君が世界を滅ぼした日 in 1994 (旧 ツンデレな彼女の育て方 )

作者 三ノ宮 くろすけ

可能性を秘めた設定。果たしてどんな結末を迎えるのか…

  • ★★ Very Good!!

第十話を読み終えての感想・レビューです!

プロローグの重苦しい雰囲気から一転、超ツンデレヒロインとの日常が始まります。

騒がしくも楽しい、そんな日々を送る主人公を俯瞰しながら、「いや、この後何が起きてプロローグの場面になるんだ…」と、どこかで不穏さを常に感じ続けてしまう、少し変わった作品です。


★こんな人におすすめ★

・ラブコメが好き!
・勢いのある作品が好き!
・ロリっ娘に罵られたい人生だった…。


□良かった点

プロローグには、かなりぐいっと興味を惹かれました。
物語を書くときに、まず最初の難関として立ちはだかるのが、「どう始めるか?」ですよね。

ふらりと立ち寄った読者の心を一瞬で掴めるかどうか、という広告塔の役目と、作品全体の方向性や雰囲気を表す羅針盤としての役目、この大きな二つの役割をプロローグというものが担っているのだと思います。

本作については、前者の広告塔という点においては、プロローグは大成功と言えるのではないでしょうか。

私自身、「何がどうなって、プロローグの場面に行き着くのか、早く展開が知りたい!」と、スクロールの手が早くなってしまいました。笑


■気になった点

プロローグ以降の第一話から第十話までは、「キャラ紹介以外には何を意図した回だったのか?」というのがあまり分からなかった、というのが率直な感想です…。(>_<)

例えば、折角タイムトラベルというオリジナル要素を加えているので、作品の世界に読者を引き込む為には、主人公が感じた違和感をより丁寧に表現する必要があったかと思います。

あるいは、プロローグのシリアスさが本作の本当の性質ならば、コメディタッチの日常回の中にも、少しずつ「これから何かが起こる予感」を織り混ぜていくべきかと思いました。
(読み進めていく中で、セリフに「♪」が出てきたり、現実にある固有名詞をモジった単語が出てくるのには、強い違和感を覚えました…。)

とっても厳しめなレビューになってしまって申し訳ないです!(>人<;)
あまりにプロローグが魅力的だったため、本当に勿体なく感じてしまい…。

もちろん、何者でもない素人からの意見ですので、「ふーん、そんな人もいるんだ」くらいに受け取って下さいませ。🙇‍♂️


これからも応援しております!

以上、水無月トニーでした。

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