一途な悪魔に狂わされる

いやはや、なんともすごいものを読んでしまいました。とっても面白かったです。

物語の主人公・ルシェラは、ある日朝の来ない闇の街ダークベルに迷い込んでしまい、そこで銀髪の悪魔・レヴィリウスと出会う。ルシェラのことを聖女の末裔だというレヴィリウスに、ルシェラはどんどん狂わされていきます。

一文一文がとにかく色っぽく、美しく、ゾクゾクが止まりません。作者様の表現力が半端ないんです!(大声)

レヴィリウスだけでなく、赤毛の悪魔や幼馴染などタイプの異なるイケメンも登場するので、注目してみてください。ちなみに私は黒猫のネフィ推しです。

異常なまでの執着と愛が描かれた今作。ルシェラとレヴィリウスのすれ違いに「あー!もどかしい!」と声を上げてしまうはずです。行動だけでは伝わらないことがたくさんあります。作中ではネフィが潤滑油として言葉を投げかけてくれるのです……私の推しはとっても有能。

甘々とシリアスが絶妙に絡み合った物語をぜひお楽しみくださいっ!

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