第23回 ノア / 柊月様への応援コメント
高田丑歩さん
反応が遅くなり大変申し訳ありません……!
「こんなにも詳しく掘り下げて下さるなんて……!」と感無量の極みです。
本当にありがとうございます。
あの最後の一文は、私自身、かなり意識をして置いたものでした。
なので気に入って頂けて最高に嬉しいですm(__)m
「ノア」は”表と裏”、”純愛の皮を被る”、というようなイメージで書きましたので、いやぁもう、首が取れそうな程頷きながら読ませて頂きました。
正真正銘の純愛、御伽噺のような美しいものを書くのは背中がぞわぞわするんですよね←
かといって真っ白な美しさに幻滅をしているわけではないので、結果、私の毒づきがひょっこり顔を出す中世ファンタジーになりました。
是非現代版でも書いてみたいと思います。(高田さんが仰るように、かなり生々しくなると思いますが(笑))
メインが誰か分からない問題については、
oh……ばれてーら……
と思いました(おい)
この場面は1カメ、この場面は2カメ……というような、舞台を暗転させるときに回すカメラを変えたい、と思い書いてみたら、複雑になってしまいました。練り直しが必要だと再確認できました。ありがとうございます。
様々私自身、新発見ポイントもあり、とても勉強になりましたし、何より嬉しく思いました。また、短編という事で悩ませてしまったかと思います。申し訳ありません。
今後、頂いたアドバイスを生かせるよう精進します。
本当にありがとうございました!
柊月
作者からの返信
お返事ありがとうございます!
>あの最後の一文は、私自身、かなり意識をして置いたものでした。
そうだと思われます。再び読み直したのですがやっぱりあそこで全部持ってかれるんですよね。本当に良作。
>純愛の皮を被る”、というようなイメージで書きましたので
正にそのテーマが表現されていましたね。自分の書きたい事をストレート且つエモく作品におこせるって凄い事だと思います。変に飾って訳わかんなくなってる小説っていっぱいありますし。
>様々私自身、新発見ポイントもあり、とても勉強になりましたし、何より嬉しく思いました。
何かの参考やモチベに繋がればこれ以上の喜びはないです!こちらこそありがとうございます!
今回はご参加いただき本当にありがとうございました。
私も小説界隈にちらほらいるので、またどこかで絡みましょう~。
第22回 プリムスの伝承歌-宝石と絆の戦記- / 流飴様 後編への応援コメント
読んだことのある作品の講評をなさっていたので、つい、そこだけつまみ読みしてしまいました。(♡は後でまとめて押しています、すみません)
丁寧な読みこみ、三幕構成から見たストーリーラインの問題点、ログラインの整理、愛あるアドバイス、どれもすごい! 作品を知っているので、なおうなずけます。
感想屋さんが話題になるくらいだし、ほんと、お金をとってもいいレベルでは……。
同人誌のための改稿作業中なので、こんなふうに改善点を指摘してもらえるのがうらやましい。今は受付停止されているということですが、いずれその機会があったら、逃さないように列に並びたいと思います。
労作に敬意を表して、お疲れさまです。
作者からの返信
>つい、そこだけつまみ読みしてしまいました。
つまみ食いこそこの企画の神髄です!西さんも物書き(?)とのことなので何かの役に立てれば私も幸せ!
>同人誌のための改稿作業中なので、こんなふうに改善点を指摘してもらえるのがうらやましい。(中略)機会があったら、逃さないように列に並びたいと思います。
同人誌作られているその事実がうらやましい。そしてこんな素人が文献を十数冊(大声)読んだ程度の書評で良ければ是非!
と言うかまさか作者様以外からのご感想を頂けるとは思わずびっくり致しました(初めて)。共感を頂けたようで何よりです……かなり嬉しく思います。
現在プライベートやモチベの関係で二カ月ほど書評が滞っていますが、西さんのようなコメントを拝見できると生き返った気持ちになります。
最初に言うべきことですが、コメントありがとうございます(ほんとに)。
第22回 プリムスの伝承歌-宝石と絆の戦記- / 流飴様 後編への応援コメント
後編熟読いたしました。本当によく読み込んでくださいまして頭が下がります。
また長々と申し訳ありませんが感想を書かせていただきます。
9話→
物語のかなり後の伏線を張ってしまっているので難しいところです。
全体プロットにも中盤あたりに再度この街を訪れるのでそこでリアがこの判断したことにより街の人との軋轢が……。なんてことも。
報告してしまう少し前に報告するかしないかの葛藤シーン→
改稿前にはあった数行の葛藤シーンを削いでしまったので悪かったところかもです。
考えなおしたいと思います
1曲で一つのものごとを解決して全体の物語は少し前進するという書き方なので展開が遅く感じるかもです。
13話→
深読みが素晴らしいです。ここまで考えてくださって嬉しく思います。
14話→
知らなかったということだと無能女王ですし知っていても待たせているので私も悩んだところです。
このような甘い展開なので無い頭ひねって考えたいと思います。
視察全カットの場合は考える必要ないのですがね。
かわいいは正義です。
15話→
以前サブキャラをふるいにかけて、いるかいらないかを友人と考え直したことがあります。
その時はいるで合意したのですが、ご意見いただけたので再度考え直してみたいと思います。
クラルスもそうですが主人公のウィンクリアもラテン語のウィンクルム(絆)を少しもじった名前です。
キャラ名は意味ある名前にしていたりします。
16話→
亜種族は中盤以降に関わってくる予定です。ここで出す意味は?と問われたらないかもしれません。隣国にいって亜種族いるんだねー程度なのですがノイズと判断されるのでしたら亜種族と遭遇するのは消すべきですかね。
17話→
まさかの鳥海さん。脳内でアニメーションが流れてくださっているのでしたらすごくうれしいです。
フィンエンド国は今後もちょこちょこ名前は出てきます。他にも他国は出てきますがどう動くかはお楽しみです。
最初からリアはガルツを雰囲気で好きではないですね。
18話→
ガルツとリア(ガタッ)おっと、妄想はお任せします!危うくそのような短編を書くところでした。
深読みがすごいですね震えました。プリムスの伝承歌の二次創作いかがですか……!
ガルツはなぜそこまで「力」を求めるのか。読者さんが納得てきるものになっているのか不安で夜しか眠れないです。
19話→
全体の改稿はすでに3回目です。以前はミステイル王国に宿泊せず親書を渡して即神殿入りでした。
別サイトの読者さんと友人に展開早すぎない?と突っ込まれて以前直したところです。
特にミステイル王国から神殿入りを突っ込まれなかったので放置していたのですが読者さんによっては、作者の都合と判断されてしまうのですね。友人と相談してみたいと思います。
20話→
19,20を最序盤に回すは考えていませんでした。
それですと設定の説明をけっこう詰め込まなければいけないですね。
以前、1話~2話に固有名詞が多すぎると突っ込まれたので説明、固有名詞などかなり分散しました。
序盤で固有名詞の登場率を多くすると読者さん理解できるかなと不安になります。
23話→
改稿して追加した文章でした。以前はもっと早めに展開されていました。
25~28話→
ありがとうございます。改稿前はロゼではなく少年騎士2人が助けに来ましたがキャラを削ったため彼女がその役目になりました。
以前友人に転機まで約4万文字を消費しているので展開遅すぎないか?と相談したのですが高田様と同じ意見で、まだ全体の長さは決まっていないのでこれが遅いか早いかは分からないと言われました。
書いた当初他の星永騎士を生死不明にすれば後ほど出せると思っていたのでこのような形にしたと記憶しています。
既に25万文字書いたのでそろそろどうするか決断してキャラを生かすか殺すか決めていきたいです。
30話→
ここに関しては後ほど語られる予定です。読者さんが納得いくかどうか……です。
31~35話→
クラルスのダイヤモンド使用については冗長かなと思いこのような展開にしてしまいました。
ご意見を頂けたので考えてみたいと思います。
36話→
ここは私が書きたいがために書いたところなので申し訳ないと思いつつ残していました。(スライディングスピン土下座)
自分でも無茶やんけ……。と思っていたのですが。盛大に突っ込まれたので書き直します。
37話→
ルフトと濃厚接触は第7曲になります。そこでひと悶着あってリアとは相いれない感じです。
38話→
一番面倒くさ……(本音が出てますよ!)
拠点移動は必然なことなので入れました。
40話→
友人にも結婚した。と言われました。お幸せに。(そういう意味で書いていません)
リア自身クラルスは父親に恩義と忠誠があり、彼の身を案じて決別しようとします。
クラルス的にはリアに忠誠を誓い変わらずにそばにいるという感じで書きました。
劇的な変化を求めるのでしたら何か足さないと……。ですね。
41、42話→
この話数は改稿前にはありませんでした。
戦争時「僕を信じてくれた星影団の団員」と書いておいて星影団の団員と触れ合うシーンないやんけ。と思い追加したお話です。
43話→
人数差も相談したのですが非科学的な数字で勝てるのか?と思い差をあまり出しませんでした。
リアル戦争で絶望的な落差があっても少人数の軍が勝利しているのは知っていました。妙にリアルを気にしてしまうのでもう少し思い切った数字にしてみるのもありですね。
44話→
一人称最大の敵ですね。盗み聞きするしかない。
47話→
ルフトがリアたちに対してツンツンしている理由は第9曲で判明します。
9曲で和解するわけではないですがしばらくこんな感じです。
48~51話→
長い説明回なのですが、ここまで読んで下さるかたはきっと興味をもっているはずと思い長めの説明回を入れた次第です。
■作品の強み(弱み)や個性だと思う所(主観多め)、及び雑談
癖キャラは今後出る予定ですので楽しみにしていただけたらと思います。
まさかのBL路線。(本人は意識して書いていません)書きたいものは友情・信頼・仲間との絆なのでどうしても男性同士だと読者さんによってはそう捉えられてしまうかもです。
そっち方面に書く予定はないです。そこは読者さんの妄想で楽しんでいただけたらと思います。
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本当にたくさん書いていただいて課題点やこういう展開もありかと考えさせられました。プリムスの伝承歌はシリーズにしたいので、いろいろなご意見を聞いてリアの物語がよいものに昇華できるようにしたいです。この度は本当にありがとうございました!
