とてもシンプルに、短く、それでいながら思春期の思考を上手く描いていてとても面白かった読んだあとには少しの苦しさすら覚えるような切ない感覚になれた
レビューとかコメントとかしてます不快に思われたらすみません
序盤は身長や隣り合う二人、通学路を使ってスピーディに二人の関係性を描写しながら、後半は指輪を使って主人公の初恋が終わりゆく……いや、萎みはじめる様子が丁寧に描かれています。約1900字と言う短い…続きを読む
朝から昼間にかけて燦々と陽に照らされたアスファルト。それが夕立に当てられ、湿気った暑さに変わる。そんな夏の一風景が思い浮かんだ。この物語の主人公は、夕立の雨雲を随分と前から見ていたはずなの…続きを読む
もしも自分が同じテーマで小説を書くのだとしたら──そう考えると、スマホを落としそうになりました。理由はとても陳腐な物語になるはずだからです。 ところがこの物語がありきたりなものになっていないのは…続きを読む
少年から青年へと成長していく主人公がずっと抱えていた恋心やそれに対する葛藤を描いた作品。主人公が見た情景が余韻と共に残る、素敵なお話です。
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