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2020年3月30日 22:01
すんごい書評ありがとうございます!こんなに読み込んでいただき感激の至りです。>総論そうか、こいつ純文学だったんですね←元は一般文芸のホラー部門の公募に出したものでした。結果は………ほら(ホラーだけに)、ネットに公開している時点で、お察しというか………………ジャンルは中々難しいです。いつもどこかに逸れてしまいます。『描写で釣って(前半)、テーマで殴る(後半)』がコンセプトだったので、評価いただけてうれしいです。人を引き込むのは難しいですね。>物語の構成について実はプロローグとエピローグの部分、最初はありませんでした。肉付けからの削ぎ落しを初めて試してみたのですが、その分文字数が足りなくなってしまって………雰囲気だけで付け足しちゃいました←ご指摘頂いた通り、主人公が自分でなんとかするのは搭までとっておきました。今考えるとのっぺらぼう辺りでもう一歩前に進めさせてもよかったかもしれません。神話の構造とか全く知りませんでしたので勉強になります。そうか、こいつ神話だったんですね←でも、なんとなく意識して書いていた部分もちらほらあります。色んな本を読んでいると、こういう原型的な部分が刷り込まれているみたいです。>主人公について不思議世界への神隠しなので、内面描写には意図的に偏らせました。ユメの名前は母親からの刷り込み(催眠?)、お守りはコンテナに匿われたときにお姉ちゃんから、搭へはこの世界から逃げたい→新しい世界に踏み出したいみたいな感じでした。ここら辺はもう少し描写を増やすべきだったかなと反省です。どうせ文字数足りていなかったのに←>各キャラの役割についてもうここはおっしゃる通りです。キャラの数は極限まで減らしました。七不思議を三不思議くらいにしても良かったくらいです←赦さないルートは普通に真っ二つ(物理)で終わってしまいそうです。>よるのまちこうして見返してみると、他の描写でまだまだ盛れそうでしたね。意味深長でありそうで実は何もない文字数稼(ry>ゆうぐれ、かえりみちこの辺は色々とそれっぽいことを書いています。不穏で、なにかありそうな、そんな雰囲気を目指しました。二週目で一番おススメしたい箇所です。このころから卑劣仮面は妨害工作に必死です。>くらやみ、つうがくろこの辺は地味な箇所なので、地味な描写で味付けしました。ジブリでありそうな足ジーンとかです。お母さんは過保護お化けなので、自分から離れていかなければ助けまくっちゃいます。自分から離れていかなければ。昔、道に落ちていたシジュウカラを拾って飼っていたことがあります。ヒナのモデルです。餌に近所の林からゲジを捕まえていました。それだけです←でもゴキブリやクモみたいな筆頭お約束は避けるようにしていました。成長できなくて蠢いている毛虫にすればよかったですね。採用したい←>たんけん、よるのがっこう色はなんでも良かったんです。好きな色、拘りのある色さえあれば。工場のシーンが書きたかったので、色であることは必須でした。ハサミは自分で、靴はお姉ちゃんだから、服もなにかあった方が良かったかもしれません。お母さんから貰った赤い服、汚れたのでポイ捨てとか。勝利は小学生特有の謎ですが、あれはまだ汚れていなかった頃の作品です。無邪気な思い付きでそんなこと書いている時期もあったわけですね。七不思議については、主人公が敵っぽいと思うのは敵に、味方っぽいと思うものが味方に回っています。あの子のよるのまちなので、イメージに左右されるところが大きいです。私も後編に続きます!←
作者からの返信
うおおおおお!本当に解説して頂けるとは!ありがとうございます!>神話の構造とか全く知りませんでしたので勉強になります。アレだけ完璧に合致するのに……マジですか……?確かに、構造は知らないけど感覚で作ってしまう方は稀にいらっしゃいます。が、ここまで完璧に網羅している作品は本当に少ないと思います。主人公の欲しいものが達成されて、終わってしまう事が殆どです(この作品で言えば塔を登り切って、個性を思い出して終わり。と言う感じ)参考文献によれば村上春樹さえ初期はこの構造を理解していなかったらしいです。そう言う意味で、ビトさんヤバくないですか?(語彙力)>ユメの名前は母親からの刷り込みん~なるほど。全く気付けませんでした。「夢漏れの小径」最大の一つとも言っていい謎が一つ解けました。>餌に近所の林からゲジを捕まえていました。つよい(確信)えっ、素手で?(困惑)>勝利は小学生特有の謎ですが、あれはまだ汚れていなかった頃の作品です。無邪気な思い付きでそんなこと書いている時期もあったわけですね。しまった、ここは深読みしすぎましたね。どうも最近シナリオの勉強をしたせいで「全てに意味がないといけない病」にかかってしまったらしい……。
すんごい書評ありがとうございます!
