起点から始まり、分岐して様々な人間模様が収束して終点に至る物語です。起点ではすわSFかと思いきや、しかと読めばそれは人間ドラマ。現代とは言うまいが、ファンタジーとも言い難い。いつか来るかもしれない「仮定」を基に書かれていて、価値の高い小説でした。
隕石が衝突。残された時間は10分もないだろう。あなたは何をしますか?何をしたって意味ないですよ。どうせ生物は全滅するんだから・・・それでもあなたは残りの時間は何をしますか?
『人間』という生き物が、よく書かれています。 僕的にはこれがいっちゃん好き。
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