朝から昼間にかけて燦々と陽に照らされたアスファルト。それが夕立に当てられ、湿気った暑さに変わる。そんな夏の一風景が思い浮かんだ。この物語の主人公は、夕立の雨雲を随分と前から見ていたはずなのだ。夏の蒸し暑さは、ずっと纏わりついて逃れようが無い。
これが書きたい!とかじゃないんです これしか書けない……です
切ない……なんだけど甘い、けど胃が痛い。どっかで似たような経験があったかのように心苦しくもなり、けれどこれがまた良い。夏蜜柑食べてるみたいでした!ご馳走様でした♪
序盤は身長や隣り合う二人、通学路を使ってスピーディに二人の関係性を描写しながら、後半は指輪を使って主人公の初恋が終わりゆく……いや、萎みはじめる様子が丁寧に描かれています。約1900字と言う短い…続きを読む
「幼い恋」それだけだったのが、いつのまにか本当の恋に変わっていた。だけれど、結ばれない時もあるのが恋愛の残酷な所で、胸に仕舞い込んでいた思春期の時代を少し思いださせる、少し、切なくて、甘く響く物…続きを読む
少年から青年へと成長していく主人公がずっと抱えていた恋心やそれに対する葛藤を描いた作品。主人公が見た情景が余韻と共に残る、素敵なお話です。
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