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2020年3月21日 12:54
企画に参加させて頂きました、なはこと申します。この度は、素晴らしい書評を頂戴し、感激しております!蟲師と夏目友人帳の影響はゴリゴリに受けております。両方とも大好きです。スタートラインが蟲師のような和風物を書きたい!でしたので、ちょっと意識しすぎて主人公の設定が似すぎてしまったかもしれません。気になる人は気になると思うので、ちょっと性格を変えてみようか、とか洋服着ている人物をモブでもいいから少し増やそうかとか考えている次第です。結末についてですが、今作は読んでくださった方に〝毒〟を残したいという思いで筆を走らせたのですが、それを意識するあまり、拙い面の目立つ作品となってしまいました。ご指摘を読む度「確かに!」と納得する事ばかりで、読者の目線に立たず主観的に作品を書いてしまった自分を反省するばかりです。参考文献として挙げられている『シナリオの基礎技術』は、私も愛用しているのですが……もう一度頭から読み直して勉強しなおしてまいります!伏線回収についても意識はしていたのですが、投げっぱなしジャーマンになっている部分にご指摘を受けて初めて気付くということもありましたので、猛省中です。特にハルのポッと出感は絶対に直さなければなりませんね。こちらこそ伏線を丁寧に張って回収していくべきでした。ハルに関するご指摘を読んだ瞬間、叫び声を上げながら、部屋をのたうち回りたくなりました。特にバッドエンドと悲劇の違いについて大変感銘を受けました。単純且つ唐突なバッドエンドになってしまっているのは、やはり毒を残したい一心だけで書き進めた結果かもしれません本作を下敷きにした新作を書き、新人賞に応募しようと考えておりましたので、ご指摘くださった事を糧にして、バッドエンドではなく〝悲劇〟あるいは切なさの少し残る〝ハッピーエンド〟を目指し、新作として改めて練り上げたいと思います。改めて素敵な書評を頂戴しまして、ありがとうございました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。>蟲師と夏目友人帳の影響はゴリゴリに受けております。私も原作は大好きで昔ドハマりした口なので、意識していそうな個所を見つけるたびにニヤニヤしながら読ませていただきました。>洋服着ている人物をモブでもいいから少し増やそうかとか考えている次第です。そう言えばハルは洋服でしたね。物語通して和洋折衷な雰囲気も好みでした。>『シナリオの基礎技術』は、私も愛用しているのですが……あ、そうだったのですね……と言う事は釈迦に説法な部分が多くあったと思います。なんだか申し訳ないです……。この企画の主な分析は参考書籍の「ストーリーメーカー」を多用しがちなのですが、個人的に一番影響を受けたのは「シナリオの基礎技術」です。人生で初めてシナリオに対する美しさや整合性を叩きつけられた運命の本でした。>特にバッドエンドと悲劇の違いについて大変感銘を受けました。この辺りは私も曖昧な考えだったのですが「人狩り」を拝見し、色々と考えさせられました。悲劇については未だに明確な言語化は出来ませんが、かなり区別はつくようになった気がします。この度は企画にご参加いただき本当にありがとうございました。拙い書評を出した身として、新人賞にて「人狩り」が受賞する事をささやかながら応援しております。
企画に参加させて頂きました、なはこと申します。
この度は、素晴らしい書評を頂戴し、感激しております!
蟲師と夏目友人帳の影響はゴリゴリに受けております。両方とも大好きです。
スタートラインが蟲師のような和風物を書きたい!でしたので、ちょっと意識しすぎて主人公の設定が似すぎてしまったかもしれません。
気になる人は気になると思うので、ちょっと性格を変えてみようか、とか洋服着ている人物をモブでもいいから少し増やそうかとか考えている次第です。
結末についてですが、今作は読んでくださった方に〝毒〟を残したいという思いで筆を走らせたのですが、それを意識するあまり、拙い面の目立つ作品となってしまいました。
ご指摘を読む度「確かに!」と納得する事ばかりで、読者の目線に立たず主観的に作品を書いてしまった自分を反省するばかりです。
参考文献として挙げられている『シナリオの基礎技術』は、私も愛用しているのですが……もう一度頭から読み直して勉強しなおしてまいります!
伏線回収についても意識はしていたのですが、投げっぱなしジャーマンになっている部分にご指摘を受けて初めて気付くということもありましたので、猛省中です。
特にハルのポッと出感は絶対に直さなければなりませんね。こちらこそ伏線を丁寧に張って回収していくべきでした。
ハルに関するご指摘を読んだ瞬間、叫び声を上げながら、部屋をのたうち回りたくなりました。
特にバッドエンドと悲劇の違いについて大変感銘を受けました。
単純且つ唐突なバッドエンドになってしまっているのは、やはり毒を残したい一心だけで書き進めた結果かもしれません
本作を下敷きにした新作を書き、新人賞に応募しようと考えておりましたので、ご指摘くださった事を糧にして、バッドエンドではなく〝悲劇〟あるいは切なさの少し残る〝ハッピーエンド〟を目指し、新作として改めて練り上げたいと思います。
改めて素敵な書評を頂戴しまして、ありがとうございました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
>蟲師と夏目友人帳の影響はゴリゴリに受けております。
私も原作は大好きで昔ドハマりした口なので、意識していそうな個所を見つけるたびにニヤニヤしながら読ませていただきました。
>洋服着ている人物をモブでもいいから少し増やそうかとか考えている次第です。
そう言えばハルは洋服でしたね。物語通して和洋折衷な雰囲気も好みでした。
>『シナリオの基礎技術』は、私も愛用しているのですが……
あ、そうだったのですね……と言う事は釈迦に説法な部分が多くあったと思います。なんだか申し訳ないです……。
この企画の主な分析は参考書籍の「ストーリーメーカー」を多用しがちなのですが、個人的に一番影響を受けたのは「シナリオの基礎技術」です。
人生で初めてシナリオに対する美しさや整合性を叩きつけられた運命の本でした。
>特にバッドエンドと悲劇の違いについて大変感銘を受けました。
この辺りは私も曖昧な考えだったのですが「人狩り」を拝見し、色々と考えさせられました。悲劇については未だに明確な言語化は出来ませんが、かなり区別はつくようになった気がします。
この度は企画にご参加いただき本当にありがとうございました。
拙い書評を出した身として、新人賞にて「人狩り」が受賞する事をささやかながら応援しております。