福岡で小説を書いています。情景を書くライターでありたいひと。心象や情景の書きぶりから、そのイメージが脳裏にふわっと浮かんでくるような書き味を志しています。 …
個人的に静かな部屋で読むことをお勧めします。作中の人々のように耳栓をするのもいいかもしれません。とにかく、静かな状態で読んで欲しいのです。そんな状態で話を読み進めると、音が聴こえてくるはずです…続きを読む
『人類は音を聞くことができない』物語の最初から、ちょっとした違和感があった。まるで、何かを試されているような。五感のうちの一つである聴覚を奪われた人類。冒頭の言葉を借りれば、『147秒以上音…続きを読む
147秒以上、音を聴き続けると死んでしまう世界。その中で少年と少女がピアノを媒介にして紡がれる青春小説。私達の周りに普遍的に存在する音を題材に、もしも?の世界を構築した新しさ。独特の感性を持った…続きを読む
終わりの始まり。静かな音がそこにはある。音を文字だけで表現するのは難しい。しかし今作からは確かな音色が聴こえてくる。必見、必読ならぬ必聴。このレビューを見かけた方はぜひ今作が奏でる静謐で切な…続きを読む
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