作者からの返信
>以前サブキャラをふるいにかけて、いるかいらないかを友人と考え直したことがあります。
これも書評で書きましたが、削った時に物語に影響しなければそのキャラは要らないのでそこが指標になるかな~とは思います。
>隣国にいって亜種族いるんだねー程度なのですがノイズと判断されるのでしたら亜種族と遭遇するのは消すべきですかね。
欲を言えばその章内で物語に絡む事が理想ですが、中盤で出てくるのであれば問題ないと思います。
個人的には亜種族は凄く美味しい設定なので最初から出てこないのは勿体ないな~!とは感じます!
>プリムスの伝承歌の二次創作いかがですか……!
正直ガルツは興味深いキャラなので書いてみたい。ただラスボスっぽいので物語が終わらないと彼の設定を全て把握できないと言う弊害がありますね……。
>19話。展開早すぎない?と突っ込まれて以前直したところです。
これも参考文献からですが展開に関しては普通か遅いよりも早すぎるくらいの方が読者が去ってしまうスピードは反比例して留まります。あまりやってはいけない傾向として終盤で駆け足になるのはよくないとされます(ちょっと抽象的で申し訳ないです)。
>まさかのBL路線。(本人は意識して書いていません)書きたいものは友情・信頼・仲間との絆なのでどうしても男性同士だと読者さんによってはそう捉えられてしまうかもです。
一応思った事は全部書いておこうと思いターゲット的にほんの数ミリ程度思っただけで他に他意は全然ないですからね!信頼や仲間関係に重きを置かれているのは伝わっております。
>いろいろなご意見を聞いてリアの物語がよいものに昇華できるようにしたいです。この度は本当にありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!書評の合間にこそこそと追わせていただきます!
第22回 プリムスの伝承歌-宝石と絆の戦記- / 流飴様 前編への応援コメント
このたびは「プリムスの伝承歌―宝石と絆の戦機―」を評価してくださいましてありがとうございました。
すごく長く書いていただいて評価を読み興奮しております!
長く感想を書いてしまうことをお許しください。
■ターゲット
まさしくその通りで主従・戦記好きさんにはぜひ読んでいただいきたいです。
テイルズというビッグタイトルを出されておどおど。
現在第11曲を執筆しております。
■簡単な要約
一人称の強みである主人公の内面を詳しく描写できるのでそこを生かしていきたいです。
物語全体を通してリアが成長していく過程を見ていただけたらと思います。
■テーマ
「自己肯定」
リアの自己肯定。そうですね。ラストも既に脳内でふわっと考えているのですが
序盤と比べでリアが成長し変化がわかる物語になる予定です。
「運命」
リアが主人公なのでもちろんそうですがリアの物語を邪魔しないようにサブキャラの「運命」も紡がれていきます。
ただ出すサブキャラではなく、それぞれ歩んだ人生があり未来がある。そんな感じです。リアを通して少しずつピックアップしていく予定です。
クラルスの過去話!本編の中に組み込む予定はないのですが短編集に上げたいと思います。
リアだけではなくクラルス含めサブキャラに興味を持っていただけて嬉しいです。
■主人公について
内面的なほうですが物語全体を通して今後明確に「僕は最終的にこういう風に変わりたい」と書くことはないと思います。
確かに文字化すれば目標が明確になるのでよいのですが、外面の目標と違い誰から見ても達成できたと認知させるのは困難と思いましたので明確化は今のところ避けています。
ガルツにはガルツの信念は確かにあります。まだ物語上で明記はしていないのですが、出すタイミングを見計らっております。主人公と同じく敵も魅力的にかけたらいいなと思います。
ガルツ好きと聞いてにっこり。
戦記なので死はつきものです。キャラは全員かわいいので死なせたくないのですがね。
リアは些か受動的→
現在約25万文字執筆済みの時点で物語全体としてはまだ序盤なので、10万文字以内で急激に変化をさせるのはないですね。飽きてしまうのでしたらそれまでですが。
まだ星影団やクラルスの庇護の元にいますが少しずつ自分で考え行動を起こし、中盤あたりでわかりやすい変化が訪れます。
■物語の構造
実は視察前に視察に行く試験という1.2万文字くらいの序盤がありキャラも少年騎士の2名(名前あり)がいたのですがばっさり切り捨てたところでした。
10万文字~20万文字で完結でしたら確かに転機させるのは遅い文字数ですね。
まだはっきりとした数字で出せませんが中盤に入るのは40万文字前後だと思われます。
視察も切る切らないで友人と何度か話し合ったのですが、全体プロットでは最初の視察で訪れた街に中盤あたりで再度訪れるイベントを入れる予定があったので残しました。
「最初の視察を丸々カットすると劇的にテンポよく進む事を約束します」と書かれていらっしゃるので思い切って切るのもありかなと思いました。
友人と相談して考えてみたいと思います。
困難が少ない→
クラルス以外に嫌われているも考えたのですが私の良心が痛んで非情になれませんでした。
家族にも嫌われている→妹を助けたいと思うのか?
両親に嫌われている→妹以外どうでもいいとなりそう
肉親に蔑まれて今のリアの人格が形成できるのかと考えてそれはないと判断しました。そういう聖人いい子キャラとして割り切って作ればいいのですが……。
第53話の会話中にあるのですが
「もっと昔は王子が生まれただけでひなんごうごうだったさ。実の親である女王陛下にも蔑まれていたしな。こんな世に産んだ親を殺してやりたいって、謀反が起きてもしかたなかったってことさ」
こういう風になるのでは?と思った次第です。
自分から立ち向かい壁を崩す姿勢であったり、組織にとって問題行動を起こすようなシーンがあっても良いかな→
序盤なのでなかなかありませんが上記の内容のものはすでに執筆済みです。リアがとある行動をしたため星影団に損害が出るという感じですね。リアは元々いい子で健気なので問題行動を起こさせるのが非常に難しいです。無自覚でも納得できる理由がないと「リアはそんなことしない」となってしまいますね。(実際友人に突っ込まれた)
■敵、対立するもの
敵を増やし過ぎて足枷になるときがありますが、リアにどう打開させるのか考えるのが楽しみだったりします。
■各論について
あらすじ→
現在応募しているファミ通文庫大賞の条件で「1話目に800文字以内で10万文字までのあらすじを書くこと」とあるのです。
ネタバレなのは重々承知なのですが載せてあります。結果が出ましたら削除します。
1話→
クラルスはママだった(混乱)。
語彙力褒めていただけて光栄です。
友人から同じ言葉を直近で何度も使うと語彙力のなさが露見するぜー!と言われているので必死です。それで変な言葉を使ってしまいしばしば注意されることも。
2話→
私の小説に登場する女性キャラは精神が強靭な人やイケメンが多いです。
3話→
なんという深読み。感服します。
4話→
尊いいただきました後で美味しく食します(もぐもぐ)
この二人は信頼ゲージ振り切れています。
リアは基本健気、いい子でいきたいです。
6話→
改稿後に入れたシーンなのでご意見がもらえてよかったです。考えてみます。
7話→
まだ公開していないのですが第7曲で野獣に関することが書かれる際に
「スクラミンで出会った野獣は~」と話が出るのです。
カットしてもまた野獣に会うシーンがあるので説明はそっちに移すのもありかなと。
視察まるまるカットの場合は第7曲に影響が出るのですよね。(悩み)
8話→
改稿前は全然違うシーンだったのですが褒めていただけて嬉しいです。
逆にカットし過ぎてこのシーンカットするなと友人に言われたりします。
ここまで長々と書いてしまいました。
言い訳くさいところが諸所あるので不快に思われてしまいましたら申し訳ありません。
作者からの返信
一話一話のご返信ありがとうございます!
本気出して読ませていただいた甲斐がありました。
>クラルスの過去話!本編の中に組み込む予定はないのですが短編集に上げたいと思います。
サブキャラではクラルスが一番好きなので嬉しい限り!
>現在約25万文字執筆済みの時点で物語全体としてはまだ序盤なので、
かなりの超大作ですね。中盤で四十万って事は全部で約八十万字くらいでしょうか。戦記ものってめっちゃ長いイメージがあります。一応この書評の都合上、序盤のみで一般的な文庫本の書評になってしまったため至らない部分があった事を重ね重ねお詫びします。御参考程度にでもしてくだされば!
>「視察を丸々カットすると劇的にテンポよく進む事を約束します」と書かれていらっしゃるので思い切って切るのもありかなと思いました。友人と相談して考えてみたいと思います。
「プリムス」を読んでいてハっ!と思い企画の説明に付け足したのですが、この書評はビジネス向け(一般的な文字数の文庫本を出したい人向け)の書評になっている気がしたのでそうでない場合はテンポを気にしすぎる必要もないのかもしれないと思いました。視察の所が伏線なら尚更そうかも。
>ファミ通文庫大賞の条件で「1話目に800文字以内で10万文字までのあらすじを書くこと」とあるのです
そうだったのですね!それとは知らずに申し訳ない……(ほんとに)。
>視察まるまるカットの場合は第7曲に影響が出るのですよね。(悩み)
約八十万文字とは思っていなかったのでありかもしれません。ただ書評でも言った通り展開はドミノ倒しになっていなければならないので伏線が飛び過ぎるのも危ない気がするようなしないような……(一気読みじゃない読者が覚えているかと言う問題)
>言い訳くさいところが諸所あるので不快に思われてしまいましたら申し訳ありません。
むしろ語って下さって非常にありがたいです。
フィードバックがあると書評をする身としても大変勉強になります!
