概要
自分の人生をネタに作家となった彼が、あの時一体何を言っていたのか?
彩図社・裏社会ジャーニー大賞受賞で作家への道を歩み始めた伊集院アケミは、『片隅に生きる人々』の主人公であると共に、実在の人物(相場師)である。菅野ひろゆきの元でシナリオを学び、相場師として世間を騒がせ、相方と共にDJ全力を名乗って、数々の相場を作ってきた。物語はフェイク・ドキュメンタリーだが、この作品を読めば彼の人となりや、彼に影響を与えた人物、そしてこの国の(裏の)成り立ちの事が全て分かるようになっている。
『闇人妻の杜のアケミさん』は、そんな彼が本音で語る珠玉のエッセイ集です。まあ、伊集院さんは何事も大げさに話す傾向があるので、本編もこのエッセイ集も肩ひじ張らずに読めます。適当に読み流してもらって大丈夫です。
『闇人妻の杜のアケミさん』は、そんな彼が本音で語る珠玉のエッセイ集です。まあ、伊集院さんは何事も大げさに話す傾向があるので、本編もこのエッセイ集も肩ひじ張らずに読めます。適当に読み流してもらって大丈夫です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!力がみなぎってきます
小説系は苦手なほうですが、一気に読めました。
もう4回くらい読み返しています。
語彙力のない私がレビューを書くのは少し気が引けますが、
これは読み終えるととても力がみなぎってくる作品です!
特に失敗した時やへこんでいる時、頭の中で描いている理想とかけ離れている時、
自分が卑屈になってるなーと思う時、
「ちゃんとしないといけないなー」と反省している時とかに
読むと前向きな気持ちになれます。
私は出来ないことを無理やりカッコつけて背伸びすると大体失敗してます。
その背伸びしなくてもいいんだよ=失敗はなくなるよ
と言ってもらえてるような感じです。
これからも何度も読み返すと思います。 - ★★★ Excellent!!!このエッセイ集には人として真にあるべき形の一つが記されている。
このエッセイ集には、人として真にあるべき形の一つが記されている。そんな気がします。
誰かが勝手に決めた常識だとかルールだとかの枠に自分や周りを無理やり押し込めようとして苦しんだり苦しめながら生きていないだろうか…
磨けば輝くものを持っているのに穴を掘って埋めていないだろうか…
勝ち組、負け組だなんて言葉がありますが、
真の勝ち組というのは、どんな苦しい状況でもそれすらも楽しんで人生を楽しみきった人の事を言うんだと思います。
お金がある人、地位や名誉がある人が勝ち組とは限らない。
失敗を恐れて動けない時やちゃんと出来なくて苦しい時に何度も読み返したくなる
言霊の宿った言葉がたくさん詰まっ…続きを読む