概要
家族というのは、何をもって家族になるんだと思う?
雪に覆われた冬の街で、白銀の姫は今も眠っている。
ミトラと呼ばれる不思議な生き物が跋扈する世界。そこへ迷い込んだ男子高校生 零夜は、旅人のキヤ、遊牧民族の少女ティエラと共に異世界を旅していた。
雪の中に倒れる女性を助け、一行は冬の街の昏い歴史を知る。隔絶された六十年の果てに紡がれる、ある家族の愛の物語。
良いことも悪いことも、すべてを旅装に染み込ませながら、彼らは今日も旅をする。たぶん、明日も。
シリーズ本編『不可説のミトラ』はこちら
【https://kakuyomu.jp/works/1177354054893260838】
カクヨム「白銀の異世界4選」選出
エブリスタ「中編小説特集」掲載
ミトラと呼ばれる不思議な生き物が跋扈する世界。そこへ迷い込んだ男子高校生 零夜は、旅人のキヤ、遊牧民族の少女ティエラと共に異世界を旅していた。
雪の中に倒れる女性を助け、一行は冬の街の昏い歴史を知る。隔絶された六十年の果てに紡がれる、ある家族の愛の物語。
良いことも悪いことも、すべてを旅装に染み込ませながら、彼らは今日も旅をする。たぶん、明日も。
シリーズ本編『不可説のミトラ』はこちら
【https://kakuyomu.jp/works/1177354054893260838】
カクヨム「白銀の異世界4選」選出
エブリスタ「中編小説特集」掲載
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!血のつながりがなくても家族は家族
不思議な生物ミトラのいる世界で、主人公ら三人は旅の途中、雪の中で女性を助ける。彼女は街を守る為に犠牲になったはずの人物だった。女性が地上に現れた理由には、ミトラとの絆があって――。
ミトラという謎の生き物の設定がいい。ホッカイロになったり、冬をもたらしたり。主人公だけがミトラと言葉を交わせるのというのもいい。こういう不思議な生き物が起こす事件にまつわる作品、大好物です。
愛しているからこそ一緒にいたいし、愛しているからこそ幸せでいて欲しい。それは家族愛でも同じなのだと思わされる作品。
シリーズ物ですが、この作品から読んでも全く違和感はなく、シリーズの他の作品も読みたくなりました。…続きを読む