第21回 春を照らすカクテル光線 / 佐倉伸哉様への応援コメント
高田丑歩 様
この度は、素敵な書評、感想、及びご指摘、誠にありがとうございます。
……今だからお話できますが、第20回『ヨゾラとひとつの空ゆけば』の書評で『書籍化されてもおかしくない』と大絶賛され、次の私は(前作からの落差で)こき下ろされるのではないか……と内心ビクビクしておりました。良かった……本当に良かった……。
出来上がった書評を一字一句漏らすまいと食い入るように読み進めて……顔がニヤけてしまいました。これでこの先一カ月はこの書評を胸に創作活動に邁進できると思います。
ややテンション高めで返信が長くなるかも知れません。前もって謝っております。すみません。
〇ターゲット、テーマ、主人公について
うわー、ここまで真剣に分析されるとなんか恥ずかしいですね。
ただ一点、「自分が面白いと思った作品を書きたい!」一心だけなので深く考えていませんでした。……丑歩様のtwitterもたまに確認していて謎解きのように深掘りされていて逆に恐縮です。
>地の文に頼りすぎている
>キャラが人形のように動いてしまい
自分の脳内のイメージが読者様にも脳内でキチンと反映される、地の文を主体としたスマートな小説を目指していまして、表現に関してはかなり力を入れています。
ただ、力を入れすぎるあまり、キャラクターが死んでしまっていることに指摘されるまで気づきませんでした。……実際、書いている時は人形か駒のように動かしている面はあります。
>作者様特有のオリジナリティを付け加える事が必要
>「キャラクターが登場しない」
この点に関しては以前他の方からも指摘されたことがあり、気を付けていたつもりではありましたが……自分の色を付けるということも今後は意識していきたいと思います。
>「掴み」がない
前作「サインは、スローカーブ」からの続き物ということもあり、本来説明すべき部分を全てすっ飛ばして、簡単な概略だけでいきなりダイジェストに入る……という感じにしてしまいました。
ここから初めて読む人からすれば「なんじゃこりゃ!!」と思うのも当然ですよね……完全に自分の怠慢です。
>東雲サイドの話を挟めると良い
この指摘は目から鱗でした。
岡野が主人公の物語ですので、敵対する東雲サイドについて描写する……という発想がありませんでした。
組み合わせが決まった時点で、大坂東雲の対外練習試合の映像をみんなに見せて大坂東雲にはどんな選手が居るのか、どれだけ強いのか……という場面を見せるべきだった、と今ふと思いました。
>大阪東雲はそこがモチーフなのだろうか
大阪東雲のモチーフは、近年甲子園で春夏制覇の偉業を成し遂げ、プロ野球界にも多くのOBが存在する大阪桐蔭高校です。そういえば七尾に東雲高校があったなぁ……と地元民ながら今更思い出しました。
丑歩様のご指摘通り、登場する高校名は知っている人は「あそこかな?」と連想してもらいニヤリとしてもらうのが狙いです(東雲に関してはそれっぽい名前が思い浮かばなかったので全然関連しない名前になりました……)。
>打線を逆算しつつプロット組むんでしょうか……尊敬すらする。
普段はあまり決め決めにプロットは組んでいませんが、今作に関しては泉野高・大阪東雲の両方の打席結果を全て紙に書き出しました。6回裏に新藤が逆転満塁ホームラン(お釣りなし)を打つ為にはどうするか、それまでノーヒットかつ一人のランナーも出てないから2アウトにした上で4人出塁させればいい……という感じです。9回表に木村が最後のバッターになる為にはどうすべきか、という点も同様ですが、こちらはヒットを何本も打たれているので調整するのがなかなか難しかったです。
>なにこれエッモ!!
ありがとうございます!!
新藤が逆転満塁ホームランを打った後に岡野へどういう言葉を掛けるかは非常に悩みましたが、丑歩様にそう仰って頂けると作者冥利に尽きます。
……こんな感じでしょうか。長々と書いてすみません。
沢山のご指摘、アドバイス、本当にありがとうございます。物語に没頭するあまり客観的に自分の作品を見られない中、こうした分析は凄くありがたいです。暫くはこの書評を糧に、挫けそうな時はこの書評を読んで元気をもらいたいと思います。
お忙しいと思いますが、くれぐれも体調に気を付けて書評を続けて下さい。
最後に……改めまして、素敵な書評を書いて頂き、ありがとうございました。陰ながら応援しています。
佐倉伸哉
作者からの返信
コメントありがとうございます!
>次の私は(前作からの落差で)こき下ろされるのではないか……と内心ビクビクしておりました。
書評でも書きましたが地の文は上手いし、ポテンシャルはかなり秘めている作品でした。PV数と作品の質が釣り合っていない事はWEBあるあるですので、自信を持って書き続けて欲しいです。
>「自分が面白いと思った作品を書きたい!」一心だけなので深く考えていませんでした。
独りよがりだと読者がついてきませんが、一番大事な信念だと思います。これをなくして見てもらう事だけを考えた作品は何の熱量もない誰でも書けるものになっちゃうと思うので。
参考文献の帯に「物語がつまらないのではない、語り方が下手なのだ」とあるのですが私が結構好きな言葉でもあります。
>地の文を主体としたスマートな小説を目指していまして、表現に関してはかなり力を入れています。
これについてはもう会得されていますね。文章全体からインテリジェンスな印象を受けました。上手くキャラクターを仕込む事が出来れば鬼に金棒である事間違いなしです。
>大阪桐蔭高校
勉強不足で存じませんでした……。と言う事は私が調べた時にたまたま東雲があったのは面白い偶然ですね。
>今作に関しては泉野高・大阪東雲の両方の打席結果を全て紙に書き出しました。
やっぱり細かく計算してやってるんですね。プロットを組むだけでも疲れるのに、野球物はさらに頭をマシーンにしなければならないとは……。
>挫けそうな時はこの書評を読んで元気をもらいたいと思います。
>お忙しいと思いますが、くれぐれも体調に気を付けて書評を続けて下さい。
こちらこそ励みになります!
お互い執筆作業頑張って行きましょう。
重ね重ね、ご参加いただきありがとうございました!
編集済
第20回 ヨゾラとひとつの空ゆけば / 帆多 丁様 後編への応援コメント
高田さん
この度は、素敵な書評、そしてご感想をありがとうございました。
どんな顔をして返信を書こうかと考えておりました。いえ、その、嬉しくてニヤニヤしてしまって。
ヨゾゆけ!
これはどなたの作品でもそうだと思うのですが、私が狙って書いた部分と、期せずしてそうなった部分とあります。
もちろん「これは伏線」「これはそのつもりなかった」などと作外で解説するつもりはありませんが、そういった違いの部分にも、なにか書くって面白いなぁと思いました。
(あと『うわ、めっちゃ深読みされてる! どどどうしよう』みたいな所もありました。内緒です)
例を一つだけ上げさせていただくならば、作中でユニオーの手をぶっ飛ばした際、構造の皮肉には全く気づいておりませんでした。発射機構に爆発が起これば手の半分ぐらいは吹っ飛ぶだろう、とごく冷徹に書いた場面でしたので、ご指摘いただき初めて「あ! ほんとだ!」と驚いた次第です。
創作談義や創作論に触れ始めたのは60話を書き終わってからでしたので、振り返ると「あ、もしかしてあそこは」「あ、これまずかったかも」と言うところも多々ありまして、特に「全体の25%までに人物は全部出す」「幕引きは引っ張らない方が余韻が残る」というのは高田さんの書評で初めて知りました。
おかげさまで、最近書いた短編ではその点を意識することができました。
「ヨゾゆけ」の次章にも活かしていこうと思います。
いろいろと汲み取って頂いている所もあり、自作語りしたーい! という気持ちもあり、一問一答と行きたいのですが、作外で裏話をやたらと話してもアレですので、いくつかピックアップしてお答えしたいと思います。
・「不思議なものたち」の命名について
精霊や妖精、妖怪といった類の存在なのですが、どの単語もそれぞれに派生したイメージがまとわり付く気がしましたので、フラットな呼び名にしようとつけました。よくわからない不思議な連中。そのまんまです。
・マジコ / フィジコ
お察しの通り、ラテン語起源の言語をいじくって作った造語がかなりたくさんあります。60話までなら、たとえばシュダマヒカもそうです。
ヨゾラもフィジコでは? という御予想にはちゃんと答えがありますのでお楽しみにしてください。えへへ。
・ぞっとしない
これは、意味を取り違えておりました。別の言葉で置き換えようと思ったのですが、あまりピンと来るのがありませんでしたので、抜きました。
・塩切れ
ありがとうございます。私も気に入っています。塩分大事です。
・「物語全体としては新しい土地に入る事が非日常の始まりで、旅立ちが日常への帰還」
こちらも、私自身はわかっていなくて「あ、そっか!」となりました。言われてみれば「ふたつめ」以降はその構図になっていました。
・「猫の使い魔を連れてる魔法使いには会った事あるぞ」
猫の魔法使いは後で登場するものの、ずいぶん先の95歩です。これ以外にも様々頂いた点はご指摘のとおりですね。修正しようとすると、この後の展開を巻き込んだ大手術になるのが悩ましい所です。なるべく早めに完結させて、全とっかえするのが良さそうです。
以上です。
ひとまず御企画からは抜ける形をとりますが、書評は引き続き拝読させていただくつもりでおります。
改めまして、立脚点がしっかりしていて筋の通った書評、素敵なご感想、身になるご意見をありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
>私が狙って書いた部分と、期せずしてそうなった部分とあります。
書き手の表現が読者に上手く伝わったか否かは永遠のテーマですね。逆に伝わった時はめちゃくちゃ嬉しいやつ。
>うわ、めっちゃ深読みされてる!
ユニオーの件もそうですが、作者の気付かない所を気付く(意味を与える)のも書評の役割だと思っております故、高田としても嬉しい限りです。
>特に「全体の25%までに人物は全部出す」
一応25%と書かせていただきましたが、より正確には最初のプロットポイント(物語が転がり出すところ)までにって感じです。
そして人物だけではなく、設定や大体の伏線、小道具、全ての情報を読者に開示する事が良いとされています。それ以降に新しい情報を出すとどうしてもご都合的に映ってしまう為ですね。
>ラテン語起源の言語をいじくって作った造語がかなりたくさんあります。60話までなら、たとえばシュダマヒカもそうです。
ラテン語やギリシャ語が好きなので単語帳を引きながらなんとなく元ネタを想像しましたが、ついにわからなかった……こういう考察も楽しいですね。
>「物語全体としては新しい土地に入る事が非日常の始まりで、旅立ちが日常への帰還」
抽象度を上げれば、どんな物語も「行って、帰る」事が成立するようです。
>ひとまず御企画からは抜ける形をとりますが、書評は引き続き拝読させていただくつもりでおります。
つまみぐいでも「へぇ」と思えるようなものを目指しておりますので、思い出した時にでもお立ち寄りください!
この度はご参加ありがとうございました。
「ヨゾゆけ」、大変あとが気になるので書評の合間にちょこちょこと追わせていただきますね。
第18回 異世界ひとくい物語 / 荷葉詩織 様 への応援コメント
非常に長文で熱の篭った書評ありがとうございます。読みながら首振り人形のごとく何度もうなづいていました……。序盤の初速が遅いというのは(PV見てわかる通り)ごもっともです。作者的にどうしてもやっておきたかったシーンを入れたら、懸念通り話がもたついて間延びしてしまったというありがちな失敗ですね……。指摘の通り、視点変更を繰り返しすぎたのは今後に生かすべき反省点です。せめて話を区切ってから行うべきでした。
改めて今回は書評ありがとうございます!こんなに早く読んでいただけて驚きました。色々と不安定な情勢ではありますが、今後の活躍をお祈り申し上げます。
作者からの返信
お返事ありがとうございます!