こんなに読み込んでいただき感激の至りです。
>総論
そうか、こいつ純文学だったんですね←
元は一般文芸のホラー部門の公募に出したものでした。
結果は………ほら(ホラーだけに)、ネットに公開している時点で、お察しというか………………
ジャンルは中々難しいです。
いつもどこかに逸れてしまいます。
『描写で釣って(前半)、テーマで殴る(後半)』がコンセプトだったので、評価いただけてうれしいです。
人を引き込むのは難しいですね。
>物語の構成について
実はプロローグとエピローグの部分、最初はありませんでした。
肉付けからの削ぎ落しを初めて試してみたのですが、その分文字数が足りなくなってしまって………雰囲気だけで付け足しちゃいました←
ご指摘頂いた通り、主人公が自分でなんとかするのは搭までとっておきました。
今考えるとのっぺらぼう辺りでもう一歩前に進めさせてもよかったかもしれません。
神話の構造とか全く知りませんでしたので勉強になります。
そうか、こいつ神話だったんですね←
でも、なんとなく意識して書いていた部分もちらほらあります。
色んな本を読んでいると、こういう原型的な部分が刷り込まれているみたいです。
>主人公について
不思議世界への神隠しなので、内面描写には意図的に偏らせました。
ユメの名前は母親からの刷り込み(催眠?)、
お守りはコンテナに匿われたときにお姉ちゃんから、
搭へはこの世界から逃げたい→新しい世界に踏み出したい
みたいな感じでした。
ここら辺はもう少し描写を増やすべきだったかなと反省です。
どうせ文字数足りていなかったのに←
>各キャラの役割について
もうここはおっしゃる通りです。
キャラの数は極限まで減らしました。
七不思議を三不思議くらいにしても良かったくらいです←
赦さないルートは普通に真っ二つ(物理)で終わってしまいそうです。
>よるのまち
こうして見返してみると、他の描写でまだまだ盛れそうでしたね。
意味深長でありそうで実は何もない文字数稼(ry
>ゆうぐれ、かえりみち
この辺は色々とそれっぽいことを書いています。
不穏で、なにかありそうな、そんな雰囲気を目指しました。
二週目で一番おススメしたい箇所です。
このころから卑劣仮面は妨害工作に必死です。
>くらやみ、つうがくろ
この辺は地味な箇所なので、地味な描写で味付けしました。
ジブリでありそうな足ジーンとかです。
お母さんは過保護お化けなので、自分から離れていかなければ助けまくっちゃいます。自分から離れていかなければ。
昔、道に落ちていたシジュウカラを拾って飼っていたことがあります。
ヒナのモデルです。餌に近所の林からゲジを捕まえていました。
それだけです←
でもゴキブリやクモみたいな筆頭お約束は避けるようにしていました。
成長できなくて蠢いている毛虫にすればよかったですね。採用したい←
>たんけん、よるのがっこう
色はなんでも良かったんです。好きな色、拘りのある色さえあれば。
工場のシーンが書きたかったので、色であることは必須でした。
ハサミは自分で、靴はお姉ちゃんだから、服もなにかあった方が良かったかもしれません。
お母さんから貰った赤い服、汚れたのでポイ捨てとか。
勝利は小学生特有の謎ですが、あれはまだ汚れていなかった頃の作品です。
無邪気な思い付きでそんなこと書いている時期もあったわけですね。
七不思議については、主人公が敵っぽいと思うのは敵に、味方っぽいと思うものが味方に回っています。
あの子のよるのまちなので、イメージに左右されるところが大きいです。
私も後編に続きます!←
作者からの返信
うおおおおお!本当に解説して頂けるとは!
ありがとうございます!
>神話の構造とか全く知りませんでしたので勉強になります。
アレだけ完璧に合致するのに……マジですか……?
確かに、構造は知らないけど感覚で作ってしまう方は稀にいらっしゃいます。
が、ここまで完璧に網羅している作品は本当に少ないと思います。主人公の欲しいものが達成されて、終わってしまう事が殆どです(この作品で言えば塔を登り切って、個性を思い出して終わり。と言う感じ)
参考文献によれば村上春樹さえ初期はこの構造を理解していなかったらしいです。そう言う意味で、ビトさんヤバくないですか?(語彙力)
>ユメの名前は母親からの刷り込み
ん~なるほど。全く気付けませんでした。「夢漏れの小径」最大の一つとも言っていい謎が一つ解けました。
>餌に近所の林からゲジを捕まえていました。
つよい(確信)
えっ、素手で?(困惑)
>勝利は小学生特有の謎ですが、あれはまだ汚れていなかった頃の作品です。無邪気な思い付きでそんなこと書いている時期もあったわけですね。
しまった、ここは深読みしすぎましたね。
どうも最近シナリオの勉強をしたせいで「全てに意味がないといけない病」にかかってしまったらしい……。