概要
竜の少女が恋を定義するまでの物語
世を混沌に陥れる竜、神話に謳われた最強にして最恐のドラゴンは、長き戦いの末に討ち果たされた――しかし、闘争の果てに人類が得たものは平和ではなく、さらなる混沌だった。
そんな世界……、
……とは、極力関わり合いにならないようにしながら、各地を旅する二人組がいる。
一人はジーヌ。
鋭い牙と短い尾を持つ、身長130cmもない少女。
一人はウィルナー。
薄汚れた白衣と眼鏡の似合う痩躯の男。
喧嘩したり、文句を言い合ったりもするけれど――ドラゴン少女と研究者はいつでも一緒に終末世界を生きていく。
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2021年10月30日完結
そんな世界……、
……とは、極力関わり合いにならないようにしながら、各地を旅する二人組がいる。
一人はジーヌ。
鋭い牙と短い尾を持つ、身長130cmもない少女。
一人はウィルナー。
薄汚れた白衣と眼鏡の似合う痩躯の男。
喧嘩したり、文句を言い合ったりもするけれど――ドラゴン少女と研究者はいつでも一緒に終末世界を生きていく。
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2021年10月30日完結
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!恋するドラゴンの気持ちが伝わるのはいつの日か
かつて最強にして最凶のドラゴンだった少女と未知のものを恐れ、未知の物を探求することにしか、興味を示さない男の奇妙な共同生活が描かれています。
主人公の一人・ウィルナーはドラゴンを研究することに熱中しており、研究さえしてれば、幸せという超変人。
もう一人の主人公であるジーナは今でこそ、少女の姿をしているもののかつて世界を脅かした凶悪なドラゴンだった存在。
ウィルナーはジーナがドラゴンだから、研究材料として興味を示しているのに対し、ジーナはツンデレというよりツンツン気味な態度しか取れないもののなぜか、ウィルナーに恋をしている様子。
この二人のどこか、擦れ違っているようなのにたまに意気投合したりも…続きを読む