>作者的にどうしてもやっておきたかったシーンを入れたら、
私も一応物書きなのでめちゃくちゃわかります。自分のやりたい事と読者への配慮の折り合いは永遠のテーマですね……。
群像劇は個人的に大好きなので凄く好きな作品でした。フォローもさせて頂いたので続きは私の生活の合間にヨムヨムさせて頂きますね。
>色々と不安定な情勢ではありますが、今後の活躍をお祈り申し上げます。
ありがとうございます!
お互い創作活動、頑張りましょう!
第17回 彼岸橋 / wagasi 様への応援コメント
拝読していただき、誠に有難うございます。
今後の励みとして邁進し、また、今後の課題として参考にさせていただこうと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
めちゃくちゃレベル高かったので、今後に期待しております。
企画の参加ありがとうございました!
第16回 マグネティックマン / めがねびより 様への応援コメント
詳細な分析ありがとうございます!
特に序盤のカーチェイス以降の中弛みについてのアドバイスためになります!
また、細かい事について検証してから近況ノートの方に書かせて頂きます。
待ってた甲斐が有りました!w
これからも大変でしょうが、がんばって下さい!
作者からの返信
少しでも参考になれば幸いです~。
まったり更新しつつ頑張ります!
第14回 おしゃま少女ヒゲグリモー / オジョ 様への応援コメント
高田丑歩様
この度は誠にありがとうございます!
全文を読んで頂けただけでも恐縮なのに、ここまで詳細な評価やアドバイスを下さるとは、恐悦至極に存じます。しかも私なりに工夫してみた点、また自信のない点に、尽く言及されるとは恐れ入りました。
何度も読み返し、しまいには頂いた評価やご感想の全てにお返事をしようとしたのですが、拙作について自ら語るのは不粋であると、どうにか思いとどまりました。
なので少しだけにします。
高田様のおっしゃる通り、冒険物語である以上は主人公の心の成長を描かなくてはなりません。ツバメにおいては、他の奔放なメンバーをまとめていく力、統率力を問われる場面を今後はぶつけていこうと予定しています。高飛車で捻くれ者のツバメが、どのようにして他者を理解するか、自身の戦闘力のなさをどうカバーするか、指揮者を目指す自分にリーダーとしての資質があるのか、と悩むことになります。
今はヒゲグリモーに変身させるのに毎回苦労するツバメですが(その辺りも評価して頂きとても嬉しかったです)、彼女が戦いの中で成長する姿を表現していければと考えています。
それから、ツバメの魔法はソフト&ウェットを意識しております。ご明察です。
とりあえず、もう少しヒゲグリモーを続けてみようと思えました。重ねてありがとうございます。
高田様におかれましても、今後のご活躍をお祈りしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます!しかもレビューまで……励みになります。
>拙作について自ら語るのは不粋であると、どうにか思いとどまりました。
そんな勿体ない、高田的には全部さらけ出してもらえる方が興奮します(言い方)。良い意味でも悪い意味でも私の書評がどうだったのかも含め、作者様の作品への熱は全て聞きたいと思っております。
>指揮者を目指す自分にリーダーとしての資質があるのか
>彼女が戦いの中で成長する姿を表現していければと考えています。
あーなるほど!そうやって内面と絡めて行きますか!それならツバメの主人公でありながら戦略的(補助的?)な能力にさらに説得力が出ますね。
うん、やはり話の展開やキャラの魅せ方が上手い。
>それから、ツバメの魔法はソフト&ウェットを意識しております。ご明察です。
正解でよかったです。オジョさんがジョジョを知らなかったら「え?」で終わってましたから……。
>とりあえず、もう少しヒゲグリモーを続けてみようと思えました。重ねてありがとうございます。
今後が気になるので作品フォローさせていただきました。
最後に、企画の参加ありがとうございました!
今後も応援しております。
後半も詳細な書評をありがとうございます!
>必殺技を当たらないタイミングで出してしまっている感じです
うーん、言われていることに意味はわかります。 が、どう修正するかと考えると悩ましい気も……(><)
とりあえず、香淑にもっと葛藤と焦点を与えるべきですね(><)
媚茗の扱いについては、書く前の時点でかなり悩みました。彼女にどこまで焦点を当てるかと……。
ただ、媚茗がひどくないと、榮晋があそこまで拗らせて「殺されたい」と思わないかなと媚茗にはきっぱり悪役となってもらうことにしました。が、意外に媚茗に感情移入してくださる方がいらっしゃったりして、作者としては予想外でした(*ノωノ)
重ねてになりますが、このたびは本当にありがとうございました~!(深々)
作者からの返信
>うーん、言われていることに意味はわかります。 が、どう修正するかと考えると悩ましい気も……
この辺りはもう面と向かって議論し合いたいくらいです。この作品がどうしたらもっと人に見て貰えるか、それだけを考えていました。
>媚茗の扱いについては、書く前の時点でかなり悩みました。彼女にどこまで焦点を当てるかと……。
ラスボスなのでもっと当てた方が~っと思いましたが、作者様のやりたい事との折り合いもありますので、需要と供給の難しいとこでもありますね。それを含めたった一回の書評では語りつくせない魅力的なキャラでした。
最後に、綾束さんのレベルがマジで高くて私如きが……という思いでいっぱいでした。一読者の意見くらいに思ってください。
企画の参加、ありがとうございました!
このたびは大変丁寧な書評をいただき、誠にありがとうございます(ぺこり)
「inkar-usi」聞いてみました! 確かにイメージソングにぴったりですね!(*´▽`*)
『桜蘭高校ホスト部』知っております! 言われてみれば、晴喜の外見イメージにかなり近い気がします(晴喜には実は策士な面はないですが・笑)
登場人物達の名前は、決める時に漢字にもかなり悩んで決めたので、よい名前と言っていただき、嬉しいです!ヾ(*´∀`*)ノ
「どちらが主人公かわからない」
これは私自身もその通りだなぁと思っております……(*ノωノ)
ですが、どう直せばいいものやら……。と解決方法がわからず悩んでいたのですが、今回の書評を拝読して、ヒントが見つかった気がします! ありがとうございます!ヾ(*´∀`*)ノ
ただ、ひとつだけすみません(><)
「夫君殺しの~」の物語の構造は、ヒーローズジャーニではなく、『新しい主人公のつくり方』の「ヴァージンの物語」を参考にして書いております(自作の創作論のエッセイあたでも紹介しております)
もしかしたら、構造の部分がうまくあてはまらなかったのはそのせいかもしれません。
まあ、最終的に読んで面白いかどうかだとは思うのですけれども!(*ノωノ)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
>「夫君殺しの~」の物語の構造は、ヒーローズジャーニではなく、『新しい主人公のつくり方』の「ヴァージンの物語」を参考にして書いております。
先に謝っておきます。
いや、ほんとそうなんすよ……仰っていただいた「ヴァージンの物語」なら間違いなく当てはまっているんですよね。
私の参考文献は「世界中の物語の構造に当てはまる、定石の物語」に根差した分析なので、正解であり正解じゃない。
そう言う意味ではかなり失礼な書評になってしまったのではないかと土下座をしたい思いです。参考文献ではこうなるのだなくらいに思って頂ければ幸いです……。
第12回 夢漏れの小径 / ビト 様 後編への応援コメント
>ななふしぎ よるのおにごっこ
ランドセルは重くなって脱ぎ捨てて、そしていつの間にかどうでもよくなる。
そんな少女時代への象徴でした。
夢も拘りさえあるのならなんでもよかったのですが、おっしゃる通り工場の場面に合わせています。
>だっしゅつ、よるのがっこう
ななつめ、当たりです。
なので最後の最後に聞いた時には驚きはしたけど、それだけでした。
だってもう攫われているんだし。
同治郎はノリノリで書いていました。つよい(確信)。
影絵も実は足りない文字数を補うために完結後に付け加えたところです。
公募の文字制限って撤廃されませんかね(暴論)
>やまみち、くらいのぼり
ヒナネギ。
問答無用の味方キャラはいてくれるだけで安心します。なお。
>ふみきり、ぼうそうとっきゅう
メインヒロインのお姉ちゃんの大活躍、確かに少し分かりにくかったかもしれません。
分かりにくいついでに、実はここでお守りを渡そうとしています。
>おわかれ、やまおくのいずみ
家族とか学校とか、そういうしがらみに囚われない唯一の相手です。
元気でいてくれるだけで元気になるのです。
>まなざし、とうへのみち
幼女「おう、てめえなにガンくれてやがんだ。ぶっ飛ばすぞ」
モブメ「ひぃぃ! ごめんなさい!」
>たいけつ、かめんのにらめっこ
搭への道絶対阻むマザー。段々なりふり構わなくなっていきます。
>おもいで、ゆめのかめん
この辺りは繋ぎの部分で、一番難しかったところです。
ヒナから工場に渡るための場面でしたが、もう少しうまくやりようがあったんじゃないかなと思います。
>くらがり、しかくいせかい
誰が隔離→お姉ちゃんが両親から匿うため
お守り→お姉ちゃんが握らせてくれた
裏設定ですと、
お姉ちゃんはお母さんより強い→対抗するお守りを持っている
そんなお姉ちゃんを轢き殺す電車最強→お姉ちゃんの目的を阻む
というこの子のイメージで相関が発生している形です。
お守りの扱いももう少し前からやりようがあったかもしれません。難しい。
>おまもり、のっぺらぼうのきょうき
お姉ちゃんはオカンを一度撒いて助けに来てくれた形です。
お守りがオトンに狙われていることも分かっているので、オトンからも守ってくれています。
そして出会ったオトンとオカン。まあ、オトンが瞬殺されるのも道理ですよね←
この子にとってはオトンは知らない人、対岸の火事なのです。
だから顔も曖昧だし、イメージもぼやぼやです。
でも、オトンだから何かは遺してくれました。
>こうじょう
この辺りは一番書きたかったところです。
これまではお姉ちゃんがヒロイン独占していましたが、ここでハサミちゃんがヒロインレースに飛び出しました。
実はこの物語、お姉ちゃん(家族)とハサミちゃん(個性)のダブルヒロインなんです。
ちなみにお姉ちゃんは搭から家族の檻(よるのまち)を脱出できることは知っているので、なんとしても向かわせようとしています。
優しいけど厳しい人でもあるので、向かわないとちょっとこわいです。
>さいかい、とうとゆめもれさん
地面が動けば搭には辿り着けない。
なりふり構わないときって、どこか滑稽なことしていることありますよね。
そんな感じです。娘が見たら馬鹿らしくしか思えません。
ハサミちゃんは、飛ぼうとすれば普通に飛べます。
でも一緒にわちゃわちゃやっている方が楽しかったのでわちゃわちゃしています。
奔放な個性は、悪意に拘りません。自分の感性に拘るのです。
ヒナは、ほら……ここで来たら熱いでしょ。そんなノリ(ここはガチのご都合主義です)
>たたかい~かいだん
ここはもう、勢いで突き進んだ感じです。
佳境の場面では結構筆が暴走しがちなので気を付けたいです。
ユメモレさんは基本的に搭を守ればそれで十分なので、近付かなければそんなに怖くはありません。近付くとガチでヤバいです。
父親はタブーでした。
関わると怒られるし、面倒くさいことになる。そんな近寄りがたい相手としか感じていなかったのが実情です。
ここで夜の世界からは解き放たれるので、確かにスパイスがもう少し必要だったかもしれませんね。
あとは、自分だけの問題です。
>対面、赤い個性と私
ハサミちゃんはもう、書かれたことが全てです。
夜の世界から取り出せたのはハサミとお守り。
前者は自分で、後者は家族。お守りは唯一四人を繋いだものの象徴です。
並行したテーマは確かに欲張りだったかもしれません(いまさら)
>決別、山の攫い神と夢漏れの小径
そんなに文字数あったの、あった←
ハサミちゃん決着はついたので、ここは本来エピローグのつもりでした。
そして気付くのです、文字数が足りないと……
ただ、付け足したエピローグ部分も結構好きです。
無個性と折り合いをつけたところとか特に。
>3
楽しんで頂けてとても嬉しいです。
スニーカー文庫へは応募があったからってだけです。一般文芸は落ちました←
砂場のメ→安全地帯だからこわくないもん。
山にメが出てこない→人がいないから視線に晒されません。
三つ目→不気味+格好良い、特に意味はなかった気がします。
勇気がないと食べられちゃいますよ←
個性を出すって難しいです。他人に認められないと、それは個性にはならないから。
書評、改めてありがとうございました!
