第5回カクヨムコンのランキング作品に短文感想を付けていく吸血鬼と謎の女に会った話

作者さんの分身たる主人公が、謎の邪悪キャラクターに作品を支配され、作者さんが思ってもいない感想をムリヤリ書かされる作品です。
実話ですが、立教大学の教授様が「あの私のツィートはアカウントを乗っ取られたものだ」と述べたことがあるそうです。なるほど、こういう恐ろしいことは良くあるものと思われます。
私もときどき書いた覚えの無い書き込みで、非難されることがあります！
私も注意しよう！と思うかたと、フランクな作品感想を求めているかたにオススメ。
22読／22完にてレビュー。

なお、「ひとこと紹介」のパクリ元は、「世界の中心で、愛をさけぶ(2001)」のパクリ元の、「新世紀エヴァンゲリオン(1995…続きを読む

一般読者目線でランキング上位作品に感想がつけられていくのですが、喩えが上手いんです！
例えば、
「スマホアプリで言うと、地図アプリみたいな話だな。経由地と目的地、移動手段を入れてルート検索するやつ」

こんな刺激的な一文の後に、
「吸血鬼は少し考えてそう言った。
全然わからないけど、スマホの地図はすげー便利だし、僕も結構使う」
という風に続く。この他人事のような宙ぶらりんの感想が絶妙に心の隙間に刺さるんですよ！

名前は知ってるランキング上位作品を、読んだ事のありなしに関係なく、面白おかしく説明してくれます。5分で読めるので、ぜひ。