「探していたものは見つかりましたか」と、太陽に捧ぐ。

あとがき

　この小説は、N岡さんの企画、「Twitter連動企画【#リプで来た要素を全部詰め込んだ小説を書く】」に参加するために書いたものです。

　ツイッターで言葉を提案してくださった方、ありがとうございました。

　皆さまのセンスのいい言葉選びのおかげで、どのワードも物語に欠かせないものとなりました。

　では、ちょいとワードの紹介を。

　・夜

　魔女と少年が出会う時間帯となりました。

　あとは、魔女の力が弱まる時間。つまり、“魔女”が“私”になる時間。

　うん、設定は良かったね。描写で表せたかどうかは謎だけど。

　・明け方

　夜に関連して、提案してくださったので、できるだけ繋がりを出したかったけど、どうだろう？不発に終わった気がする。

　魔女の存在が弱まるわずかな時間帯です。

　・しあわせ

“しあわせ”という題材を大事にしている、私の大好きなウェブ作家さんが提案してくださいました。

　しあわせって難しいなぁと思いながら書いていたら、いつの間にかテーマになってました。

　魔女の探しているもの、という扱いですが、少年の“しあわせ”についても描かれてます。

　・魔女

　私が魔女好きということを知っている方が提案してくださいました。ありがとうございます。お陰で書きやすかったです。

　魔女はヒロインとなりました。敬語の狂った魔女。好きなんです。

　・都

『都は難しいので、人名にします』と宣言した通りになりました。

　ですが、途中で妄想が広がって、魔女の本名とカタカナですが、魔女の異名にも使わせていただきました。

　・ガラス

　魔女が自傷行為をしているもの、少年が魔女を殺したもの、とキーアイテムになりました。

　ガラスってすごいね。

　・童貞殺しの瞳

　これが曲者。どうやって使うか悩みました。

　結局、魔女の能力でおさまりました。

　かっこよく使ってあげたかったんですが、不発に終わりました。

　この設定から、この話のラストが生まれました。

　この言葉たちがなかったら、この小説は書けてません。

　我ながら、どのワードも上手く使ったなぁと思います。

　最後に。

　読んでくださったみなさん、ありがとうございました！