自分の作品を見つめ直せる良い機会になりました。
今書いている連載を終えたら公募用に新作を書こうと思っているので、色々と参考にさせて頂きます。
素敵な企画をありがとうございます。
先は長いですが、応援しています。
作者からの返信
>分かりにくいついでに、実はここでお守りを渡そうとしています。
あぁ確かに!それなら必死さに納得が行きます!
これは絶対に想像できたはず……くっそ悔しい。
>幼女「おう、てめえなにガンくれてやがんだ。ぶっ飛ばすぞ」
ぅゎょぅι゛ょっょぃ
>誰が隔離→お姉ちゃんが両親から匿うため
>お守り→お姉ちゃんが握らせてくれた
姉かあああ!その選択肢も確かにあった……確かにしっくり行く。
>実はこの物語、お姉ちゃん(家族)とハサミちゃん(個性)のダブルヒロインなんです。
さすがにハサミがヒロインとは思わなんだ。ヤンデレにも程がある!
>ただ、付け足したエピローグ部分も結構好きです。
私も結構好きです。特にヒナが生きていて(?)読後感がグッと良くなりました。
>山にメが出てこない→人がいないから視線に晒されません。
ぐあああああ!これももうちょい考えればわかる事だった……。
>個性を出すって難しいです。他人に認められないと、それは個性にはならないから。
全く持って同意です。最近書評を始めて、作者様が「自己表現の為」に書いたのか、「読者を喜ばせる事を一番に」書いたのか、その両方か、それを見極めながら読んでいます。
そこに個性が関わってくるのは言うまでもないので、自分の分析が正しいのか常に不安です。今回も、少しでも参考になれば幸いに思います。
>素敵な企画をありがとうございます。
>先は長いですが、応援しています。
こちらこそ、ご参加いただきありがとうございました。
頑張ります!
第12回 夢漏れの小径 / ビト 様 前編への応援コメント
すんごい書評ありがとうございます!
こんなに読み込んでいただき感激の至りです。
>総論
そうか、こいつ純文学だったんですね←
元は一般文芸のホラー部門の公募に出したものでした。
結果は………ほら(ホラーだけに)、ネットに公開している時点で、お察しというか………………
ジャンルは中々難しいです。
いつもどこかに逸れてしまいます。
『描写で釣って(前半)、テーマで殴る(後半)』がコンセプトだったので、評価いただけてうれしいです。
人を引き込むのは難しいですね。
>物語の構成について
実はプロローグとエピローグの部分、最初はありませんでした。
肉付けからの削ぎ落しを初めて試してみたのですが、その分文字数が足りなくなってしまって………雰囲気だけで付け足しちゃいました←
ご指摘頂いた通り、主人公が自分でなんとかするのは搭までとっておきました。
今考えるとのっぺらぼう辺りでもう一歩前に進めさせてもよかったかもしれません。
神話の構造とか全く知りませんでしたので勉強になります。
そうか、こいつ神話だったんですね←
でも、なんとなく意識して書いていた部分もちらほらあります。
色んな本を読んでいると、こういう原型的な部分が刷り込まれているみたいです。
>主人公について
不思議世界への神隠しなので、内面描写には意図的に偏らせました。
ユメの名前は母親からの刷り込み(催眠?)、
お守りはコンテナに匿われたときにお姉ちゃんから、
搭へはこの世界から逃げたい→新しい世界に踏み出したい
みたいな感じでした。
ここら辺はもう少し描写を増やすべきだったかなと反省です。
どうせ文字数足りていなかったのに←
>各キャラの役割について
もうここはおっしゃる通りです。
キャラの数は極限まで減らしました。
七不思議を三不思議くらいにしても良かったくらいです←
赦さないルートは普通に真っ二つ(物理)で終わってしまいそうです。
>よるのまち
こうして見返してみると、他の描写でまだまだ盛れそうでしたね。
意味深長でありそうで実は何もない文字数稼(ry
>ゆうぐれ、かえりみち
この辺は色々とそれっぽいことを書いています。
不穏で、なにかありそうな、そんな雰囲気を目指しました。
二週目で一番おススメしたい箇所です。
このころから卑劣仮面は妨害工作に必死です。
>くらやみ、つうがくろ
この辺は地味な箇所なので、地味な描写で味付けしました。
ジブリでありそうな足ジーンとかです。
お母さんは過保護お化けなので、自分から離れていかなければ助けまくっちゃいます。自分から離れていかなければ。
昔、道に落ちていたシジュウカラを拾って飼っていたことがあります。
ヒナのモデルです。餌に近所の林からゲジを捕まえていました。
それだけです←
でもゴキブリやクモみたいな筆頭お約束は避けるようにしていました。
成長できなくて蠢いている毛虫にすればよかったですね。採用したい←
>たんけん、よるのがっこう
色はなんでも良かったんです。好きな色、拘りのある色さえあれば。
工場のシーンが書きたかったので、色であることは必須でした。
ハサミは自分で、靴はお姉ちゃんだから、服もなにかあった方が良かったかもしれません。
お母さんから貰った赤い服、汚れたのでポイ捨てとか。
勝利は小学生特有の謎ですが、あれはまだ汚れていなかった頃の作品です。
無邪気な思い付きでそんなこと書いている時期もあったわけですね。
七不思議については、主人公が敵っぽいと思うのは敵に、味方っぽいと思うものが味方に回っています。
あの子のよるのまちなので、イメージに左右されるところが大きいです。
私も後編に続きます!←
作者からの返信
うおおおおお!本当に解説して頂けるとは!
ありがとうございます!
>神話の構造とか全く知りませんでしたので勉強になります。
アレだけ完璧に合致するのに……マジですか……?
確かに、構造は知らないけど感覚で作ってしまう方は稀にいらっしゃいます。
が、ここまで完璧に網羅している作品は本当に少ないと思います。主人公の欲しいものが達成されて、終わってしまう事が殆どです(この作品で言えば塔を登り切って、個性を思い出して終わり。と言う感じ)
参考文献によれば村上春樹さえ初期はこの構造を理解していなかったらしいです。そう言う意味で、ビトさんヤバくないですか?(語彙力)
>ユメの名前は母親からの刷り込み
ん~なるほど。全く気付けませんでした。「夢漏れの小径」最大の一つとも言っていい謎が一つ解けました。
>餌に近所の林からゲジを捕まえていました。
つよい(確信)
えっ、素手で?(困惑)
>勝利は小学生特有の謎ですが、あれはまだ汚れていなかった頃の作品です。無邪気な思い付きでそんなこと書いている時期もあったわけですね。
しまった、ここは深読みしすぎましたね。
どうも最近シナリオの勉強をしたせいで「全てに意味がないといけない病」にかかってしまったらしい……。
第11回 「三界の魔術師」 / 油布 浩明 様 前編への応援コメント
詳細に読んでいただき、まずはありがとうございます。
指摘していただいた点。これからゆっくりと検討し、改稿するときに参考にさせていただきたいと思います。特にキャラのセリフや描写については大いに参考になりました。ストーリーそのものを大幅に変えることは難しいですが、今後の創作についてはご指摘を生かしていきたいと思っています。
細かい点については、これから重ねて読ませていただきたいと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
レビューまで頂いちゃって、励みになります……。
冒頭にも書かせて頂きましたが、キャラクター小説としての書評なので「三界の魔術師」にとって正しい分析だったかが不安です。
ですがもしキャラ文芸で攻めるのであれば、多少はお力添え出来る事は間違いないと思っています。
長々と細かい所まで書いてしまい、お目汚し失礼いたしました。
企画の参加、ありがとうございました!
第9回 春という季節には…? / ❅銀花❅ 様への応援コメント
作品の分析やアドバイスありがとうございました!読ませていただいて恥ずかしながら自分ではあまり深く考えていなかった所まで読み取っていただけてこんなふうに見えるのか。ととても驚くことばかりで参考になりました。復讐劇の方も読んでいただけて嬉しかったです。
アドバイス等をいただいて今後こうしたいなやこういう技能を身につけたいな等やりたいことの目処がたちました。
評価をいただいた作品も修正するべきところなど私一人では分からなかったことがとても分かりやすくなっておりとても有難かったです。ありがとうございました。
またアドバイス等をいただけるような機会がありましたらその時はよろしくお願い致します。
長文失礼致しました
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今見返したら夢猫館が「猫夢館」になってる箇所が多数ありました……大変失礼いたしました。すぐに直します。
>復讐劇の方も読んでいただけて嬉しかったです。
こちらは本当に細かく拝見していないので、二周目に入ったら隅々読ませていただきますね。
>作品も修正するべきところなど私一人では分からなかったことがとても分かりやすくなっておりとても有難かったです。
そう言って頂けるとこちらも嬉しいです……励みになります。
企画の参加、ありがとうございました。
読みまくって、書きまくってください!応援してます!
