気づいてしまった瞬間。そして気づいてもそれを口には出さず思考だけに留めようとする空気感。イイですね。ありがとうございます。
福岡で小説を書いています。 情景描写を好みます。 心象や情景の書きぶりから、そのイメージが脳裏にふわっと浮かんでくるような書き味を志しています。 いつか、「…
予定調和の物語が嫌い、という年頃、私にもありました。というか今も、若干その傾向があります。ハッピーエンド、大団円、めでたしめでたし――作者の脳内だけで組み上げられた「よくできた幸せなお話」。世に…続きを読む
作中にも出てくるアナログ時計。まさに、時を刻むようその秒針のような静かな作品でした。人との関係の間には言葉にしないことが山程ありますが、その中で言葉にしたことよりも大切なたくさんのものを絶妙に表…続きを読む
自分はバッドエンド至上主義者ですがこの物語を拝読して感じたのは『世の中は本当にハッピーエンドに満ちているのか?』という痛切な疑問だだっていままで、己のバッドエンド執筆に夢中でそんな…続きを読む
巷に流れる、ハッピーエンドでなければならないという風潮に疑問を持つ人におすすめ。答えを提示しないが悩ませてくれるはず。 同時に、バッドエンドしか書けない人にも何か考えるヒントがあるかも。
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