もしも自分が同じテーマで小説を書くのだとしたら──そう考えると、スマホを落としそうになりました。理由はとても陳腐な物語になるはずだからです。 ところがこの物語がありきたりなものになっていないのは、作者さんの巧みな表現方法のおかげでしょう。「指に──」といった箇所は、本来ならアレのこと書きたくなります。が、あえて書かないことで、主人公の心情をうまく表せているように感じました。
ふらっと読みに来たら、いい作品に出会ってしまいました。大事な一言が発せない。私も経験があります。たぶん多くの人がしている経験。主人公に同調してしまう作品だと思います。刺さります。
人を思う気持ち。でも叶わない。だけど、相手を傷つけたくないから、強要しない。そんなせつない思い。
幼い頃に憧れた歳上のあのひと……。その背中を追って、いつまでも傍に居たい──そんな思い出が私にもあります。 片手で数えられる年の差も人生では大きな障害となり、恋を実らせるのを困難にする。初恋…続きを読む
とてもシンプルに、短く、それでいながら思春期の思考を上手く描いていてとても面白かった読んだあとには少しの苦しさすら覚えるような切ない感覚になれた
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