

ソ連軍事顧問団基地襲撃時に使用する他、NLF(南ベトナム解放民族戦線)とのジャングルでの戦闘にも使用する。


ベトナム戦争で、アメリカ軍が使用した指向性対人地雷。現在でも、西側各国の第一線で使用される。



*アーヴィング・S・アトキンソン


・ストーナー63A コマンドー

ベトナムでの全戦闘に使用する。

ストーナー63Aの分隊支援火器型。

100発弾帯入箱型弾倉で給弾する。


現実でも、ベトナム戦争中、Navy SEALsが少数を運用していた。


・FN ブローニング・ハイパワー

ゴーストの隊員達がベトナムで使用する拳銃。


・ハイスタンダードHDM

「ゴースト」の隊員達が使用する消音拳銃。ソ連軍事顧問団基地襲撃シーンにて使用。


・V40 ミニグレネード


・MK-138 Mod1 爆破工作セット

ソ連軍事顧問団基地の武器庫に仕掛ける。


ベトナム戦争では、海軍工兵科の兵士達が敵の建造物や橋を破壊するのに使用した。



*エルヴィン・メイナード


・ASP拳銃

第四章 二十一話 「脱走」にて、CIAエージェントから奪った本銃を使用。


・H&K MP5A3

第四章 二十二話 「理不尽な絶対正義」にて、デルタ隊員から奪ったドイツ製の特殊部隊向け短機関銃。


・H&K HK69A1

H&K MP5A3と一緒にデルタ隊員の死体から接収して使用。


・UH-1H

タイ空軍の基地から逃亡する際の手段として、屋外に駐機していたタイ王国空軍の機体を奪って使用。



【序章にて「ゴースト」の隊員達が使用した武器】


・H&K MC-51SD

ウィリアム達が標準装備のメインアームとして携帯。ゲネルバ特命大使私邸を占拠した"ゲネルバ革命軍"の殲滅に使用した。


イギリスのFRオーディナンス社がH&K G3の銃身をサブマシンガンサイズにまで切り詰めて開発したカービン銃。銃身内部には内装式サプレッサーを装備しており、発砲時の静音性は高い。


・H&K P9S

サイドアームとして携帯。サプレッサーを装着。


・H&K HK69A1

アール・ハンフリーズが使用。


ドイツのH&K社が1960年代に開発した中折単発式グレネードランチャー。

ピストルグリップや引き込み式の銃床など、同年代の銃と比べると先進的な機構が多数採用されている。


・レミントンM40A1

イアン・バトラーがスコープの先に大型暗視装置を装着して狙撃に使用する。


アメリカ海兵隊がレミントンM700を狙撃銃として採用する際に独自に改良したスナイパーライフル。本銃以降、M40A3、M40A5などの改良モデルも登場した。


映画『山猫は眠らない』にて、トム・ベレンジャー演じる主人公のトーマス・ベケットが使用したことでも知られる。



【「ゴースト」航空部隊が使用する兵器】


最新装備を使用するという設定上から、一九七五年の時代設定的には僅かにオーバーテクノロジー(一九七五年以降に開発された)航空機を登場させている。


*UH-60 ブラックホーク

UH-1ヒューイの後継機として開発されたアメリカ軍の汎用輸送ヘリコプター。兵員や物資の輸送に使用され、武装はドアガンのM134ミニガンのみ。


*AH-64 アパッチ

ベトナム戦争に投入されたAH-1コブラの後継として開発されたアメリカ軍の対戦車ヘリコプター。重装甲の機体に以下のような強力な武装を搭載する。


M230 三〇ミリ・チェーンガン


ハイドラ70 ロケット弾


AGM-114 ヘルファイア 対戦車ミサイル


*A-10 サンダーボルトII

第三次大戦が発生したヨーロッパにて、ワルシャワ条約機構の戦車部隊を一掃するべく、七十年代にアメリカで開発された対地攻撃機。特に機首下部に搭載された三〇ミリ・ガトリング砲「GAU-8 アヴェンジャー」は最新の劣化ウラン弾を使用することで、重装甲の戦車ですら簡単に穴だらけにする強力な威力を誇る。