第8回 人狩り / なはこ 様 後編への応援コメント
企画に参加させて頂きました、なはこと申します。
この度は、素晴らしい書評を頂戴し、感激しております!
蟲師と夏目友人帳の影響はゴリゴリに受けております。両方とも大好きです。
スタートラインが蟲師のような和風物を書きたい!でしたので、ちょっと意識しすぎて主人公の設定が似すぎてしまったかもしれません。
気になる人は気になると思うので、ちょっと性格を変えてみようか、とか洋服着ている人物をモブでもいいから少し増やそうかとか考えている次第です。
結末についてですが、今作は読んでくださった方に〝毒〟を残したいという思いで筆を走らせたのですが、それを意識するあまり、拙い面の目立つ作品となってしまいました。
ご指摘を読む度「確かに!」と納得する事ばかりで、読者の目線に立たず主観的に作品を書いてしまった自分を反省するばかりです。
参考文献として挙げられている『シナリオの基礎技術』は、私も愛用しているのですが……もう一度頭から読み直して勉強しなおしてまいります!
伏線回収についても意識はしていたのですが、投げっぱなしジャーマンになっている部分にご指摘を受けて初めて気付くということもありましたので、猛省中です。
特にハルのポッと出感は絶対に直さなければなりませんね。こちらこそ伏線を丁寧に張って回収していくべきでした。
ハルに関するご指摘を読んだ瞬間、叫び声を上げながら、部屋をのたうち回りたくなりました。
特にバッドエンドと悲劇の違いについて大変感銘を受けました。
単純且つ唐突なバッドエンドになってしまっているのは、やはり毒を残したい一心だけで書き進めた結果かもしれません
本作を下敷きにした新作を書き、新人賞に応募しようと考えておりましたので、ご指摘くださった事を糧にして、バッドエンドではなく〝悲劇〟あるいは切なさの少し残る〝ハッピーエンド〟を目指し、新作として改めて練り上げたいと思います。
改めて素敵な書評を頂戴しまして、ありがとうございました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
>蟲師と夏目友人帳の影響はゴリゴリに受けております。
私も原作は大好きで昔ドハマりした口なので、意識していそうな個所を見つけるたびにニヤニヤしながら読ませていただきました。
>洋服着ている人物をモブでもいいから少し増やそうかとか考えている次第です。
そう言えばハルは洋服でしたね。物語通して和洋折衷な雰囲気も好みでした。
>『シナリオの基礎技術』は、私も愛用しているのですが……
あ、そうだったのですね……と言う事は釈迦に説法な部分が多くあったと思います。なんだか申し訳ないです……。
この企画の主な分析は参考書籍の「ストーリーメーカー」を多用しがちなのですが、個人的に一番影響を受けたのは「シナリオの基礎技術」です。
人生で初めてシナリオに対する美しさや整合性を叩きつけられた運命の本でした。
>特にバッドエンドと悲劇の違いについて大変感銘を受けました。
この辺りは私も曖昧な考えだったのですが「人狩り」を拝見し、色々と考えさせられました。悲劇については未だに明確な言語化は出来ませんが、かなり区別はつくようになった気がします。
この度は企画にご参加いただき本当にありがとうございました。
拙い書評を出した身として、新人賞にて「人狩り」が受賞する事をささやかながら応援しております。
第5回 その涙さえ命の色~ALIVE~ / 猫柳蝉丸様への応援コメント
評価ありがとうございます。
詳細を語られて頂いて作者が思いも寄らなかった視点に気付かされました。猪や兎にそんな意味があったとは…。
偶然が見事に繋がって奇跡的な出来になったような気がします。
あまり語るのも野暮かと思いますので一つだけ。
ALIVEというのは、アバタールチューナー2という昔のゲームのOPから拝借したサブタイトルになります。生きるために動物を食べるのと生きるために同族を食べるのにどれほどの違いがあるだろう。という印象的な展開がありましたので、ちょうどよいかと思いまして。
分かりにくいインスパイア。
それでは、この度は本当に詳細なご評価をありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
>猪や兎にそんな意味があったとは…。
中々にこじつけ感があったと思いますが、楽しませて頂きました。文章と展開の運びが巧みで勉強になります。
>アバタールチューナー2という昔のゲーム
なるほど。さすがに気づかなかったです。
あまりゲームに明るくないのでググってみましたが、昔のアトラスっぽいな~と思ったらやっぱりそうでした。なんとなく見たことあります、このゲーム。
>この度は本当に詳細なご評価をありがとうございました。
こちらこそです。
ハイレベルな作品を当企画に選んでいただき、本当にありがとうございました!
第6回 修学旅行で出逢った、君と… / もってぃ様への応援コメント
高田丑歩さん
非情に有難い評価、感謝感激!です。
こういう批評が貰えないものかと小説を書き始めた身としまして、まさか処女作に対して頂くことができようとは、感無量です。
ご指摘の数々、作者の狙い以上に読んで頂けた部分は素直に自信になりましたし、当方の狙いが指摘と重なっているのにあと少し届いていない部分は反省させられました。
実は本作脱稿以降、自分もwebや図書館からの耳学問ながら「三幕構成」を中心に独習しまして、高田さんの指摘にはなるほど首を頷けることしきりでした。やはり自分の作品に対する他の人からの指摘は勉強になります。
特に一人称の文を高評価してくれたことは、自分にとっては嬉しい誤算でした。
視点のブレについてはご指摘の通りで、特に冒頭部分での登場人物の捌き方が未だに改善できていないのを痛感しました。モブとエキストラの使い方の差を理解してなかったのには赤面ものでした。うん、すごく勉強になります。
本作での最大の反省点は、やはり前半と後半とで作品としての雰囲気の違いが生じてしまった点ですね。
これは他の方からも言われたことのある点ではありましたが、〝ファンタジー要素を入れるのなら序盤から小出しにして行かないと、騙された感じがしてしまい良くない〟という指摘にはすごく納得させられました。
これと比べれば終幕の蛇足感は、独習の結果、自分でも消化できていたことなので、こういう指摘がほんとに有難かったです!
またこの指摘で、本作は構成を見直して当初の作品とは違うものとして送り出すべきだったと思うことができました。
実は本作には出発点にしたとある作品がありまして、それは日常に溢れ出てきたファンタジーの中であの世に行かなくてはならなくなった少女が最後に主人公と冒険をして、でも結局はこの世から消えてしまう、というもので、この好きだった作品を私自身のノスタルジーを織り交ぜつつラストをハッピーエンドにしたいなー、と書いたものでした。
なので、この底本にはファンタジー要素が基底にあったわけなのですが、私はそこをコンパクトに纏めようと薄めた挙句に、主人公の動機付けに〝重い話〟(これが安易だったとは執筆当時時いまに至るまで思ってるのですが)を付け加えました。
高田さんの指摘を受けていま思っているのは、この段階でもう一度自分が取捨選択した要素と向き合って、物語を見直すべきだったということです。
うん、真摯さが足りなかった。
そこのところが読者の方々にはいろいろな形で透けて見えてしまいますね、やはり。
しかも処女作に立ち戻ってこういう気付きが得られるとは!初心に立ち戻ることの大事さを思い知りました。
長くなってしまいましたが、本当にありがとうございました。
他の方の作品のレビューも頑張ってください。
実はもう一作エントリしてます。まだ150作以上の作品が連なっているようですが、是非、また見てもらいたいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
こう言ったお言葉、本当に励みになります……。
>まさか処女作に対して頂くことができようとは、感無量です。
これが処女作……心理描写が処女作のそれとはとても思えませんでした。
執筆活動でその描写に磨きがかかっていると思うと、恐れ多いんですが……。
>「三幕構成」を中心に独習しまして
今はアニメでもなんでも起承転結より三幕構成の方が多い、とどこかで耳にした気がします。どちらもメリットデメリットがありますから個人の趣味になってきますよね。
>初心に立ち戻ることの大事さを思い知りました。
私も自分でプロット組もうとすると、理論に塗れて結構忘れます。策士策に溺れる……(なので面白い作品を書けない)
試行錯誤する中で自分なりの初心(私の中では読者に楽しんでもらいたいと言う信念)を忘れないようにしたいものです。
そして既に指摘されている事を重ねて言ってしまった事が多かったようで、なんだか申し訳ない気持ちです。もっと新しい気付きが得られれば良かったのですが。
>実はもう一作エントリしてます。まだ150作以上の作品が連なっているようですが、是非、また見てもらいたいです。
非常にありがたいお言葉です。企画の内容にも追記しましたが作品を一周したら戻って参りますので、是非ともその時はよろしくお願いいたします。
どうも、今回レビューしていただいた気力♪と申します。本当にありがとうございました!
耳が痛い話ばかりでしたが、ものすごく大切な指摘ばかりでした。拙作を本気で読んでくださり本当に感謝してもしたりません。
一応第一話(第一話後編に変える予定)の区切りがついたら、指摘を参考にしつつどうしてそう言われたのかを自分なりに解釈して飲み込んで、作品の大改造をしていきたいなと思いました。というか今からします。書き溜めは終わっているので今日はまだやれる!起きたばっかりだし!
けれど、指摘されて嬉しかったことは多いです。特に、主人公に関してはとても良く捉えられていて、作者自身もかなりびっくりするほど嬉しかったです。
けれど一つだけ。
もっともっとボロクソに言われるのを覚悟して、というか期待していたので、これは辛口とは言い難いかと。自分的にはちょっと甘みがある中辛くらいでした。希望者にはもっとズバズバいって良いと思います。その方が味が出ると思うので。
作者からの返信
コメント、そして素敵なレビューありがとうございます!ほんと、モチベ上がります...。
>自分なりに解釈して飲み込んで、作品の大改造をしていきたいなと思いました。
私が本で得て噛み砕いた知識を、さらに作者様が自分なりに咀嚼して拡大していただければこれ以上に幸せな事はないです。
むしろそれが目的で始めたので、感無量てす。
あ、まだちょっと甘口でしたか.,.。
でも個人的にあれ以上の突っ込むのはただの暴言のような気がして、何より怖いのは作者さんのモチベを下げる事なので...
