好きな人を助けるために、知恵と度胸で戦う女の子の物語

人と狼のどちらの姿にもなれる人狼。
主人公のレティリエは人の姿だけ(狼の尻尾と耳あり)で、狼にはなれない。それ故に狼の集団の中では扱いが低かった。
そんな彼女が昔から恋心を抱いていたのは、狼の中でも地位があるグレイル。

レティリエの美しい姿に目をつけた人々の襲撃により運命が動く。
やがて、それは人狼全体にも影響を及ぼすことになり……。

レティリエ自身は狼になれないので、戦闘する力はないものの、頭の良さと度胸で愛する人を助けようとする。
グレイルに対して、自分は釣り合わないと恋心をしまっているのに。
その姿に心を打たれ、切なさに胸が苦しくなる。

窮地もあって苦しくなったり、ハラハラドキドキする本編。
主人公の周りの人狼たちの話や、主人公らの甘々がみれる番外編。
ぜひどちらも読んでください。


その他のおすすめレビュー

lachs ヤケザケさんの他のおすすめレビュー151