*AC-130 ペイブ・イージス


*F-111 アードヴァーク



【南ベトナム解放民族戦線(NLF)の登場人物の武器】


*裴伯哲(ブイ・バ・チェット)



*アシル・ベル・ナルディ




【ベトナム人民軍(北ベトナム軍)の登場人物の武器】


*阮公簡(グエン・コン・ジャン)


・PM-63 RAK

護身用に携帯。


PM-63は1960年代のポーランドにて、指揮官の護身用や戦闘車両の搭乗員向けに開発された短機関銃であり、ベトナムや東ドイツ、中華人民共和国でも使用された(中国ではコピー製品も製造された)。



【CIAの登場人物達】


*リロイ・ボーン・カーヴァー


・コルト コンバットコマンダー

護身用に携帯。


コルトM1911A1の将校向け短銃身(4.3インチ)モデル。アルミ合金製で耐久性に欠けるそれまでのコルト・コマンダーモデルを代替する形で1971年に登場した。



*CIAエージェント達


・ASP拳銃

奪われてメイナードに使用される。


諜報機関のエージェントが護身用に携帯する近距離用ハンドガンとして、S&W M39をベースに開発された小型拳銃。



【「デルタ」の隊員達の武装】


*ジェイラス・ダーク大尉


・IMI ガリル ARM

イスラエルがAK-47をベースに自国用のアサルトライフルとして初めて開発した小銃。砂塵などが多い地域でも故障しにくい設計になっている。


・コルト コンバットコマンダー


・FIM-43 レッドアイ

メイナードが強奪したUH-1Hヘリコプターで逃走しようとした際、武器庫に保管されていたものを使用した。


1968年にアメリカで開発された最初期のMANPADS(携対空ミサイル)。世界中で運用されており、アメリカ軍では後継のFIM-92 スティンガーに代替されるまで使用され続けた。



*デルタの隊員達


・H&K MP5A3

ドイツのH&K社が開発した特殊部隊向け短機関銃(サブマシンガン)。


1971年に起こったルフトハンザ航空181便ハイジャック事件にて、その射撃精度の高さが注目されて以降、長きに渡って特殊部隊の標準装備として使用され続けた。


・H&K HK69A1

ドイツ製のグレネードランチャー。メイナードに奪われる。


・レミントンM40A1

狙撃手達が大型の赤外線暗視装置を搭載してメイナードの捜索に使用。



【メイナードの過去に登場した武器】


*ロキ


・ウィンチェスターM12 トレンチガン

メインウェポンとして、朝鮮人民軍や中国義勇軍との戦闘に使用した。


・コルトM1905

サイドアームとして使用。任務の困難さや敵の数の多さに尻込みする空挺連隊員達を脅迫したり、自分の意向に逆らう士官や部下達の抹殺と粛清にも使用。


・レミントン・モデル95・ダブルデリンジャー

暗殺用の超小型上下二連式拳銃。二つ目のサイドアームとしてコンシールドして携帯。メイナードにコルトM1905を奪われた際に使用した。



*エルヴィン・メイナード


・ステンMk.II(S)

サプレッサー装着モデル。空挺部隊向けのSMG。


・コルトM1905

ロキから渡されたものを使用。



*リロイ・ボーン・カーヴァー


・ステンMk.II(S)

サプレッサー装着モデル。空挺部隊向けのSMG。




*朝鮮人民軍の指揮官


・十四年式拳銃

護身用に携帯。メイナード達との協議の前にリロイに没収される。


十四年式拳銃は大日本帝国陸軍が採用していた軍用拳銃だが、第二次世界大戦後は東南アジア諸国や中国大陸に残されたものが国共内戦や朝鮮戦争に使用され、朝鮮人民軍指揮官の中には実際に本銃を携帯する士官もいた。

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