ええーいバカバカしい

 何故俺はこんな連中に付き合っているんだろう、と自問自答することがある。明確な答は出ず、代わりに生温い連帯感のようなものだけが残る。で、その連帯感もどきに自己嫌悪しつつもまた付き合い続ける。
 まあ、こんなバカ共に真剣な考察をするだけ時間の無駄だが、ところどころに出てくるヒャッハー……ではない、世紀末……でもない、連中が勝手に味わっている終末感がバカバカしい悲哀を誘う。
 そんな作品も悪くないという感覚が湧いてくるのが口惜しい。
 必読本作。

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