そこまで行くと不本意と考えて、あの結果に。
高田は根が優しいんですかね(黙れ)
でも今後私の辛口はこれくれくらいですと、客観的な指標が出来たので凄く学びになりました。
その点は一つの挑戦と言う意味でも気力♪さんに感謝です!
企画の参加、本当にありがとうございました。
追記、
大改造後、ご報告くれれば見に行きますよ~。
※リアクション遅れました、ごめんなさいっっ
…
…
……ナニコレ、凄すぎぃぃぃぃぃぃっ!!?
……た、高田さん……、どんだけ『本気』なんですか!?
マジでビビりました。とりあえず上半期一番ビビってます。
――そして、
自分の拙い文章と『本気で向き合ってくださって』、
『おそらく何度か熟読して頂いた上で』、
『一つ一つのエピソードを丁寧にひも解いてくださって』……、
ほんっっっっっとーーーーーーに!!! ありがとうございますっっ!!!
※ちなみに、自分はこの考察を読んで、1ミリも不快になりませんでした!
むしろ「よっしゃあ、やってやんぜっっ!」……、と執筆意欲がモリモリと沸いてきました!
→多少はへこむことはあったのですが、それって、「ああ~、自分もまだまだやな~」と、『等身大な自分の姿を再認識することができた』という、非常にタメになる経験でしたので、むしろ感謝感激雨嵐しかありません。
…高田さんがここまで『本気』を見せて下さったので、これは『誠意』として、自分も本気を見せざるえませんね……ッ!(何
細かいところから網羅的なところまで、「なるほどホウホウ」と眼からウロコのご意見のオンパレードだったのですが……、
特に自分がこの考察を読んだ『気づき』に関して、すごくタメになったのポイントを3つまとめます!
①
自分は執筆が終わって、アップロードするタイミングでは、「よっしゃあ完璧!」と思って公開しているのですが(自信過剰)、後になって読み返してみると、「……ああ~、これビミョーだったかもなぁ、読んでる人どう思うんやろ……」と不安になることがちょくちょくあったのですが……、
↑で、引っかかったポイントを、ことごとく『ツッこんで』くださっているので、「ああ~、やっぱりそうだよねぇ…」と、モヤモヤしていた『ズレ』を、はっきりと『認識』することができました!
②
全体構成の部分で、『テンポ感』についての言及をけっこう頂いたのですが……、
コレ、恥ずかしながら、自分では『全然意識してなかったポイント』なんです!(ドォォォォォォンッ!
「……なんか、長くなってきちゃったなー」とはフンワリ思っていたのですが……、やはりそういう感覚は、『助長』として読んでいる人にハッキリ伝わってしまうものなのですね!
『不必要なものをカットする』のも、執筆力のひとつだと思い、あまり意識していなかったということは、コレ、明確な自分の『弱点』だなと、気づくことができました!(たぶん、言われなかったら一生気づかなかった)
③
>ターゲットとしては「一般的なラノベ層」ですね
>ボーイミーツガールに重みを置いているので、かなり一般受けするかなと思いました。
…こちらの文章を読んだとき、「ハッ」となりました……。
何故なら、自分はこの作品を書き始める前(プロット作る前)
「…よ~~し、次の作品は、広く多くの人が『面白い!』と言ってくれるような『至高の青春エンタメ文芸』を目指すぞっ!」
…と息巻いていたのですが、
何故だか書き始めて、いざ公開する時にジャンルを『ホラー』にしたり、twitterなどで宣伝するときに『サイコ』や『スリラー』という言葉を使って推していたり……
なんか途中から、この物語のプッシュの方向性が『ブレブレ』になってしまっており、「……よく考えたら、この話、全然『ホラー』じゃねぇじゃん!」という、当たり前のことに今更気づけました!!
※ホラーっぽい描写とかはあるけど、あくまで主軸じゃないし。。
素直に『学園ファンタジー』とか『青春』とかで推した方がいいや、と猛省して、今後そうすることにします
>多分PV数があまり伸びてないのもジャンルの所為で、現代ファンタジーにした方がぐっと伸びると思います。
……マジか、まったく気にした事なかった……。
ちなみに、公開する当時に「現代ファンタジーってなんだろう」と思ってgoogle画像検索したところ、スタイリッシュな雰囲気の若者達が、近未来感のある服装で無駄に跳躍していたりするイメージ画像を見ながら、「…ん、なんかコレは違う」と軽い気持ちでホラーにしてました。今思うとめっちゃ王道ファンタジーモノの作品とかも、フツウに「現代ファンタジー」として登録している方が多いですよね。
※早速、現代ファンタジーにジャンル変えましたw
……以上、めちゃめちゃためになった三つのポイントでした!
以下、頂いた考察の分をいくつか引用させて頂き、お礼やら陳謝やらのリアクションを取らせていただきますッ!
※頂いた考察の中で、「……うっわぁ! そんなところまで『読み取ってくれたのッ!?』と、めっちゃ嬉しい箇所がいっぱいありつつ、「……あ、そ、そこは違うんです……、伝達力低すぎでゴメンナサイゴメンナサイ」というポイントも幾つかあったのですが、連載中という性質上、物語の『内容』に触れる箇所については、あえて言及いたしませんので、あしからずでゴザイマス。。。
>ちなみに、私がこの作品で一番好きなのは不知火です(どうでもいい)。
これが何気に一番嬉しかったりしますw
※頂いている応援コメントの中で、「如月さんファン」らしき人と、「御子柴ファン」らしき人はお見掛けしたのですが、「不知火さんファン」という人は今までいなかったので、かわいそうだなぁと思っていたのです。ちなみに自分は全員好きです(当たり前
>「…」ですが、これは偶数が基本で、奇数で使用する事は普通ありません
>あと「」内の文の最後に句点は必要ありません。「~である。」ではなくて「~である」と、するのが一般的です。
(……そ、そうなのですね!!? 初めて知った……。
>作者様はキャラには意識させず、でも内面は変化していく過程、しかもそれを明記せずに読者へ伝える。
>地の文に目を見張るものがいくつもあります。純文学並みにエモい事をいきなりぶっこんで来るので「おぉ……」と唸るシーンが何度もありました。
↑このあたりのお誉めの言葉は、頂いている応援コメントでも「いいねっ!」と言ってもらえることが多くて、自分の強みかなぁとホンワリ思っていたので、高田さんに背中を押してもらったことにより、より自信につながりました!!
→反面、ところどころで『ご都合主義的展開』や、『読者が期待している展開を悪い意味で裏切ってしまっている』と感じさせてしまったところについては、もうちょっと『想像力』を以てして、「読んでいるひとの気持ちによりそう」必要があるなぁと、自分の弱点に気づくことができました!!
>・作者様はきっと「ネタを挟まないと死んじゃう病」です(褒めてる)。
……よくぞ気づきましたねッ!! 明日病院行ってきますッ!!(ぴゅ~っ
……ヤババ、めっちゃ長くなっちゃった。
今回、この企画に参加させて頂いて、
高田さんから頂いた考察を読んで……
――『客観性』というフィルターを以てして、
『高田さん』という『主観』が、……表面に囚われることなく、物語の軸の部分を丁寧に『抽出』していく――
そんな印象を受けました!
繰り返しになっちまいますが、
自分の拙い文章と『本気で向き合ってくださって』、
……ほんっっっっっとーーーーーーに!!! ありがとうございますっっ!!!
これからも、【色眼ノ使命】は続いて行きますし、自分はカクヨムに生息している人種です故、なにかありましたらゼヒゼヒそのときはよろしくお願いいたしますっ♪
作者からの返信
>どんだけ『本気』なんですか!?
自分が生み出したかのように、愛情をもって読ませて頂いております。
そして今回、音乃さんに「本気」と言われて
「あぁ、確かに今自分、超本気だ」
と気づかされました。夢中で読んでいるので、本気と言う言葉が胸に刺さます。
>※ちなみに、自分はこの考察を読んで、1ミリも不快になりませんでした!
これはめちゃくちゃありがたいお言葉なのです……
今回も、勿論第一回の時も、今読んでいる作品も「これ言いすぎなんじゃないかな……気分害されないかな」
と常に不安です。でも作品の為と思って勇気をもって掲載させて頂いてます。
逆に「ここの分析はちょっと違うぜ」と思う所があればバシバシご指摘願いたいです。私のやっている事が正解か自己満足か考察するきっかけになりますので。
>※頂いた考察の中で、「……うっわぁ! そんなところまで『読み取ってくれたのッ!?』と、めっちゃ嬉しい箇所がいっぱいありつつ、「……あ、そ、そこは違うんです……、伝達力低すぎでゴメンナサイゴメンナサイ」というポイントも幾つかあったのですが、
阿呆みたいに深読みするのが好きなので、書かなくて良い事まで書いた気がしますが、どうしてもお伝えしたかったので載せてしまいました。
(私が違った解釈をしていても結果「そっちか~!」と良い意味で裏切られるので、それはそれで楽しい)
>ちなみに、私がこの作品で一番好きなのは不知火です(どうでもいい)。
>これが何気に一番嬉しかったりしますw
正直ドストライクです。書評にも載せましたがデート時の「えへへ」でバッタースリーアウトチェンジでした(意味不明)。
>『客観性』というフィルターを以てして、『高田さん』という『主観』が、……表面に囚われることなく、物語の軸の部分を丁寧に『抽出』していく
書籍にもあるのですが物語の文法と言う物があり、ほぼ全ての物語に当てはめる事が出来るので、それと作品を見比べながら読んでいく為正にその通りだと思います。私も物書きの端くれなのでどうしても主観が入ってしまうのがまだまだ修行が足らんと感じています。
漫画の編集者が漫画を描けないように、高田はこれだけ偉そうな事を言いつつ大した作品を書けていないのはお恥ずかしい限りです……(自作を今見返すと穴だらけで雑過ぎるし、面白くないと感じているので)
――――――――――――――――――
こんなにたくさんのコメントありがとうございました。
第二回目にして「これで良いのかな……」とちょっと弱気になっていたので、勇気と「自分を信じる」と言う信念を再確認できた気がします。感謝してます。
第二回目が音乃さんの作品で本当に良かった。
出会うべくして、出会った気がします。
もしかしたらくじけていたかもしれないので……
色目族の今後の物語、楽しみにしています。企画の合間を縫って見に行きますね。
不知火は出てきますよね?(しつこい)
追伸、一つ書き忘れていたのですが毎回サブタイトルがエモすぎます。音乃さん詩人の才があるみたいなので、根っからの物書きなのだと思いました。
第1回 こちら異世界ウィルス堂 烏川 ハル 様への応援コメント
詳しい分析、ありがとうございました。
この作品は、ウイルスをネタにした小説としては4作目なのですが、1作目(カクヨムに投稿した順番としては3作目)において「ウイルスをテーマにした異世界ファンタジーなのに、途中から普通の冒険小説的要素が強くなった」という反省があり、最初から「今度は話を膨らませずに焦点を絞って書こう」という意図がありました。今にして思えば、今回の企画に参加させていただくには異色な作品かもしれず、少し申し訳なく感じています。
今回の分析を読んで、この『以前の作品の反省を踏まえて』というのが、吉と出たり凶と出たりしているように思いました(ほとんどは『凶』の方ですが)。
まず『1、物語の総論』でご指摘ただいた点。主人公のキャラクターとしての肉付けに関しては、焦点を絞ろうとしたが故の失敗だったと反省しています。切り捨ててはいけない部分を切り捨ててしまったのですね。同時に、そうやってキャラを掘り下げるようなイベントを考えることで、続編やシリーズ化も可能かもしれない、と前向きに捉えてみました。
転生設定に関しては、上述の『以前の作品』に少し引っ張られたかもしれません。「万能感のある異世界転生ではなく、ごく一部の知識しかアドバンテージにならないような転生者を描きたい」というところから私の投稿活動はスタートしていたので、この作品でも何も考えずに転生者を導入してしまいました。とはいえ、知識レベルの違う人間を二人登場させる上で、転生者と現地人という立場の違いは書きやすく、これを両方とも現地人として書くのは自分には難しいな、とも感じています。
また『キャラクターが淡々と会話を繰り返すだけでは読者は飽きてしまう可能性が高い』というのは、ごもっともです。自分なりに細かい仕草などを入れたつもりだったのですが、まだ足りなかったというのを思い知らされました。同時に、『3、作品の強み(弱み)や個性だと思う所(主観多め)及びまとめ』において、全編通して女の子が所作が可愛い、と言っていただけたことで「不十分ではあったが方向性は間違っていなかったかもしれない」とも思えました(会話劇では読者が飽きる、と考えたが故に、自分では苦手と認識している「キャラ描写」を頑張りました。『作者様は女性の可愛らしい仕草を頭で想像して、文に起こすのがとても巧みです』と言っていただけたのは望外の喜びです。少しは弱点が克服できたのかな、と思えました)。
続いて『2、各論』。細かく書いていただき、本当にありがとうございます。具体的にレスすると長くなるので、それはやめておきますが……。やはり痛感するのは、構成的な失敗ですね。客の登場シーンまでが長すぎたのは薄々わかっており、頭でっかち感がありながら「でも書いておかないといけないことが多くて……」と、自分に言い訳しながら書いていたような気がします。それでいて、ウイルス学的な説明や世界観の設定など、取捨選択したつもりが切り捨て方を間違っていたり、説明の仕方が悪かったり、というのを気付かされました。少しの説明不足や説明の仕方が問題の点は、今からでも修正できるので、そのうち手を加えようと思います。
長くなりましたが(と言いつつ、このレスでも冒頭が長くなってしまい本論が短く、頭でっかちな感じがあるのですが)、貴重なご意見、本当にありがとうございました。この作品を手直しする上で、また今後の創作活動において、役立てて行こうと思います。
作者からの返信
過去の経験から色々な考慮を成された上での作品だったのですね。
何も知らずとやかく言ってしまいましたが、一個人の意見なので、参考程度に。
記事にも書きましたがターゲットにより私の評価をどう受け止めるかが変わってくると思いますので、そこは上手く消化して頂けると助かります。
本当はもっと突っ込んだ所まで書こうと思ったのですが、さすがに主観が入りすぎてしまうし、意味がないと思うのでやめておきました。
自分なりに「ウィルス堂」が更に面白くなるにはどうしたらいいか、必死に悩んだつもりです(勿論今でも十分面白いのですが)。
本当にこういう試みは初めてで、もしめちゃくちゃ怒られたらどうしよう……とビクビクしていましたが、多少なり参考になれば幸いです。
ご参加本当にありがとうございました!
第24回 Evil Revenger 復讐の女魔導士 ─兄妹はすれ違い、憎み合い、やがて殺し合う─ / MST様 後編への応援コメント
お返事が大変遅くなりました(汗)
とても嬉しい書評をありがとうございます!
殆どべた褒めじゃございませんか! 読んでいてニヤニヤが止まりませんでした(笑)
このお話は元々、兄ヴィレントを主人公にした魔王軍との戦記物のプロットを、途中で行方知れずになって終盤で敵となって登場する妹チェントの視点で練り直したものだったりします。
その結果、妹チェントの知らない情報や話の裏側は徹底排除することで、テンポ良く話を進められるようになりました。
その分、兄やスキルドの内面を詳しく語ることが難しくなりましたが、トータルではプラスに働いた部分の方が多いと思っています。
>これは完全に主観なんですけど、『マルドゥックスクランブル』と言う作品
>(アニメではなく漫画の方)の主人公っぽかったです(知らなかったらごめんなさい)。
自分は最後まで見たのはアニメの方で、漫画は月間連載時に一部に触れただけなのですが、おっしゃっていることは何となくわかる気がします(笑)
>一応最初はヴァージン型主人公。ご存知かもしれませんが、
>ヒーロー型みたいに主人公が誰かに何かをする話ではなく
>自己実現をメインとする話です(シンデレラとか)。
自分は物語の舞台に関わらず、主要人物をヒーローではなく人間臭い弱い人物にしたがる人なので、割と自動的にヴァージン型主人公になってしまっていると思います。
>題材自体がハッピーエンド向けじゃないので定石とは外れて
>そう言う結末には至りませんでしたがそこに作者様の創意工夫を感じられます。
>挑戦的でしかもちゃんと面白いのが凄い。
テーマを貫く以上にちゃんと読み物として面白い物を目指して書いたので、そのように言って頂けるととても嬉しいです!
>この辺で少しだけ兄の葛藤を深掘れると後半の兄の悩みが受け入れやすくなるのかな
>と考えます。またその時に記載しますが、兄の母を重ねた重圧がちょっと唐突すぎる
>感じがあったので、この辺でケアできると丁度良いように見えました。
一人称ゆえに兄の内面の葛藤は直接描写できず、対極的な側にいるチェントの視点から露骨な仕草が見え過ぎると、何も気づかない彼女が鈍感すぎることになってしまうというジレンマが上手く満たせなかった部分ですね(汗)
後はヴィレントが人に弱みを見せたがらない(隠れて苦しむ)タイプだったこともあり、前振りを上手く挟むタイミングを設けられませんでした。
中々、悩ましい部分だと思っています。
>ただ面白いのはチェント負けるな!という思いとシルフィの意見もちょっとわかる、
>いつまでグズグズしてんねんと言う相反する思いがぶつかって読んでいて
>とても面白いところでした。読者の感情誘導が上手い所。
私としては、どちらの言い分もわかるというのがまさに誘導したかったところでした!
ですが、この部分は特に読者さんによって、チェント寄り、シルフィ(&兄)寄りとで肩入れ具合が大きく分かれた部分でもありましたね(笑)
>ここは凄く勿体ない所ですよ奥さん!(誰)
>このキャラは物語の丁度良い不安要素なのです。例えば絶対に上手く行く!
>とか言う時にルンフェンスを出して妨害させるとか、
>彼はとにかく美味しい立ち位置のキャラです。
ルンフェスは持て余しそうで、すぐに退場させてしまいましたね。
ヴィレントが魔王を倒すプロットが根底にあったせいもあり、前座に過ぎないチェントは余力を残して倒す力があるということが動かせず、ルンフェスが介入する余地が作れそうにありませんでした。
この部分を動かせなかったのは、元主人公であるヴィレントへの思い入れを捨てられなかった故かもしれません(笑)
>「なんだ、こいつは!?」
>「なんだ、あれは!?」
>(少し後の方で)「なんだ、あれは!?」
想像を超える強さの敵と遭遇した時に「なんだ、こいつは!?」と叫ばせてしまう癖があるようです(苦笑)
この辺はもっとバリエーションを増やさないとですね。
>それはそうとスキルドも主人公にできるレベルで彼のキャラは立ってますね。
>最初はただの拠り所要因として出て来たのかな~程度の認識だったのですが、
>よく考えると彼自身の人生もかなり波乱万丈です。
>チェントに対しての想いもかなり複雑だったと思います。
スキルドは作者的にも感情移入して書いた、愛着あるキャラです!
好きな子が目の前で攫われても何もできなかった彼は、悔しさをバネに必死にここまでやってきたわけですが、報われることはありませんでした(笑)
チェントが「ネモが死んだから代わりにスキルドで」となるような姿は全く思い浮かべられなかったので、どうあっても彼の望む未来は手に入らなかったわけですね。哀れ。
>こういった物語に求める事ではないような気もしますが、
>予想を裏切る展開が少なかったかもと言う惜しい思いはありました。
>えっ!?そうなっちゃうの!?マジでえええええ?!?(下品)
>みたいなのがあるともっと楽しめたかなと(よりエンタメ向けに媚びを売る場合の話)
私的にも、楽しんで読める小説を書きたいと思っておりますので、現状に満足せずにより楽しめるにはどうすればよいのかは、考え続けていきたいと思っております!
他に褒めて頂いた中にも、狙って書いた箇所、たまたまそうなった箇所、色々混ざっております。
特にたまたまそうなった箇所は、今後は意識して書いていけるようになれば、一歩前進できると思っております!
ご指摘をいただいた箇所も、これまで気に留めなかった部分が色々ございましたので、次に書く物語では意識していければと思います!
この度はどうもありがとうございました!
これを励みに今後の執筆も頑張りたいと思います!
作者からの返信
今書評を読み返したら誤字脱字めっちゃ多くて焦りました、すみません……。
MSTさんまだイビリベしか投稿してないみたいなので(ですよね?)、別の作品も見てみたいですね。
是非読みに参ります(フォローした)。
重ね重ね、企画のご参加ありがとうございました。
お互い頑張りやしょう!